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ギリシャ神話って、古代版の「昼ドラ」よね♪ ボッティチェルリの<ヴィーナスの誕生>です。 西風ゼビュロスが迎える中、海の泡から誕生したビーナス! このビーナスは穏やかで とっても美しい顔をしていますね。 でも、その誕生秘話は、ちょっと複雑! 彼女は↓天空の神「ウラノス」の性器が切り取られて 海の中に投げ込まれた時 その精子の泡から生まれたとされています。 で、なんで、そんな事態になったかと言うと、 ↓ウラノスの息子「クロノス」によって、そうなったワケです。 (って、どういうわけ?) 下のこの絵も、なんだか凄い絵でしょう! 題名は「わが子を食うサトゥルヌス」(クロノス)
大地の女神「ガイア」と天空の神「ウラノス」は 最初の夫婦で ふたりの間には子供達ができます。 まず、50の頭に100本の腕を持つ百腕巨人 ヘカトンケイル、 自分の初めての子が、恐ろしい姿だったので、 びっくりしたウラノスは、 生まれた子供をガイアのお腹の中に押し戻してしまいます。。 ガイアはソレをひどく怒りるのですが、 ウラノスが毎晩迫るので、 このほかにもクロノスを含む7人の子供を生みます。 しかし、クロノスを生み終わったガイアは もうガマンができず、 「クロノスに父ウラノスを殺ってしまえ!」 と命令するのでした。 で、その結果が「ビーナス誕生」 クロノスとウラノスは実に名前も似ていますが、 性格も似ています♪そっくりです♪親子ですもんね♪ 実は性器を切り取られた父は クロノスに呪いをかけます。 「お前は私と同じく、お前の子供によって殺される!」 それで、クロノスは生まれた子供を片っ端から 食べちゃっているワケです! (親子共々、本当にヒドイね。) で、ビーナスは、そんな血統を遺伝しているせいか? 超ワガママで自己中! エリカ様など、足元にも及びません! 美人は何をやっても許されると思っています。 で、この性格が災いして、 愛息エロスはプシュケと結婚するハメになるのです。 (次回に続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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