「落ちこぼれてエベレスト」、、、野口建
彼の作った最少年記録は破られたようだ。
エベレスト8848m、エルブレス5642m、マッキンリー6194m
アコンカグア6959m、キリマンジャロ5895m、コジオスコ2228m
ヴィンソンマシフ4892mということだが、
ヨーロッパはモンブラン4810mとする場合もあるなど、異論もあるようだ。
高いからいい山でもない。オーストラリアの最高峰コジオスコは
ハイキングの山のようだ。上信越の山々だってもっと高いのはある。
代わりのニューギニアのプンチャク・ジャヤ、、、
こちらは岩山で登りがいがありそうだ。
エベレストは世界最高峰で、易しくはないが毎年多くの人が登る。
こうみると7大陸最高峰はそれほど魅力はない。
南極大陸の山も入っていて、費用も桁違い掛かるだろう。
登りたい山がいい山でもある。
野口さんの父親は外交官、、、あちこちを転々とした。
高校生の頃、おちこぼれ、、、植村さんの登山記に出会い、山を始めた。
シェルパの娘にひとめぼれ、結婚するが、
彼女はカトマンズの生活に慣れ、贅沢を知る。
送金が増えてゆくが、洋服代などに変わってしまった。
最初の結婚は失敗、離婚する。
酒に溺れたり、健康を害しながら登山を続ける。
疑問だな、、、あまりいい登山家ではない。
石原慎太郎は推奨しているが、、、いい本ではない。