テーマ:生命保険について(974)
カテゴリ:ひとりごと
はっきりいって もう友人だとは思えない人が
生命保険のセールスレディをしている。 何年か前 いきなり連絡してきて 近所のファミレスで待ち合わせし 何枚かの主人用の保険設計書をだして これにした方がいいよと言った。 その保険は 終身で80歳まで 高い保険料を支払い続けなければいけない設計だったので 「60歳払い込み満了」で なおかつ 保険料が安くなければ無理と答えた。 その時 彼女は共通の友人の名前を出した。 「●●はさー 80歳までの保険に入っていたのね で乳がんになって もう保険料を払わなくて いいわけよ。すごいラッキーなのね。 だから 私は80歳まで保険料を支払うタイプしか お勧めできない。」 乳がん 初耳 ラッキーなわけない。 そんなセールストークしているのか・・ 本人は知っているのだろうか。 気がかりだった。 彼女は お金の愚痴 亡くなった実母の預金通帳を最後に託されたのは 自分だから 姉には渡さない。 子供が私立の大学に通っていて1年に何百万も おカネがかかる。 とか 面白おかしく噂話をして 「この仕事では若さが武器になるから 若返りたい」 といって 帰って行った。 30分くらいだった。 そして ファミレスのお代はもちろんワリカンだった。 高級車に乗って 毎年海外に行き ブランド品を身に付けた彼女は 私は対等に接してもらえないようだった。 その後とあるフィナンシャルプランナーの方と 時間をかけて主人がじっくり話しをきき 納得したうえで そちらの方の勧める保険に入った。 わけあって 3ヶ月くら両方の保険に入っておいた。 ある日 私は主人を連れて支店に行き 直接保険の解約をした。 セールスレディに電話させないでほしいといったが それは出来ませんというのが、その生保の答えだった。 何日か後 昼夜逆転で昼間寝ていた私に 彼女から電話がかかってきた。 「お金払えなくなっちゃったんだー」 「うん そうだよ」 「言ってくれれば相談にのったのに―」 「でも大丈夫 主人が○○生命さんの保険に入っているから 心配してくれなくても大丈夫だよ」 「あっそ また寝てたわけ?大変ねぇ」 そう言って電話は切れそれきりになった。 その後自分は良性腫瘍摘出の手術を受けた。 病名を誰かに言いたくなかったし 良性か悪性か病理にだして結果がわかるまで 激しく鬱だった。 結果は良性だったけれど・・ 生保レディの彼女が名前を出した友人は 乳がんだったわけで・・ それをセールストークに使われていると知ったら 傷つくだろうなっていうか病名言われたくない だろうなとその時つくづく思った。 きっと再発の不安を抱えて生きているだろうと思った。 伝えた方がいいのか 伝えない方がいいのか 今元気なのか 話がしたくなった。 電話をしてみた。 そこには明るい彼女の声があったけれど 病気のことは一切口にださなかった。 そして セールスレディの友人を とても信頼しているようだった。 ただ 毎年がん検診をしている話をしていた。 明日死んじゃっても もういいやって思えるくらい 頑張って生きてるんだって言ってた。 私はセールスレディの友人が セールストークに使っている話はしなかった。 本当はセールスレディの友人に 私から注意すべきだったのかもしれないけれど 連絡が取れない。 彼女の中で私は精神病で 工場労働者の旦那を事務をやっていると 嘘をつく人扱いだから 乳がんになった友人の旦那さんのことも 「工場勤めなんだって~」って言っていたので 彼女は職業差別がすごいのだ。 私は主人が工場勤めをしているのを恥じて 事務をやっていると言った覚えはなくて 事務だから事務って言ったつもりだったんだけど 主人は私にだけ嘘をついているのかもしれないね。 って思って否定しなかった。 20代を同じ会社で仲良く過ごした友人は 私を含めて結婚をして 会社を辞めて 年月がたつうちに まったく別の道を歩み 価値観が変わってしまった。 裏表のない性格の 頑張って生きていくと言った友人は いい歳のとりかたをしてきたんだなぁ。 すごいなぁと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 4, 2012 05:03:44 AM
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