今冬初めての本格的な寒波で海水温が下降しスズキの産卵近し。
ここ3日程本格的な冬型になり照らぬ福岡日和が続いている。土佐の燦燦と降り注ぐ冬の太陽のもとで育った私には未だに馴染めない。 昨夜の皆既月食も雲に阻まれ殆んど見られなかった。辛うじて雲間から見えた欠け行く月を撮影した。IMGP2682_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2700_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2706_NEW_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 先週は平戸へ行ったから、釣りは随分久し振りの感じがするが、1週間飛んだだけだ。大分、季節風が凪いだとはいえ、まだ北西風が強い。4時半に西浦に着いた。餌のアジゴは港内で確保して6時半から西側テトラで泳がせ釣を始めた。 アジゴを鼻掛けして一投目をしてアジが着水して泳ぎだした次の瞬間、間髪入れず、浮きが沈んで道糸が走り出した。まさかの一投目のヒットだ。まだ暗く、先は良く見えないが、スズキが跳ねた。まあまあの型で、楽しんで手網に収めた。60cmのフッコだ。 2,3,4匹目とアジゴを取り換えつつ流す。向かい風でテトラに仕掛けが戻ってくる。7時頃、投げ直そうとリールを巻き始めると、追尾してきたのか反応があり、合わせると掛かった。引きはかなり強い。65cmのスズキで卵巣が大きくなっているのか腹部がふっくらしている。 早々の2匹とは、この頃にない好調の滑り出しで、その後が大いに期待されたが・・・・IMGP2714_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2715_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 空が白み始めると、テトラ前で漁船が3隻、餌のアジゴ釣を始めた。これで当たりは途絶えてしまった。9時前に漁船が沖に去って、静かになると、当たりがあり、今度は小型の50cmのセイゴが釣れた。 その後、9時半に道糸が勢いよく走り出した。糸の先を見ると鵜がアジゴを咥えて慌てている。幸い針は掛かっておらず、外れた。アジは嘴の跡がくっきり付いており、即死だった。IMGP2738_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 10時に釣りは中断して、唐泊へぶらっと行く。地元の釣友としばし話しをした。同年代なので話題は自ずと年金やら退職後のことに至る。 昼に釣り場に戻り、反転篭でグレ釣をするがアジゴばかりで2時過ぎに釣りは止めた。 始めは良かったが、後はさっぱりの尻すぼみの一日で終わった。帰りに野生化した激辛とダイコンとセリを採って帰る。IMGP2728_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2740_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記スズキの口はバケツ口と言う。IMGP2735_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2736_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 帰宅後、魚の処理をしたが、スズキの卵巣は予想以上に成熟しつつあり、やがて産卵するだろう。それにしても相変わらず、釣れるのはメスばかりである。IMGP2743_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記