本格的な雨の中、やせ我慢の雨釣をする我に、棚ぼたのアオリイカ。
起きた時にはすでに、かなりの雨が降っている。しぶる心をなだめて出掛けた。冬の雨に比べると気温が高い分、まだましだが、釣り場までの30分が長い。 昨日と同じ場所でアジ釣りを始めると、一投目から釣れた。夜明けまで、まずまずの食いで30尾ほど釣ると、まだ薄暗いのにぴたっと食いが止まった。 凸部を諦めて、何時もアジ釣が多い角へ移動すると、未明からの雨のため、アジ釣りは1人しかいない。試しに釣ってみると、ここはまだ釣れる。さすがに何時も、アジ釣が多いだけのことはある。 瞬く間に15尾を釣り足した。6時になるとここもコッパグレが湧きアジは釣れなくなった。雨はかなり強く降っているし、新調したカッパでさえ雨が滲みて来る始末で、どうしようかと思案しつつも、道具を畳んでバイクに積んで、ふと目の前の海を見るとアオリイカが獲物を求めて岸壁近くにいる。 これは釣れそうと、バイクの荷物をほどいて、リール竿に釣ったアジを括りつけイカの目の前に投入した。何時もは持って来ないが、何故か今日はヤエン(イカを引っ掛ける仕掛け)を持参していた。 イカは空腹なのか、すぐにアジに抱き付き泳ぎ出した。道糸にヤエンをセットして引き寄せ掛けるとうまく掛かった。港内の何もない所でいとも簡単に釣り上げた。小型ながら今期最初の獲物で、イカには気の毒だがクーラーに入れた。IMGP7102_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP7101_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP7105_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 これに気を良くして外側テトラの先端へ移動して、2匹目のドジョウならぬ、イカを狙ったが、そう世の中甘くはない。30分やって一度も当たりはなく、イカ釣りは止めた。 その後コッパグレ釣りを少々やって、雨で気乗りがせんまま30分で止めて、9時には帰途に就く。マダイの幼魚(10cm)が釣れたので、バケツに生かして持ち帰る。マダイは何故か暫く飼育していると、気泡が眼球に出来て眼球突出になり、メデタイになってしまう。今度はどうだろうか。 IMGP7116_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記アジサシが1羽、港で餌を探して飛んでいた。はぐれ鳥だろうが、珍しい。コアジサシは海岸の埋立地で良く見かけるが、体がそれよりかなり大きい。IMGP7113_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP7111_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP7127_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP7126_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 今日は早い帰宅だったので、昼にはアジの姿寿司を作った。明日以降も天気が悪そうなので、釣ってきたアジの干物を作れない。隣に少し貰って頂いたが後の処理に思案中。 昔、郷里の家業の海産物加工で、親父が雨に苦労していたのを思い出した。天日乾燥では雨降りはどうしようもない。IMGP7129s- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP7131s- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP7132s- posted by (C)雨釣の釣日記グレの甘酢あんかけ