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雨釣の釣り日記

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2012年03月の記事

全9件 (9件中 1-9件目)

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南風吹きつのり、一気に満開に向かう。（さくら便り２）

　今朝も桜を見に行くと、かなり開花している。日本海の前線に向かって、南風が次第に強く吹き、気温は昨日に続き２０℃オーバーで、一気に桜は咲き急いでいる。後２日もすると、満開になる勢いで、過去にないスピードだ。　抑制された春が、突然に弾けた感じで、北国の春もかくあるんだろうかと想像した。それ程今冬は気温が低い日が多かったといえる。魚も桜にあやかって、一気に浅場に戻ってくれば良いが。IMGP5104_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5096_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5098_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5109_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記

Mar 30, 2012

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花の命は短くて・・・・さくら便り（１）。

　福岡の桜は２日前に開花した。気温も一気に上がり、何処の桜も蕾がふくらんで、こぼれんばかりだ。帰宅はいつも遅いので、春宵を楽しめないので、それなら出勤途中に、春を楽しもうと、今朝はカメラを首にぶら下げてバイクでやや早く出た。　先週、咲いたハクモクレンがもう満開になっている。ハクモクレンは咲き始めは美しいが、それもつかの間で、しみが目立っていた。そして、間も無く未練げに、木にしがみついたまま、醜くなってしまう。花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき、の一節を思い出す。IMGP5083_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5080_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　丁度、笹丘にさしかかると、歩道脇にユキヤナギが満開になっていた。純白の小さい花が十分存在感を示していた。IMGP5084_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5085_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　職場まで１００ｍほどの所に、平尾大池という雨の調整池があって、その周囲に桜が植えられ、それなりに綺麗な桜並木になっている。今春は、この桜を撮ってみようと立ち寄った。　桜はちらほら開花していた。桜は蕾でも美しい。梅の花も似たような形だが、桜には美しさや、華やかさが及ばない。桜が華やいで見えるのは、長い花柄に数輪が固まって咲くからだろうか。IMGP5090_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5088_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5087s- posted by (C)雨釣の釣日記　これからしばらく、満開になるまでここの桜を見てゆこうと思う。　　

Mar 29, 2012

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西の夜空にも思わぬ天体ショウが。

　今朝も御来光を拝みつつ、仕事に出る。IMGP5052_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5055_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記冬のようなレンブラント光線が雲間から射している。　夜８時に帰宅すべく、バイクにまたがり、ふと見た西の空に思わぬ天体ショウが繰り広げられていた。上から金星、月齢５の月、木星が一直線に並んでいる。珍しい、見たこともないと思うと、どうしても撮影したくなる。急いで帰る。どんどん沈んで行くから、５階まで一気に駆け上がると、カメラを手にショット。IMGP5057_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　明日はもう並んでいないだろう。いつも空を見上げる、楽天人生の一日が終わった。

Mar 26, 2012

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天気晴朗なれど風強く、ハイタカ飛ばず。

　今日は晴れの予報ではあったが、真冬並みの北西の季節風が早朝から吹いている。唐泊でメバル釣をしてみたが、僅か３匹釣るともう釣れない。　今日は毘沙門山でタカ渡りを見るつもりなので、釣りはすぐ止めた。しかし、あまりに漁獲がないので、浜でハマボウフウを採取し、西浦でワカメを採った。毘沙門山までの道中に、タラの芽とミツバを少々摘んだ。IMGP4926_NEW_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4938_NEW_NEW_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記強い風で外海は波が高い。IMGP4913_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記芽が出る直前のタラ。鋭い棘の効果もなく、いずれ、ざっくり切り取られるだろう。IMGP4952_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記シイの切り株に正真正銘のシイタケが生えていた。大きいのは直径１５ｃｍ以上ある。採取した。IMGP4960_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記これはカワラタケで、名の通り瓦のようにびっしり生える。食用にはならないが、制癌効果があるという。煎じて飲む。IMGP4954_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記モミジイチゴの花。５月に黄色いイチゴがなる。　９時には毘沙門山に着いた。西風が強く、西の斜面の木が激しく揺れて、ごうごう鳴っている。トビはよく飛んでいるが、肝心のハイタカは１羽チラッと見ただけで、一向に飛ばない。　ウィンドサーフィンを眼下に見てじっと待つが、寒い。吹き上げる風の冷たいこと。IMGP5035_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4990_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5024_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　　ハイタカは東から来るが、１１時頃何気なく西空に目をやると、ハヤブサの若鳥が飛翔していた。しかし、すぐに飛び去ってしまった。辛うじて１枚撮影できたが、先日農道の電柱で見たハヤブサだろうか。ハヤブサは強風にも強く、大空の申し子と呼びたいぐらい、飛ぶ姿が良い。IMGP5015_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記その後、ミサゴ，セグロカモメ、グライダーを見て１２時半に諦めて下山した。IMGP4994_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5012_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5031_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記近くのモウソウチクの竹薮に、竹の子の様子を見に行ったところ、芽生えたばかりの２本を見つけて、初物として頂戴した。もちろん竹薮は人様のものだが、イノシシの食害に比べると微々たるものと、勝手に解釈して頂いている。もちろん手入れしている竹薮には入らない。IMGP5039_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5041_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今津湾ではカモ類がすっかり少なくなり、ミサゴも殆んどいなくなっていたが、キンクロハジロが浮かんでいた。荒地のツクシもすっかり胞子を飛ばし終えている。IMGP5049_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5043_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記

Mar 25, 2012

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すっかり春めいた、春分の日は毘沙門山でハイタカ渡りを見る。

　長い冬を抜けて、やっと春分の日を迎えた。釣りは朝だけのつもりで、５時過ぎに出発した。空は曇っているのか星が見えない。　メバルを釣るつもりで、唐泊に行き、６時過ぎに竿を出した。始めてすぐに釣れだして、１５ｃｍのメバルが２尾と、小メバルが５尾、２０分程で釣れ、今日はいけると思ったら、その後、ぱたっと釣れなくなった。風もなく、新月の大潮で悪くないのだが、すっかり姿を消したメバルにお手上げ状態で、ギブアップ。　駄目を承知で西浦で釣を再開したが、１０ｃｍ以下の小型のフグばかりで１５匹釣ったところで止めた。　今日の本命はハイタカ渡りを見ることなので、早々に今津の毘沙門山に向かった。途中の電柱に、若いハヤブサが止まっていたので、そろそろ近寄り、撮影した。こちらに警戒する様子もなく、１５ｍまで行っても逃げない。心なしか痩せているように見える。今シーズンは小鳥が少なく、田んぼのツグミも見かけない。生きた鳥を常食しているハヤブサやハイタカには試練の時だろう。腕の悪いハンターは、淘汰される厳しい世界に生きる動物には、それ故、洗練された魅力がある。IMGP4725_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4727_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記毘沙門山頂には９時半に着いた。いつもの所に腰を下ろしてじっと待つのは、釣となんら変わらない。空は雲が多く、雲を透して太陽が見える。IMGP4753_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　待つこと３０分、１羽めのハイタカが高い所を西へ向かった。今シーズン私が見た最初の１羽だ。　それから後が続かない。眼下の海上をヨットや海上警察のボートが走っている。IMGP4756_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4776_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記すぐ横の藪にツバキが咲いていた。　IMGP4868s- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4748_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　ふと気が付くと、直下をノスリが通った。IMGP4758_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　博多湾は貨物船で大賑わい。IMGP4789_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4875_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ヤシャブシの花が咲くと、渡りが始まる。　IMGP4779_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4832_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4786_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ハイタカのメス成鳥。１１時頃からぼつぼつハイタカが飛来してくる。この時期は成鳥が多く、桜が満開の頃最盛期を迎え、４月いっぱい渡り、後半は南からサシバが入れ替わりに渡って来る。IMGP4835_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記チョウゲンボウも１羽渡った。IMGP4836_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ミサゴの番が仲良く飛翔。よく鳴き交わす。IMGP4807_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4840_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記午後１時頃から急に北西の風が強くなり、ハイタカは翻弄されながら、西へ向かっている。半日山上にいて、１６羽のハイタカを見送った。無事大陸に着けば良いが。IMGP4886_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記タチツボスミレの花もそこかしこで咲いている。　２時に下山した。ワカメを採りに行くつもりだったが、風が出たので中止した。　メバルは煮付けにした。砂糖は入れず、酒、薄口醤油、生姜、味醂を隠し味にさっと煮る。IMGP4887s- posted by (C)雨釣の釣日記

Mar 20, 2012

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休日はいつも雨降り、されど、のこのこ出掛ける。

　４時過ぎに起きると、そぼ降る雨が降っていた。昨夜の天気予報では、午後から天気になるとのこと、伸べ竿１本とカメラレンズを持参して出掛けた。　豆メバルを釣るつもりで、唐泊に行く。夜明け前後２時間で３０匹釣ったものの、１０ｃｍあるかなしかのミニサイズで、親が怒って来そうなメバルで、子殺し雨釣の本領発揮といったところ。南蛮漬けと甘露煮に加工し、弁当の菜にする予定。IMGP4690_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　引き上げる時に、投げ釣の人の釣果を見ると、３５cmぐらいのカレイを３尾釣った人もいた。立派なカレイだが、あえてしようとは思わない。　荷捌き所では、すぐ目の前で取れる、バカガイが水揚げされていた。去年から大量発生しているようだ。２０人ほどの漁民がかかわっている。棚ぼた的な豊漁で潤っている。　天気は悪く、徘徊出来そうになく、西浦にも行って見た。一応竿を出してみたが、メバル２匹とコッパグレ１匹釣って３０分で止めた。　ブラブラ毘沙門山の下まで行ったが、小雨が止まず、山登りは断念し帰る。IMGP4685_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記エナガが各所で見られた。少ないながら、メジロもいたし、もうツバメも渡ってきた。ウグイスはしきりに鳴いている。IMGP4688_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今日もノスリは電柱に止まっていた。しきりにこちらを気にしている。この後、脱糞して飛んで逃げた。飛ぶ前には必ず脱糞する。軽くするためだろうか。　今日は、ろくろく写真も撮れなかったので、４０年前に撮った、白黒のサザナミヤッコと７年前に飼っていたアカメの写真を掲載する。IMG_0001_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMG_0001_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記

Mar 18, 2012

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宵の西空に輝く惑星二つ。

　ここ数日の宵の西空に、寄り添うように、二つの惑星が輝いている。右が金星、左が木星で昨夜は丁度同じ高度だった。今日は右の金星が、やや高くなっている。IMGP4639_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記昨夜は丁度並んでいた。IMGP4670_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今晩の位置は金星がやや上。間隔も開いている。　金星は地球の内側を回る内惑星、木星は地球の外を回る火星のさらに外を回る外惑星で、大きさは金星は地球よりちょっと小さく、木星の直径は地球の１１倍ほど。　この全く異なる惑星が、このように見える位置関係を推理するのは楽しい。IMGP4648_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記望遠レンズで撮った金星。丸く見える。IMGP4647_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記木星も丸い。　金星も太陽と地球の位置関係で、月のように満ち欠けする。丸く見えるのは地球から見て太陽の向こう側、一番遠い位置に来た時で、木星も同じく太陽の向こう側で、やはり丸く見えている。巨大な木星の方が小さく見えるのは、木星が外惑星で遠く距離が離れているせい。見た目で接近しているように見えていのは、たまたま方向が同じためで、やはり珍しい。　この二つの惑星が西に没する頃、中天に黄色っぽい火星が見える。IMGP4660_NEW_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4629_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4632_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4636_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記１３日の日の出。IMGP4624s- posted by (C)雨釣の釣日記道路標識が、どこかの窓ガラスの反射した朝日を受けて輝いていた。

Mar 14, 2012

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やっとカメラが直り、勇んで出掛けるも、強風に阻まれた一日。

　震災から丁度一年、前途は多難だろう。　３週間もかかって、やっとカメラの修理が終わり、土曜日に仕事帰り、天神へ受け取りに行った。土曜日の夜とあって、天神一帯は若い男女でごった返していた。不況と言われ続けて久しいが、別世界のような賑わいで、結構なことだと思いつつも、ちょっと複雑な気分。大いに目の保養になったと、おじん根性丸出しではあった。　カメラはファインダーが曇ってよく見えず、山勘で撮影していたが、嘘のように綺麗に見える。過去の右目の怪我の後遺症で、いまだにピントに難があるが、大分楽に撮れそうだ。　朝６時前にいそいそ出かけた。空は晴れて旧歴１９日の月が西に傾いていた。一応伸べ竿は持参し、釣りの支度はしている。今津に差し掛かると、西風が強くなり、やむなく東向きの唐泊漁港にバイクを止めた。夜明けが随分早くなっていて、東の空は明るくなっている。　IMGP4506_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　意外にも波止には十人ほど釣り人がおり、カレイ釣か一人３，４本の置き竿で、竿の方列が出来ていた。IMGP4502s- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4521_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　一応竿を出して、小メバルを狙ってみたが、金魚のようなのが４尾のみだった。風が強く難儀するし、干潮と重なって一向に釣れず、７時半には止めた。空には朝日が能古島の北端から登った。太陽の上側に巨大な黒点が出来ており、先日の太陽嵐はこれと関連がありそう。IMGP4511_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4515_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　太陽は昇るに連れて、明るさが失われ、やがてすっかり精彩を失ってしまった。IMGP4525_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4528_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4530_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4608_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ハマボウフウを掘り出し天ぷらの材料に採取。　西浦にも足を延ばしたが、西風がまともで釣りは諦め、道草をしながら毘沙門山に向かった。もうぼつぼつ、ハイタカ渡りが始まる頃で、このアゲインストの強風では駄目とは思ったが、時間が有り余ったので、山頂で２時間いたが皆無だった。強風で山がごうごうと鳴っているのみで、やっと盛りを迎えたウメの花に訪れるメジロもいない。IMGP4599s- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4561_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4573s- posted by (C)雨釣の釣日記スギ花粉が強風でしきりに飛散している。IMGP4535_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記早咲きの桜、去年も撮った。遅くも、早い一年。IMGP4565s- posted by (C)雨釣の釣日記ナルコユリの若芽、少々採取して天ぷらにした。IMGP4545_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記まだノスリはいたが、もう１０日もすると北国へ帰るため、いなくなる。IMGP4605_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ブロッコリーの花。アブラナ科はどれも花が似ている。IMGP4539_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記道端の水仙。

Mar 11, 2012

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人類の最大の罪は、原子力というパンドラの箱を開けてしまい、閉じられないこと。

　あの地震から１年、連日のテレビ放送で新しい映像に接するたびに、改めて、遠く人智が及ばない巨大なエネルギーを実感してしまう。　それにしても、余計なものは無残に破壊した福島原発だ。手の付けられない廃墟が原発の周りに広がる。放射能に汚染され、失われたものは金に換算できない程大きく、取り返しがきかないにも拘らず、いまだに原発の必要性が強調され続けている。技術論に終始しているばかりだ。　近代の物理学の進歩からすれば、物質に秘められた強力な原子力の発見は必然的だったろうが、不幸なことにウラン２３５に代表される放射性物質が地球に存在したこと。科学の成果が常に戦争の武器開発に利用されたこと。極論すれば、我々の便利な生活は、そのおこぼれを、金儲け、すなわち経済が大いに利用しただけに過ぎない。　原子力はまず強力な兵器、原子爆弾としてパンドラの箱から飛び出し、広島、長崎で最初の悲劇をもたらした。　２０世紀後半から２１世紀へ原子力兵器は地球上に蔓延して、今だにその呪縛から逃れられないでいる。　原子力発電は、そんな原子力兵器開発の副産物として、遠くない未来に枯渇する化石燃料に取って代わる救世主として登場した。原子力の平和利用という都合の良いうたい文句とともに。　生物にとって最大の毒である、放射能を大量に溜め込んだ毒壷が、地球の力で破壊された　福島原発は、人的ミスで起きたチェルノブイリ事故とは違い、原発というものが地球上に存在が許されないことを証明した。　原子力というパンドラの箱を開けてしまった人類が蓋を閉じることも出来ず、地球上の人類や、生物に不幸をもたらし続ける日に終わりを告げる時が、未来に来ることはあるだろうか。　　手元にカメラもなく、魚も釣れず、春の兆しだけを感じつつも、つい悲観的になる早春の夜。　

Mar 9, 2012

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