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カテゴリ:読書
NHKのドラマ10で映像化され昨日は4話でした
1話の再放送がきっかけで原作にも興味をもち文庫購入しました 重松 清さん初めて読みます 【内容紹介】裏表紙より 馴染んだ毛布とともに、2泊3日だけ我が家に「ブランケット・キャット」がやって来る。 父親がリストラされた家族、いじめに直面した息子と両親、25歳のフリーターと派遣社員の彼女ーーー。 「明日」が揺らいだ人たちに、猫が贈る温もりと小さな7つの光。 以下感想です 子供のころから慣れ親しんだ毛布と寝床のバスケット。それがあれば落ち着いて眠れるけれど、環境の変化はやはりストレスになるので2泊3日だけ。 その期間だけとはいえ猫が家族の一員として迎えられる。 もともとのお話はレンタルキャットだったんですね。 色々な物を抱えた人と猫との7編の短編。 ドラマも原作もそうですが 猫は何をしているわけでもないんです。2泊3日の間だけ家族の一員として過ごしてくれるだけ。 でもやっぱり猫が新しい道を、前を見る勇気を運んでくれてきたような気がします。 介護やいじめ、リストラや不妊など暗く重いものを含んでいるのですが つらいことばかりではないよ、また前を向いて歩けるよ と言ってくれているような優しいお話でした。 重松さんの作品はこれが初めてだったのですが 他の作品も読んでみたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.07.15 17:18:08
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