素直になれなくて
夜7時、インターホンが鳴ったのでモニターを覗くとヘルメットを被った小太りのおっちゃんが映っていた。カブ(バイク)のエンジン音が聞こえたので新聞屋だと確信。居留守を使おうと思ったが、部屋の明かりが外にもれていたので仕方がないな~と思いながら「どちらさまですか?」と応対した。「よ新聞で~す」はあ~、やっぱり。(´ヘ`;)また”よ新聞”の名をかたった”あ新聞”の勧誘か?ウチから契約取れるもんなら取ってみろっ!と、バトルモードで画面を睨みつけていると、「ハガキ出したでしょ?Tシャツ当たったんで持ってきたんですけど」と。(ハガキ?Tシャツ?)(ああ、そういえばプレゼントに応募したっけ。でも玄関のドアを開けさせるための口実かもしれないし。)半信半疑で玄関に行ってみる。ドアを開けようとすると、帰宅した義母と新聞屋が外で話をしているのが聞こえた。そしてドアを開けると、レッズの赤いTシャツを持ったおっちゃんが私を見て「おめでとうございます」と言ってTシャツをくれた。「あ、ああ・・・・」相手にかなり悪い印象を与える応対をしてしまったのでばつが悪く、挨拶もそこそこに家の中に入ってしまった。おっちゃん、疑ってごめん。でも新聞屋にはさんざん嫌な思いをさせられてるから愛想良く出来ないんだ。許してちょんまげ。GETしたもの。↓