テーマ:アニメあれこれ(27199)
カテゴリ:ドラえもん/藤子・F・不二雄作品
7/8放送の「ドラえもん」は、「しずちゃんさようなら」でした。
(アニメでは「しずか ちゃんさようなら」)。 先生に叱られ、自分の将来に不安を持ったのび太くんが、最愛の人・しずかちゃんと別れる決心をして、飲むと人から嫌われる「虫スカン」というクスリを飲んじゃうお話。 のび太を心配して駆けつけたしずかちゃんの、献身的で、勇気ある行動が感動を呼ぶ名エピソードです。 今回アニメで放送すると知って、かなり期待していたのですが、なんだか物足りない。 原作ほどの感動がなかったような気がします。 アニメも決して悪い出来ではなかったので、この違和感を不思議に感じて、原作を読み直してみました。 理由はすぐにわかりました。 タイトルだけでなく、色々な部分が変更されていたんですね。 一番大きい変更点は、原作ではしずかちゃんは「のび太が自殺するんじゃないか」という不安を抱いていた…ということです。 アニメでは、家出するんじゃないか…になってました。 かなり違いますよね。 これが理由で、全体的に緊張感が足りず、感動が薄れたのでしょう。 他にも、原作では錠剤だった「虫スカン」が、頭に振りかける液体に変更されていたり、スカートめくりのシーンが、パンツがみえないアングルになっていた(怒)。 こういった変更は、今の子供への配慮で、仕方のないことなんでしょうね。 昔はもっとキツイ表現を、テレビで平気で流していたのに。 こういう配慮をしなければならないことを、なんだか悲しく思いました。 ▼アニメとの違いを確認してみよう。 ●ドラえもん(32) ▼こちらにも収録されています。 ●ドラえもん(恋愛編) ▼しずかちゃんの魅力がいっぱい詰まった一冊。 ●ドラえもん(しずか編) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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