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戦雲急を告げる昭和十六年の夏、
日本・中国・アメリカの五人の若者が槍ヶ岳の頂上に立った。
平和が戻ったら、この山頂で再会しようと、彼らは五つの石を持 ち帰る。
零戦パイロット、陸軍特攻空挺隊員、対外謀略放送アナウンサー、
抗日レジスタンス、米軍語学兵、彼らはそれぞれの道に分かれたが…。
敵味方に引き裂かれた青春。戦争と人間を描く大河ロマン。(森村誠一)
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涙がボロボロでてきた。戦争末期のこと野本は沖縄戦線、、、
ヘンリーの呼びかけで降伏したが、ヘンリーは狙撃されて亡くなる。
林は捕まり731部隊のマルタとされ、敗戦の証拠隠滅で殺された。
窪田は、紫電改の343部隊でB29を迎撃、最後まで戦う。
鮎沢すみ絵は東京ポエトと言われていた、長崎に行き原爆に遭遇する。
破片を受けて記憶喪失となるが、1年後槍ヶ岳に登り記憶を取り戻す。
鮎沢の兄は劉という名前で八路軍に協力、蘭芳と一緒に日本へ帰国する。
戦争は人間一人一人の運命を弄ぶ。
上巻があるが、読み終わってから気付き、下巻を読んだ。
この下巻は涙を流しながら読んだ。