|
カテゴリ:情報
待っていてくれた方、お待たせして本当にごめんなさい。 やっとのことで完成しました。 そして、まだ前編を見ていない人は↓を読んでから後編を読んでください。 「ちょっと怖い話」 前編 「やっべー、リコーダー忘れた!」 その日、僕は学校に忘れ物をしてしまった。 リコーダーは、次の日の音楽の授業の課題のタメに 家で練習するのに必要なものだった。 ここで普通なら先生に、 「リコーダーを学校に忘れて練習できませんでした」 とでも言えばしょせん小学生、 「次は忘れないようにね」で済むことだろう。 しかし、このときの僕の担任「石川先生(女)」は違った。 ちょっとでもムカツクことがあれば容赦なくぶん殴り、 生徒の中でも気にくわない奴がいれば、 他生徒を先導していじめるようなキチガイ女教師。 「ごめんで済んだら警察はいらねぇんだよぉおおおおおお!!!」 って言われてぶん殴られるのがオチだ。 しかも、ここで嫌われでもしたら・・・・・ブルッ、考えたくもない。 現在時刻は午後6時。走っていけば真っ暗になるまでには家に帰れる。 早速、学校へと出かけることにした。 その前に一人では少し寂しかったので、 友達のつんこーを誘ったが、体よく断られたorz 「うおぉー、ビーダァアアァァシュ!」 学校に着いたときにはまだ完全には日は落ちてなく、 夕日に照らされた校舎がいつもよりも綺麗に見えた。 校門は閉まってはいたが校舎はというと 運良く開いている入り口が一つだけあったのでそこから中へと入った。 校舎の中に入ると、日中のうるささが嘘のように静まりかえり、 まだ日は落ちてないとはいえ、所々にある暗闇が僕の恐怖心を駆り立てた。 その恐怖心からか、 「つんこー、マジつめてぇ、もう、ぜってーやん!」 などとイミフな独り言を何度も繰り返し言っていた。 そんなこんなで自分のクラスの教室に着いたが、やはり扉は閉まっていた。 そこで、廊下側の窓を上下に揺らしてみた。 こうすることで多少なりとも鍵がゆるんだ場所であれば 窓を開けることができるのだ。 ガタガタ、ガタガタ・・・・・・お、開いたぞ。 教室の中は夕日に照らされたオレンジ色の世界が広がっていた。 リコーダーを手に取り教室を出ようとした時、ふと教室を見渡した。 すると、僕の他にも1,2人リコーダーを持って帰ってないやつがいた。 「ぷぷっ、馬鹿な奴らだwwwwwww」 次の日、怒られる奴らのことを想像してニヤニヤしながら教室を出た。 教室から出るとさっきの暖かなオレンジ色から一変して、 冷たく凍るような暗い青色の世界が広がっていた。 入ってきたときよりも暗くなったように感じた。 急いで家へと帰ろうとしたとき、 廊下の奥の方の暗い闇が動いたような気がした。 ・・・・・・気のせいか。 その時! 「ギィイィィイイイイ~」 一瞬で背筋が凍った。 廊下を駆け抜け、階段を飛び越え、出口へと猛ダッシュ。 ・・・・・・・・開かない。 入ってきたときには開いてた扉が開かない! 焦った、焦った、もう何がなんだかわからない! 階段の上の方から滴が垂れるような音が聞こえてきた ポタ、ポタ、ポタ・・・・・・ 怖ぇえええぇぇええっぇえぇえぇぇーーーーーーーーーーーー!!!!! 必死にどうすべきか考えを巡らす。 「あっ、確か渡り廊下の鍵なら中から開けられる」 すぐさま渡り廊下へと向かう。 ガチャ、あぁあぁぁぁあいたーーーーーーー!!!! その時、よせばいいのに何となく気になったので、 ついさっきまで自分がいた廊下を確認した。 冷たい廊下に立ち並ぶ教室が不気味に見えた。 その中の教室の一つの扉が少し開いているように見えた。 この頃、大幅に視力が落ちている為か 目を凝らしてみるもののよく見えない。 それでも、必死になって扉が開いているのかどうか確認しようとした。 いや、開いているのかどうかよりも そこに何かがいるような気がしてどうしても気になってしまったのだ。 「やっぱり何もいないよなぁ」 ・・・・・・何もいな・・・・あああぁぁぁあああぁぁぁぁぁっ! 校庭を一気に走り抜けた。 はっきりと・・・・ではないが、見えたのだ。 教室の扉の少しだけ空いた隙間から、ソレの手がそっと出ていたのを。 その手は茶色くガリガリに痩けていて、爪は黄色に変色していた。 閉まっていた校門を飛び越え、脇目もふらずに家へと一直線 ・・・・・しかし、すぐに足を止めてしまった。 というより動けなくなってしまったのだ。 それは、時間が止まったかのような感覚だった。 そして、すぐ目の前にあの横断歩道があった。 「qあwせdrftgyふじこlp」 もうダメだと思った瞬間、目の前で大きな光が横切った。 ブッブー!!!!!!!! 車だ、あのまま進んでたら轢かれてたかもしれない。 その後、ビクビクしながらやっとの事で家へと帰ることができた。 「ちょっと怖い話 エピローグ」 次の日、昨日夜のことが嘘のように空は晴れ渡っていた。 「tygー、学校行くぞぉー」 玄関先からつんこーの声が聞こえる。 「あっ、うん、ちょっと待ってー」 いつものようにつんこーが僕の家に向かえに来た。 そして、いつものようにアホなことをしながら学校へと向かった。 登校途中、あの横断歩道に差し掛かった。 つ「何してんだよ!早く行くぞ!」 t「ちょっと待てって」 あの横断歩道の横の赤くさびたカンカンに小さな花、 その小さな花の横には少し大きめの綺麗な花束が風に吹かれて揺れていた・・・・ あとがき これは僕が本当に体験した話です(正確には8割型ですが) 急いで仕上げた為、誤字脱字はもちろんのこと 表現の貧弱化多々みなさんを不快にさせるようなところがあったと思います。 本当にごめんなさい。 そして、最後まで読んでくださったみなさんへ 本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[情報] カテゴリの最新記事
|