『ハチミツとクローバー』 4,5
3巻まで読んでから、なかなか買いにいけず、やっと今日手に入った。早速、読む。森田がアメリカに行ってしまい、複雑な心境の竹本。はぐちゃんは、森田が自分のことを気にかけていたことを知り、作品に没頭する。やりたいことを全部やれるまで、帰ってきてほしくない・・・と竹本に話す。真山は、1年逢えないでいるリカへの想いは膨れ上がるばかりだが、振ってしまった山田のことはとても大事に思っている。山田は、真山への気持ちをやはり消すことができず、商店街の3代目たちの気持ちを知り、やっと真山の心が理解できたが、それでもまだ前へ進むことができないでいる。そこへ、真山の就職先の野宮というおとこが山田に接近していく。と・・・相変わらず、ずっとそれぞれ片想いのまま。はぐちゃんと森田だけはお互いに思いあってはいるものの、はぐちゃんは「恋」っていうキャパが足りないらしく、自覚はないためやはりこの二人の先行きも微妙。大学から皆が巣立って行き、バラバラになってしまうかと思いきや、結局のところストーリーが半分終わってしまった今、就職しているのは真山一人。だが、彼は皆とつるむのが好きなため、何かあると飛んでくる。8年ギリギリで卒業した森田は、再び日本画科に3年から再編入。あと6年は居座る気でいるらしい。日本画科の教授の命が危うい(^-^;4,5巻は、これまた切な過ぎてボロ泣きしてしまった。相手の心を知っていて、それでもあきらめきれない切なさ、相手の心を知っていて、それでも受け入れられない切なさ。そんな気持ちを抱えたまま、みんなそれぞれの人生を歩んでいる。ハチクロの良さって、そういう切ないうストーリーの中に、時々とんでもなく痛々しく笑えたり、ありえない笑いを提供してくれたり、恋愛意外での脇役(例えば教授たちや商店街の人々などなど)の魅力にある。恋愛だけじゃなく、人生そのものも描かれているため、大人が読むと、またぐっと来るんじゃないかな。学生達はリアルな自分達に重ねて、大人達はかつての自分達を彼らに重ねてしまうんだろうなぁ。続きが早く読みたい! ハチミツとクローバー(4) 「ハチミツとクローバーII」 クローバー グラス ハチミツとクローバーミラーブロックプラス(02 はぐとあゆ) blogランキングに参加しています☆ どうか、激励のクリックお願いしま~す!