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テーマ:心理(283)
カテゴリ:心理
先日のテレビで、女子刑務所の話をやっていました。
ある受刑者の話です。 彼女が幼い頃は、両親の深い愛に恵まれ、幸せでした。 ところが或る日、父親は母親の浮気を疑いました。 そして、そこから家庭は崩壊していったのです。 父親は母親に暴力をふるい、 その矛先は、まだ高校生だった彼女に。 彼女は卒業後、父親の経営する会社の事務をしながら、 四六時中、父親の監視下に。 何度か母親と2人で逃げ出したのですが、 すぐに見つかって連れ戻され、その都度、 父親の暴力は更にひどくなっていきました。 そして包丁を持ったまま、部屋の前で彼女を監視していた父親が うとうと眠り始め、包丁を落とした瞬間、 彼女は、その包丁で父親を殺したのです。 彼女が今、思い出すのは優しかった時の父親。 彼女は、取り返しのつかない事をした自分を責めているようでした。 私も彼女になっていたかも知れません。 ただ、彼女と私が違うのは、 私には、そんな優しかった思い出がない事。 一緒に逃げてくれるはずの母親が、とうに死に追いやられてしまっていた事。 本当の幸せに出会うスピリチュアル処方箋に、こんな事が書かれていました。 殺したいほど人を憎んだ経験は、決して無駄ではありません。 (略) 空腹感があるから、『ああ、おいしい』と感じることができるのと同じように、 人間関係が上手くいかない時があるから、人と解り合えた時の喜びが大きいのです。 努力があるから、それが報われる幸せがあるのです。 苦しい経験は、次に訪れる喜びの前兆です。 苦しみから逃げずに、深く向き合えば、 その分、魂は磨かれて強い光を放つようになるでしょう。 今、苦しみと向き合っている彼女の魂が、 磨かれて強い光を放つようにと祈らずにはいられませんでした。 ちょっといい占い ちょっといい女のお話 ちょっといい手作りあれこれ 幸せへの旅立ち 離婚ちょっと待って! ちょっといいお仕事さがし タイトルの左下の言葉、時間帯を変えて読んでみてくださいね~ ちょっぴりセクシーな、ちょっといい女の秘密の部屋 続ちょっといい女の秘密の部屋 ちょっといい女の詩 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月05日 12時18分19秒
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