ちゃりメラマンの画像展示館・ブログ別館

http://jp-yahiro1104.sakura.ne.jp/

ご協力のクリックよろしくお願いします！

いまだに余震が続いている状況ですが、
復興に向けて徐々に動き始めてきた感じがあります。
しかし、ちょっと気になっているのが
いまだに不通となっている小さな鉄道たちです。
ＪＲと違い、経営基盤が小さく、地方を走るこうした私鉄は
不通になっているだけではなく、
経営そのものが危機的状態にあります。

１枚目の画像は昨年の夏に行ってきた三陸鉄道の田老駅。
赤っぽい列車がＪＲから直通してきた列車で
右側が三陸鉄道の車両。
この田老は、津波に万全の対策を立てていた町であるにもかかわらず、
壊滅的な被害を受け、現在無料の震災救援列車が
北リアス線の一部区間で運行されています。
しかし、大船渡の盛駅を含む南リアス線はいまだに不通状態です。

２枚目は関東の鉄道ですが、茨城のひたちなか海浜鉄道。
この鉄道も不通で、バスによる代行運転になっています。
写真は２００４年に撮っているので、全身の茨城交通時代ですが。
３枚目はやはり茨城の鹿島臨海鉄道。
この鉄道も線路に大きな被害を受け、南側の路線が不通です。

関東までこれほどの影響が出ていることにも驚きましたが
これらの小さな私鉄はおそらく存続の危機に立っていると思います。
ともに震災被害地を走る鉄道、これを乗り越えて
ぜひ復活して、復興の一助となってほしいものです。