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恋と黄金と美の古代伝説に、ロマンを感じて2♪
幽玄で幻想的な竹灯の光 これは、臼杵で11月に開催される「竹宵」です。 このお祭りは、真名野長者の娘「般若姫」の死をいたみ 娘の姿を写した「玉絵箱」を都から迎える入れるために 竹灯で町を明るく照らしたことから始まりました。 古えの伝説に登場する主な人物は4人 般若姫の父「真名の長者」と母の「玉津姫」↑と 般若姫↓そして用明天皇(聖徳太子の父) 真名野長者は昔、名を炭焼小五郎といい 臼杵で極貧生活を送っていました。 そのころ奈良の都には顔一面にアザがあって悩んでいた玉津姫がいました。 ふたりは、三輪明神のお告げで結婚。 (玉津姫の押しかけ婚です。) 結婚後、二人は金脈を手に入れ大金持ちに大変身。 玉津姫もアザがすっかり消え、すっかりセレブな奥様に! 都で般若姫のウワサを聞きつけた朝廷は姫を召しだすようにと再三の要求。 しかし長者はかわいい一人娘。NGの一点張り。 代わりに、姫の姿を写した「玉絵箱」を差出ました。 献上された「玉絵箱」をみた用明天皇はひと目惚れ。 都を抜け出し臼杵へ下り、牛飼いに身分をかえて般若姫をGet! 二人仲良く臼杵で暮らすハズでしたがそうともいかず。 身ごもっていた般若姫を置いて皇子は一人都へ。 (結局、皇子には正室がいるわけだし、そんなもんだよね~) 般若姫は玉世姫を産み、長者の元にわが子を置いて船で出港。 (純粋に皇子が好きだったのか?それとも家柄か?) 結局は、途中嵐に遭い海の藻屑と消えることに・・・ 般若姫をなくした真名野長者は大変嘆き悲しみ 「玉絵箱」を取り戻し、深田に般若姫の供養のためにと臼杵石仏をつくったのでした。 ↑臼杵石仏の側にある長者夫婦のお墓 59体もの石仏を造り黄金を埋蔵した、 この悲しい長者の物語は1400年前のおはなし。
本日の紹介グルメ 昔ながらの蒸留法で造られた通好み焼酎で、今夜は愛する人と酒を楽しもう♪ 本格麦焼酎 「竹宵」1800ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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