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カテゴリ:思うこと
一度くらいは、お金に誘惑されてみたい? いくらほしいんだ。 いくらでもほしいだけ、相手に出させる! 1969年に、藤原弘達が出そうとした そこで、当時自民党の幹事長だった 角栄が調停に乗り出し 本の出版をやめるように サシで説得にあたるひとコマです。 お前は何になりたい。 政府や公的機関の役職でも、 大学のポジションでも、 よしわかった。 それでは、こういうことではどうか。 ここで田中角栄の願いを聞いてくれるなら、 そしてこれからの生涯何時、何でもいいから、 それが何であれ、 自分はその望みをかなえるために全力をつくし、 藤原弘達はさすが甘言に屈しなかったが、 藤原曰く、政治家田中角栄のすごさの秘密を かいま見せてもらったよ。 相手の欲望がどこにあるか見抜こうとして、 直接的な表現でくる。 (参照HP 田中角栄入門) お金の魔力で人の心を掌握してきた田中角栄氏。 交渉術に長けいた彼が珍しく交渉に 失敗した例です。 ____________________ 社会心理学を選考した友人は、 人間が行動を起こすきっかけが 馬の鼻の先の「ニンジン」か「ムチ」のどちらかに 限定されると言っていました。 ニンジンは、お金や欲望・地位・名誉・誇り ムチは恐怖です。 この話は、藤原弘達氏のような、 志高きジャーナリストでなければ、 なかなか断ることができないでしょうね。 お金もそうですが、 時の権力を敵に回すのは考えただけでも 恐怖心を掻き立てられますネ! 「高き志(理念)はいつも時代も大切である♪」 友人のそんな言葉を、 思い出したエピソードでした♪ ____________________ ちなみに、この後天下りが横行して国の借金が増えます♪ バブルが崩壊して現在に至るのです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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