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2008年05月17日
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テーマ:心理(283)
カテゴリ:心理
自殺を本気で考えた成人が2割もいると、YAHOOニュースに書かれていました。

「悩みやつらい気持ちを受け止めてくれる人がいない」という事です。




私も、成人の頃、話せる相手がいなかったですね。

話しても、信用してもらえないかも知れないとも思いました。

実父の度重なる暴力なんて、一体、誰が信じるでしょう?

実母は自殺じゃなくて、実父に殺されたんじゃないかなんて、誰に話せるでしょう?

嫁に来たばかりで世話にもなっていない継母から、言われ続けた理不尽な恨み言を、

誰に打ち明けたら良かったでしょう?


もし話したとしても、愚かな私が失敗したように、相談相手を間違えれば、

卑劣な同級生Tみたいに、同情するふりをして陰では嘲笑っているだけでしょう。


ただただ封印するしか、ないのです。




ちょうど今、読んでいる【香山リカの生きる力をつける処方箋】に、

こんな事が書かれていました。

*********
この夏休み、全国の理数系のエリートが集まって最先端の知識を身につける、

という凄まじい目的の合宿に、なぜか講師として招かれて出かけた。

(中略)

テーマには、「生物学的精神医学と心理学的医学の橋渡し」を選んだ。

(中略)

だれもが真剣な顔つきで聞き入り、かなり専門的な用語を使っても

サラサラとノートに取る人が多かった。


私はだんだん、彼らがこわくなっていった。

とくに最新の生物学的な研究についてなんてほとんど何も知らないのに、

理数科目については全国でもトップクラスの彼らに鋭い質問をされたらどうしよう。

やっぱり断っておけばよかった・・・。


ところが、その心配はまったく不要であったようだ。

講演が終わると何人もの生徒が質問に集まってきたのだが、彼らの質問は

こういうものだったのだ。


「今日の話を聞いてぼくもおかしいのかなと思ったのですが、どうなると

異常と診断されるのでしょう。」

「私の友だちに過去の心の傷が原因で学校にも来れない子がいるのですが、

どうやって慰めてあげればいいんですか。」

「私はすぐ人に影響されてしまいます。

患者さんの話を聞いてそれに影響されないために、どんなコツが必要なのでしょうか。」

(中略)

もっとストレートに、

「私拒食症なのですよ。」

「ぼくは去年、心療内科に通っていたんです。」

などと自分の問題を語ってくれる人もいた。

(中略)

「超優秀頭脳の持ち主なんだから悩みなんて持っていないだろう」

と知らず知らずのうちに思っていたからこそ、私は一応、先端の精神医学研究

の話などしてしまったわけだが、いろいろな悩みや問題を抱えている彼らとしては、

いちばん聞きたい、聞いてほしいのは自分のこころに関係した話だったのだ。

もしかしたら、いつも優等生の彼らこそ、いちばん自分の悩みを話せる場を持たない人

なのかも知れない。
*********



いつも笑顔でいても、いつも颯爽としていても、悩みがない訳ではありません。

少しでも彼らの悩みが癒されますように。

彼らが自分の悩みを話せる場を見つけられますように。

※現在、コメント受け付けておりません。

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最終更新日  2008年05月19日 08時37分02秒
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