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雨の中、上六ハイハイタウン近くを徐行していた。すると小さな交差点で、傘を差したおばさんが後ろ向きにふらつき転倒。僕の車からは30mくらい先での事だった。、ゆっくり近付く。 すると若い女性が通りかかり、おばさんに駆け寄った。 僕は彼女たちの横をゆっくり通り過ぎて、車を止めた。 実は9時に水道屋を現場によんでいて、急いでいた僕は、彼女が救急車を呼んでくれるだろうと思っていた。 が、彼女は携帯を取り出そうとはせず、抱き起こそうとしている。 しかも、軽くパニクっているように見えた。 すぐ車を降りて駆け寄った。 「大丈夫ですか? すぐに救急車、呼びますね」と声を掛ながら携帯で119をプッシュ、住所が書いてある建物と目印を探した。 すると若い女性が「クチカラ チガデテルデスヨ」と、少し片言の言葉で言った。 少しパニクって感じた理由は、すぐに解った。 おばさんの口元に目をやった。 吐血ではなさそうであった。 おそらく
転倒の際にぶつけたか、歯が当たったもののようだった。 コカ・コーラの配達用トラックが横を通り、車を止め、降りてきた。 雨の中傘も差さず。 「大丈夫ですか?」 と言いながら駆け寄ってきた。 僕は電話で119に場所と状況を伝えた。 配達の彼が男性なので、「すいません、雨でおばあさん、冷えてしまうので、そこの軒下まで移動するの手伝ってもらえますか? 出来るだけ、そーっといきます。」とおばあさんの脇を抱えて移動した。 するとかすかに救急車のサイレンの音が。 最初に駆け寄った女性が「スイマセン、カイシャのジカンデスヨ。 ワタシ、イテモイイデスか」と切り出した。 「どうぞどうぞ」と配達の彼と声が揃っていた。 間もなく救急車が到着。 無事搬送。 顔を揃えて「良かった良かった」と声まで揃った。 見て見ぬ振りの人や、興味津々な感じで見ながら通過していく人など、様々で朝の9時ということもあったのだろうけど、多く感じた 。 僕は何故車を降りたのだろう?僕の母より少し歳上な感じで、もし母に何かあったらと思うと、ジッとしてられなかったのかも知れない。 おばあさんが無事でありますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.02 01:44:22
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