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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:えりの波瀾万丈紀
どーもトロント満喫隊長のえりです!今まで噂程度にささやかれておりましたが、正式発表させて頂きます。実はわたくし、今月末をもって2年ちょいのトロントライフを終了し、日本へ帰国します。これから3週間にわたって、トロントライフを振り返ってみたいと思います。てことで第一話!「トロントでのホームステイ」について。長いです。覚悟して下さい。
トロントへ来て最初の2ヶ月はホームステイをしていました。スペイン出身のホストマザーと中国出身のホストファザー、そして小学生の男の子と女の子に犬が一匹。ママは学校の先生で、パパはなんとポリス!で、二人とも忙しくていつも子供達と遊んでいました。まだ小学校1年生の女の子に英語を教わってたわけですが、小さい子が英語を勉強する時に使う教材(確かディズニーの)を使って、一生懸命わたしに英語を教えてくれた姿が今でも忘れられません。一つの単語でも、彼女のOKが出るまで、何度も繰り返して発音し、スパルタ状態でしごかれました。長男の男の子は、「将来の夢はプロのアイスホッケーのプレイヤーになること」と言って、これまた忙しく練習していた姿が印象的。名前は忘れましたが、有名なJrチームでプレイしていたようです。パパとママは、二人で家に居る時はいつもラブラブだったのがとても衝撃でした。結婚して子供もいて、何年も夫婦生活を続けているはずなのに、つきあいたての恋人同士みたいだった。側で見ていていいな~って思っちゃいましたね。 トロントではめずらしく、私のステイ先は受け入れが一人。ベースメントだったのですが、部屋もきれいで、ベースメントにあるバスルームは私専用でした。でも、シャワータイムは15分。最初はキツかった。。「日本人は、バスタイムは1時間でも普通なのよ」と伝えると、「Crazy」と言われてしまいました。それでも、お風呂が大好きだった私はパパと交渉して、「日曜日だけは、30分でもいいよ。でも夜じゃなくて午前中ね」と。みなさんもご存知かと思いますが、カナダではお湯がタンク式なので、使いすぎると他の人がシャワーの時に水しか出なくなってしまいます。これも文化の違いですね。みなさん、覚悟してください。 食事は、一般的なカナダの食事でした。チキンウィングやポテト、ピザ、たまにライス、そしてサラダ。滞在していた2ヶ月で、5キロ太りました。恐るべし、カナダの食事。でもね、よくよく考えると、自制しなかった自分が悪い。最初から、プレートに盛り盛りだったこともあったけど、基本的には「食べたいだけ食べなさい」だったから、いくらでも量は調節できたんですよ。でもこれが、意外と私の口にあったようで、単純に量だけ考えても日本に居たときの2倍くらい食べてたような。。気をつけましょうね。 あ、もうひとつ忘れられない事件。カナダに来て2週間で、目に異変が!左目の涙が止まらない!しかも痛い!!ものもらいか何かかなっと思ってドラッグマートで殺菌の薬を買って様子を見てたのですが、まったく治る気配がない。どうしていいかわからずに、半分泣きながらホストファザーに目を見せると、「すぐに病院に行った方がいい」と、次の日仕事を休んで病院に連れて行ってくれました。保険には入っていたものの、どうしていいのか分からなかった私に、「保険には入ってるか?資料を全部だせ」と、言われるがままに保険のカードを渡すと、電話で日本語が通じるドクターも確認してくれて、保険の手続きも全部やってくれたのです。日本では当たり前に出来ていた事が、英語だけでなく、何もできない。これほどホストファミリーの存在を心強く思ったことはありませんでした。 2ヶ月という短い期間でしたが、やはり一生の思い出ですね。もう少し長く一緒にいたかったな。パパとママが家にいる時間は短かったけども、一緒にDVDを見たり、たまに宿題を見てもらったり、日本の家族のことを話したり、とても楽しかった。自分からコミュニケーションをとろうとする姿勢も大事だと思いました。子供が小さかったから、ママが叱って大泣きしてたり、普通の家庭なんだなって思ったのも、なぜか新鮮でしたね。ステイ先で一緒にいた時間は、その女の子が一番長かった。小さかったけど、いろんなこと教わりました。ホームステイを終了する時も、泣いてくれたのは彼女でした。 その後、約2年にわたる一人暮らしが始まるわけですが、その話しはまた今度。さて、来週の第二段は「トロントの食」について。ではまた!! ↑ランキングに投票お願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 6, 2005 11:59:33 PM
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