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雨釣の釣り日記

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2013年01月の記事

全10件 (10件中 1-10件目)

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結石始末記。

　正確にいうと未だ始末できていない。昨夜の痛みはただ事ではなかった。仕事の帰りに痛みが始まり、後5分と言う所で遂にバイクを運転できず道端で止めてしまった。その後何とか部屋に辿り着いて、暗くて寒い部屋に明かりを灯し、ストーブを点けて一息つくことが出来た。　途中のスーパーで買ってきたおかずと塩サンマを焼いて夕食を食う。食欲はまるでなく、やっと食う。たった一杯の飯が喉を通って行かない。食欲の権化のような以前が嘘のようだ。　早々に床に就く。明日は仕事を休んで、病院で再診してもらい、結石の状態を調べてもらい、場合によっては再破砕してもらうつもりだった。　深夜1時に痛みの急襲に会い、のた打ち回ったあげく、自分で座薬を入れて何とか眠る。今朝は痛みはなかったが、病院へ行くので朝食は抜いた。予約なしだったが余り待たずに診てもらえた。レントゲン撮影をして主治医の説明を聞いた。結石は粉砕していなく、真っ二つに割れて、かなり下へ移動していた。未だ膀胱には至っていない。　今しばらくの辛抱がいるとのこと。短軸方向に割れているから。直径は割れる前と変わらず通過しにくいのだろう。　昼に妻が鹿児島から帰宅したので、恨み辛みを一くさり言って、気分転換にカメラを持ってバイクで今津湾へ出かけた。バイクの振動で早く落とした方が良いとの思惑通りに行けば良いが。　　IMGP3450_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今朝は何日振りかの朝日を見た。IMGP3454_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ベランダにメジロとヒヨドリが来た。IMGP3457_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記シャコバサボテン？の花も朝日を受けて思ったより綺麗に咲いている。　今津湾の手前の今山にある熊野神社でこの冬初めて好きなツバキを見た。IMGP3461_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3471_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　今津湾は引き潮ながらまだ汽水に満たされていたが、ミサゴが8羽程も、湾横の池の上空で獲物の魚を求めて乱舞していた。湾側には獲物のボラがいないのだろう。IMGP3477_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記かなりの大物のボラを捕らえたミサゴ。しかし、鈎爪の刺さりが悪く、縦持ち出来ずに落としてしまった。ミサゴでも逃がした魚は大きい・・か。　IMGP3494_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記尾羽を扇の様に広げてホバリングする。ミサゴは寡黙なタカ類にしては良く鳴く。特に番の間ではしきりに鳴き交わす。IMGP3537_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3526_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ミサゴの足は大きく、太ももが発達し、羽毛は小さく密に生えている。IMGP3552_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記水中に突入する瞬間、足を目一杯前に突き出し、翼は水の抵抗を減らす為後に倒す。IMGP3553_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記完全に水中に没したミサゴ。このときは捕獲に失敗した。IMGP3487_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今年はツクシガモの飛来が多く30羽以上居る。IMGP3542_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今津湾で撮影をしていると、西浦の釣りの知人H氏が通り掛り、暫し談笑したが、西浦の港内でアジ狂想曲が繰り広げられているそうな。平日でも夕方釣り人が押しかけ、漁船まで繰り出して狭い所で釣っているとのこと。　帰りに牡蠣を少々採取したが、体調不良で、意欲が湧かない。明日は職場に復帰する積りだ。早く決着がついて欲しいと切に願う。　。

Jan 29, 2013

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悪魔は突然降りてきた。

　人間はかつて経験のない痛みに遭遇すると、あれこれ記憶の糸を手繰って、それが何かを知ろうとし、分からない時は不安が一気に膨れ上がる。　水曜日の朝、左腹奥に違和感を覚えて目が覚めた。記憶にない感じの鈍痛で、すぐに収まったが、それから１時間後に最初より遥かに激しい疼痛が襲ってきた。逃げ場のない鈍痛に耐えていると脂汗が染み出てきた。幸い２０分ほどで痛みは引いたが。さすがに朝食は食えなかった。この１日前に、仕事で重いものを何回も持ち上げたので、１０年前に手術してチタンのネジで留めている腰椎すべり症が再発したのかと、恐れた。　しかし痛みの質が微妙に違っていたので釈然としないまま、その日は終わってしまった。　次の朝（木）も朝から左わき腹奥の調子が悪く、朝食はもちろん、弁当も持参せず出勤し、やや重い物を持ち上げると痛みが激しくなった。同僚の運転で何とか現場までは辿り着いたが仕事どころではない。　その現場はたまたま、１０年前にすべり症の手術を受けた病院の近くだったので、仕事の全てを同僚の３人に任せて飛び込みで診療を申し込んだ。予約なしで時間が掛かりつつも、整形外科で診てもらい、各種の検査の結果、腰椎骨には異常はなく、尿に潜血反応が出た以外異常はなかった。その日も何となくやり過ごして、帰宅時に強い痛みが襲い、ようようバイクで２５分の行程を終えた。さすがにここまで痛むと結石を疑って、明日は休んで自宅近くの大きい病院へ行く腹を決めた。　病院は地域の拠点になっていてやはり、予約制になっていたが耐え難い痛みにさいなまれている我が身にあってみれば、どうしても診療を受けるべく交渉の末、泌尿器科での診療が叶った。　病院は男女の老人を中心に患者で溢れ、なかなか呼ばれず、不規則に襲ってくる痛みに顔をゆがめながら耐えて、２時間後に診てもらい、CTの画像に悪魔の正体の尿管結石が小惑星のように白く浮かび上がっていた。大きさは８mm×６mmと左程大きくはないそうだが、充分過ぎるほど効果を与えている。　午後なら超音波による破砕手術が可能と若い男の医師が言う。一も二もなくお願いし、一泊二日の入院の準備を妻に電話で頼んで、施術に望んだ。　開腹するわけでなく、機械でターゲットの結石に超音波を当てるだけで、患者の負担はない。ハンマーで叩くような音で20分も照射したのだろうか、大した痛みもなく終わった。丁度、マッコウクジラのクリック音みたいな感じがした。　すっかり痛みが去り成功したと思った。久々の病院のベットで早々に眠りに就いて、ふと痛みを感じて目が覚めたら、時計はまだ０時を過ぎたところで、幾らも眠っていない。痛みは次第に増幅して30分呻吟しつつ耐えていても収まらず、看護師さんを呼ボタンを押し、痛み止めの座薬をして貰って眠れた。悪魔は破砕されず健在だろうと想像されたが、土曜日には退院という。　一度で破砕できない場合は一週間後に再度施術するらしいので、とりあえず家に帰すのだろう。　土曜の昼に退院してごろごろ過ごすが、寒い中、仕事を全て押し付けて申し訳なく思う。やはり時々痛みが出て、破砕に失敗したことを確信した。　日曜日は天気がどうであろうと、徘徊せずにおれない我が身ながら、今日は気分は萎えて、パジャマさえ着替える気にもならなかった。その上、妻は、かねてからの予定だからと言って、鹿児島の実家で明日ある、叔父の一周忌の為に10時の新幹線でさっさと出掛けてしまった。痛みでのた打ち回る亭主を置き去りにして・・・　12時に強い痛みが来て収まりそうもないので、自分で座薬を入れて凌いでいる。インターネットで結石を検索したり、イシダイを写したり、ベランダのビワの花に来たメジロを撮ったりしている。まさに、正岡子規の病床六尺の世界だ。IMGP3434_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3444_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記餌が少ない時期で、こんな所までささやかな花の蜜を吸いに来る。それで受粉するのだろう。IMGP3433_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　調べてみると、結石の成分はシュウ酸カルシュウムが殆んどで、高塩分、高蛋白、高脂肪食が原因らしく、我が食生活全てに該当するが、さらにストレスが加わると一気に生成されるらしく、今の我が身の状況に１００％合致している。これぞ身から出た錆ならぬ石だろう。　明日は出勤する予定で、何とか1週間持ちこたえねばならない。まだ苦難の道は続くのか。

Jan 27, 2013

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天気晴朗なれど魚信なし

　６時に出発した。曇っているのか星は見えない。風は弱く冷えている。７時前に西浦に着いて、まず金魚メバルでも釣ろうと餌を撒いてみるが全くいない。先週までいたのに何処へ行ったのか。　テトラの何時もの場所に道具を置いて、朝日を撮りに北崎まで戻る。　雲が下の方に立ち込め朝日の出るところは見られなかった。やがて雲の上に朝日が出て来た。IMGP3335_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3350_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記海釣り公園の向こうに毘沙門山が見える。IMGP3353_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記北崎の防風林のクロマツは松枯れで全て伐採された。IMGP3354_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記皮を剥がれ、薬剤を撒かれたのか、松の死体が血を流したように赤く染まって横たわっている。　９時からグレ釣を開始したが、いっこうに当たりがない。しかも潜りがテトラの近くでナマコやら採り始めたので釣りをする意欲さえ失せてしまった。　結局１時間一度も浮きは沈まなかった。坊主の二文字が頭をよぎる。漁獲なしを覚悟して、今津へ牡蠣を採りに行く。　こういう事態も想定して採取道具は持参していたので、潮が引いている内にとわざわざ今津まで行き２０分で３ｋｇほど採った。　西浦に戻ると空は晴れて見事なサバ雲が流れていた。IMGP3364_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3377_NEW_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　トビが穏やかな気流に気持ち良さそうに舞っている。IMGP3371_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3368_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　１２時からグレ釣を再開した。潮も上がり始め、風も弱い追い風で、気温も上がり冬としては申し分ないが、如何せん釣れない。すっかり諦めた１時半に２０ｃｍのグレが釣れ、辛うじて坊主を免れた。　２時に竿を畳んだ。帰りに内側で知り合いの老人がアジ釣りをしていたので話してみると、昨日午後４時からアジがサビキで３０匹釣れたそうで、今日の朗報だろう。IMGP3381_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　　IMGP3382_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記モズのオス。飛び立った瞬間。IMGP3383_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ミヤマホウジロ。今年は小鳥は多い。IMGP3398_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3402_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3407_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3410_NEW_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3411_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記背景に同化して見え辛いノスリ。

Jan 20, 2013

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突然の雪は春型の雪。

　昨夕から降りだした雪はこの時期としては大雪になった。昨日の帰宅時の１９時頃には本降りの雪になって、メガネに湿った牡丹雪が張り付いて前が見えなくなるほどだった。　今度の雪は特に冬型が強くなって降ったわけでなく、気圧配置が冬型になると同時に範囲が小さいながらも気温が低い寒気塊が朝鮮半島の東側を回り込むように北部九州に入って来た為だった。強烈な冬型では寒気は朝鮮半島に阻まれて、吹き渡る距離が短く、雪雲が発達しない。　今回の雪は２月終わりから３月始めに降る雪と同じ春型の雪で、今日は風も弱く、一気に冬型は緩んだ。思えば先日関東で降った雪も春型の雪で、季節は確実に春に向かいつつある。　寒暖のせめぎ合いは当分続くにしても、光の春はもう始まっていて、日の入りが日増しに遅くなっている。IMGP3298_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3299_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記油山は真っ白になっている。IMGP3302_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3303_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3304_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記南の木ガジュマルには辛い雪。南に傾いた姿は南国への憧れの現われか。この雪で幾枝か枯死するだろう。IMGP3306_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記室見川沿いのセンダンの木。IMGP3309_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記中央区の雪は西区より少なかった。バイクも滑ることなく職場に着いた。 IMGP3316_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記旧暦１２月７日の上弦の月。IMGP3326_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記中天に懸かるジュピター木星。

Jan 18, 2013

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今日の休日は釣りは休み、カメラをぶら下げて毘沙門山に登る。

　昨日夕方から降っていた雨は夜明け頃にはほぼ上がっていたが、南岸低気圧が発達して風が強くなることが分っていたので魚釣りは初めから休むつもりだった。　雨が予想より早く止んだので９時にカメラをぶら下げて原付きバイクで出掛けた。糸島の芥屋大門へハヤブサを見に行きたかったがやや時間が足りず、元岡近辺と今津の毘沙門山でうろうろすることにした。　今津の市民農園の横を走っていると、前方１００ｍの植え込みにハト大の鳥が白い腹を見せて飛び込んでいった。小鳥が数羽ぱっと飛び散る。ハイタカが狩をしていると、カメラを構えたが、ハイタカは出て来なかった。狩が成功して早速食っているのか。暫く待っていたが諦めて水田の方へ移動した。　IMGP3176_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記風が強いのでミサゴが水田に３羽降りて休んでいた。近寄ると警戒して飛び去る。　IMGP3169_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記水田横の電線にハヤブサの成鳥が止まっていたがすぐに飛び上がり、今津湾の方へ去ってしまった。　芥屋へ行く時間はないので、高い所へ登りたくなって毘沙門へ向かった。IMGP3178_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記カイツブリの幼鳥か、羽毛がふわふわしている。　今日は今津の氏神さんの祭りか神輿や山車が狭い道をあちこち練り歩いていた。各家は七夕飾りの様な竹飾りを出している。IMGP3180_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　バイクで中腹の駐車場まで登り、１００ｍ程の坂道を歩いて登ると毘沙門堂が有る。普段はお詣りはしないのだが、今日はささやかな賽銭を入れて故人の冥福を祈った。IMGP3233s- posted by (C)雨釣の釣日記　お堂から少し登ると視界が開ける。北には玄界島、西には糸島の可也山が、南には今津湾を挟んで今山が見える。今日は雨後の水蒸気のせいか黄砂のように霞んで視界が悪い。IMGP3192_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3218_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3232_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3191_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　頂上では強い北風が崖から吹き上がり、ちょっと後に下がるとかえって殆んど風が無い。アンパンを齧りながら１時間佇んだ。IMGP3217_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記奄美へ向かうのか、能古の島と志賀島の間をフェリーが通過した。井上陽水の能古の島の思い出という歌を思い出す。IMGP3193_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記突然ハイタカが現れ数秒で見えなくなった。辛うじて撮影した。IMGP3182_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記ミサゴが獲物を摑んで上昇して来た。写真で見るとウスバカワハギのようだ。冬のこの時期にには衰弱したウスバカワハギが海面近くを泳ぐことが有る。　やがてノスリが飛来し斜面を吹き上がる風を受けて、しばらく凧の様に空中に停止していた。IMGP3204_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3205_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　目当てのハヤブサはついに現れなかった。下山途中で藪で音がしたのでイノシシかと見ると、ニホンザルが１頭後ろ姿を見せて消えた。毘沙門は海岸近くにぽつんとある山で、畑はなく餌に不自由する筈だが、昨年ここから西へちょっと行った草場地区でも見たから、何らかの理由でサルが近辺に移住しているのだろう。IMGP3234_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記陽だまりではタチツボスミレがもう咲いていた。　下山してまた水田の方へ行って見たら、先日見たチョウゲンボウがいた。IMGP3249_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　これで冬場にここらで見られるタカ、ハヤブサ類は全部見られたことになる。相変わらずミサゴは漁に余念がない。　ツクシガモを見てから、浜崎の漁港で水換え用の海水を汲んで３時に帰る。IMGP3240_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3257_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3259_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3280_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3276_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ツクシガモのシンクロナイズドスイミング。IMGP3288_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記

Jan 14, 2013

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桜を待たずに友は逝ってしまった。

　２２年前に仕事で組んで以来親しくしてもらったTさんが昨日土曜日の朝６時に亡くなった。前日１１日の夜にTさんの息子さんが来宅し、ここ数日の衰弱が激しいので会うのなら今しかないと教えてくれたばかりの訃報だった。日曜日に訪問しようと思ったのに間に合わなかった。　２年前までは時々釣った魚を持って、近況報告にいっていたのだが、いろいろ食べられなくなって,衰え行く姿を見るのが辛くて自然と足が遠のいてしまっていた。　１６年前に最愛の奥さんを亡くしてから、すっかり意欲がなくなって健康が悪化し、リンパ腫、肺癌を患って７１歳の若さで帰らぬ人になった。　娘さんが勤めをしながら何年も父親の世話や看護を献身的にこなし、娘盛りを父親の世話に捧げ尽くし、それが当然のこととして、嫌がることもなくされていたのには頭が下がる。　子供の人生を取り戻すには早く逝った方が良かったかもしれない。　酒を愛し、競馬を愛し、タバコを愛し、本をこよなく愛したTさん、さらば。昨夜見た顔は穏やかで、やせ衰えてはいたけれど高僧の木像のような気高さがあった。　好きな桜はもう見られないが、かつて一緒に見た桜の写真を捧げたい。　　残された子供二人には、協力しながらも、あらためて新しい人生をそれぞれに築いてもらいたい。IMG_0072_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMG_0260_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　　悲しさを抱きつつも殺生の釣りは止められない因果な我が身、心よ。　曇天の中７時に西浦に着いた。既に１２台も車が来ていたが、何とも知れないルアー釣りの若者が多かった。弱い東風で海は凪いで澄んでいる。港の周辺はハシブトガラスとハシボソガラスだらけで、うるさく鳴いている。カラスばかりが何故増えるか。IMGP3133_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3135_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　潮が引いているので８時まで待つ。思えば、Tさんは新月の大潮の干潮時刻に亡くなっている。残り少なくなった乾電池の電気を少しずつ費やしながら生きて来て、大きく潮が引く昨日の干潮時に使い切ったのだろう。　外側テトラも反転篭釣りでグレを狙う。潮が引いているせいか一向に釣れない。コフグやコグレはいて、餌ばかりがなくなる。９時になると２,３回当たりがあったがばれてしまった。　９時半にやっと掛かった。結構引きが強く、岩に入られない様にリールを巻いて水際まで下りて取り込むと２８ｃｍのグレだった。IMGP3136_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　その後は一向に食わないので潮が干潮に転ずるまでブラブラ時間潰しをした。ミヤマホオジロが数羽いた。IMGP3145_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3139_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記メス。IMGP3146_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3142_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　１２時から釣りを再開した。潮は引き潮に転じている。なかなか食わないが、やがてぽつりぽつりと２０cm前後が４匹釣れた。２時に釣りは止めて帰る。雲は益々厚くなって来た。　IMGP3147_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3148_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記アトリの群れ。IMGP3151_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3156_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3158_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ミサゴが４羽、今津湾の横の池で獲物を探していた。この時期は餌は少ない。IMGP3161_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ツクシガモ。この冬はカモ類が少ない。IMGP3162_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記食事中のツクシガモ。

Jan 13, 2013

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釣り場はすっかり冬休みの様相で釣れない。

　今朝は毘沙門山に登るダイヤモンド毘沙門を撮るつもりで日の出前の７時に出発した。しかし雲がかかって朝日は見えなかった。IMGP3023_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記風が弱い朝は空気が澱み逆転層が出来て、煙は上空へは昇らない。IMGP3026_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3028_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　８時から西浦のテトラでグレ釣を始めた。海は凪いで澄み切っていて、潮は引き潮でもうかなり引いていて条件は悪い。何度投げても餌がなくなるばかりで浮きは沈まない。コフグかスズメダイが餌を取っているようだ。　３０分やって諦め、港内の金魚メバルを伸べ竿で釣った。メバルも活性が低く、動きが悪い。３０分釣って、１０ｃｍ未満の子メバルを２５匹釣ったので、この釣りをを止めてまたテトラに戻りグレ釣を再開した。　しかし状況は変わっておらず、グレは釣れない。　１０時半から１１時半間でブラブラ時間を潰した後で釣ってみたがさっぱり釣れない。今日はサヨリも寄り付かず、１時で釣りを断念した。１５ｃｍのコッパグレを２匹と金魚のようなメバル２５匹が本日の釣果の全て。IMGP3033_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記港内に群れている５ｃｍのハゼの１種チャガラ。ハゼとは思えぬ遊泳力。　帰りは何時もとコースを変えて大原海岸に立ち寄ってみた。２年前の失業時に手術した膝のリハビリを兼ねてよく散歩した折に、サクラガイが沢山打ち寄せられていたので、行ってみたのだが、殆んどなかった。IMGP3034_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3035_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3038_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記貝の色はピンクとオレンジがある。IMGP3041_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記砂に残ったカラス？の足跡。IMGP3047_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記小型の鳥の足跡。　　帰りに毘沙門山の北側山麓へ行ってみた。崖の直下まで行くとノスリが同時に３羽いて、そのうちの２羽は番のようだ。IMGP3067_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3083_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3102_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3054_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3053_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3065_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3096_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3074_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3085_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3086_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3079_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ミサゴも飛来した。IMGP3091_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3100_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記予想通りハイタカを見ることが出来たが遠い。この冬初めて撮影した。IMGP3105_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記北側とはまるで違う毘沙門南側。

Jan 6, 2013

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連ちゃんで出掛け、昨日とほぼ同じ一日を過ごす。

　今日まで休みなので8時に出発した。昨日忘れた竿はしっかり紐で結んで肩に掛けた。今日は風が弱く、天気もやや良いが、雲は多く日差しはなく寒い。　今津湾にかかると、今日もミサゴが獲物を求めて4羽舞っていた。しかし獲物は殆んど捕れない。IMGP2871_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2877_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2878_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　釣り場の近くの小田で、昨日の柿ノ木で再度撮影をする。柿は半分以上食われて残りが少なくなっていた。木には25羽のメジロと、数羽のヒヨドリとシロハラ、ツグミが競って食っている。日差しがあると撮影し易いが、曇って撮り辛い。時々日が射すとメジロの羽毛が輝く。IMGP3004_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2992_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2955_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2967_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2965_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2964_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2974_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2949_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記メジロは子供の頃に、鳥もちと囮でよく捕まえて飼っていたので、メジロには思い入れが強い。何処までも子供時代に支配されている我が人生、と思う。オスは喉の黄色が濃い。目の縁の白いリングが名前の由来。小笠原にはメグロがいる。IMGP2977_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2920_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記警戒心が強いシロハラ（ツグミ科）も近くで見られた。アイリングがある。IMGP2937_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2936_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ウグイスも1羽来た。IMGP3006_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP3007_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　鯛ごち網漁船はまだ正月休み。飾りは竹1本だけで、大漁旗はないが、正月飾りだけは船室の前に飾ってあった。　10時過ぎにやっと釣りだした。今日も何人か釣り人がいた。外側テトラでグレ釣をしてみる。竿とリールは新品で、始めは調子が摑めなかったが段々慣れてきた。　浮きは沈むが一向に魚は釣れない。どうもスズメダイが餌を取っているようだ。やがてサヨリが寄って来たので、針を替えて釣ってみたが、餌がサシアミでなくオキアミだから食い付が良くない。　なんとか２５ｃｍぐらいのを6匹釣った。その後もぱっとせず、グレは１７～２０ｃｍを4匹釣ったのみ。他にサバゴ、ウミタナゴ、コメバル、コフグと6種類で６目釣りだが全て小さく逃がした。IMGP3018_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記２時まで粘って帰る。新しい竿はまずまずの使い勝手で、いくらか釣れたので良かろう。　帰りは写真の成果は少なかった。IMGP3009_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記北の海上５０ｋｍ以上彼方に浮かぶ沖ノ島。めったに見られない。IMGP3011_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記西の海上には烏帽子が浮かぶ。その向こうには壱岐が長く横たわっている。IMGP3012_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記モズのオス。IMGP3015_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ノスリが何時もの所にいた。

Jan 4, 2013

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寒風を突いてとりあえず釣り道具を積んで初釣りに出掛け、かろうじて坊主を免れた。

　4時半に目が覚めたものの、北風が窓を鳴らしているので、暗いうちから出掛ける気にならなかった。新聞を見て、朝飯を食って、ちょっとデスクワークをしている内に、今年初見の朝日が昇って来た。IMGP2589s- posted by (C)雨釣の釣日記　すっかり明るくなったが、気温が低く、北風も強く気乗りはしないがインドアーで一日過ごせるはずもなく、釣り道具一式とカメラ持参で出掛けた。　幾らも走らない内に、防寒手袋をしているのに指先がどんどん冷えて、じんじんしてくる。気温が相当低いようだ。　行きがけから道草をしながら行く。今津湾は潮が引いて干潟が出ていた。砕石場の崖に立ち寄ってハヤブサを探したら今年も発見できた。これから繁殖するのだろう。ノスリも一羽いた。　小田集落にさしかかると、道端の水路の上に、収穫せずに柿がたわわに残った柿ノ木が有り、熟柿になっている。これにメジロ、ヒヨドリ、ツグミ、シロハラさえ集まって来て熟柿を美味そうに貪っている。熟柿は私も大好物で、大饗宴に参加したかったが写真撮影だけに我慢した。　メジロは30羽もいただろう、柿の中に頭を突っ込んで夢中で食っているが、邪魔が入って、しょっちゅう入れ替わる。５ｍまで近付いても眼中にないのか逃げもしない。食い気が第一と言う所か。生きとし生きるものは、食い気と色気には勝てん。IMGP2698_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2795_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2782_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2751_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2801_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2763_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記柿を頬張るヒヨドリ。IMGP2627_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ツグミ。IMGP2675_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記シロハラ。　さんざん道草をして、西浦に着いたのは10時を過ぎていた。この寒さの中、3人の釣り人がいたのには驚いた。北風が強く釣れている気配はないが、折角来たので、初釣りの竿を出した。年末に折れた竿の補充に買った、安い竿とリールはうっかり忘れてしまい、新品での初釣りはできなかった。　反転篭での遠投をしたが波、風があって思うように行かない。手足は冷えて痺れてくるし、こんな日に釣りをせんでもと、つい思う。2時間粘って、手の平のグレ3匹と30cmのサヨリ1匹を釣って辛うじて、坊主を免れた。昼には帰途に就いたが、何時ものようにブラブラ帰る。　ミサゴが数羽漁をしていたが、大物は少ないのか、淡水の水路でフナか何か小物を捕って食っていた。IMGP2806_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記カササギは増え続けている。IMGP2816_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2825_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2862_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記　帰ると、春Gさんに佐多岬で釣ったと言う５０ｃｍのグレを頂いた。何時もコッパグレしか見ていないので、とても同じ種類とは思えなかった。今が旬の味も良かった。　　

Jan 3, 2013

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一年振りに第二の故郷、鹿児島に帰省した。

　暮れの31日朝にレンタカーで妻の実家が有り、私が40年前に4年間過ごした鹿児島市に帰省した。実家には84歳の義父と93歳の義母が健在で、正月に年に一度顔を見にいっている。　31日は冬型が強まって降雪の予報だったが、久留米付近で少々降ったが、3時間丁度で鹿児島に着いた。両親とも年は取ったが元気だった。ひさっかぶいのかごんま弁が懐かしい。夕方に娘が新幹線で来て合流した。IMGP2490_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記元旦の桜島は曇っていた。IMGP2494_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記娘と実家の傍の建部神社へ初詣に行き、私はお参りはせずに写真だけ撮った。相変わらずの無信心ぶり。　正月は長島と出水へぶらりと行く事になった。長島は38年前に一度行ったきりで記憶もない。天気は晴天ではないが、時々晴れ間もあり、まずまずだった。　阿久根の先から黒の瀬戸大橋を渡って長島へ入る。IMGP2502_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　北側から先へ進むと八朔が実る斜面の向こうに不知火海が見えた。IMGP2509_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　　さらに進んでブリ養殖が盛んな東町漁港へ立ち寄ると、港は生簀の餌やり用の漁船がずらりと並び、その装備の近代化に驚いてしまった。長く見ぬ間に養殖漁業はすっかり近代化していた。IMGP2516_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　この後南側に回って見晴らしの好い所で写真など撮る。西方向に牛深が見え。IMGP2523_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　南西方向には光の帯の彼方に甑島が横たわっている。IMGP2538_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2540_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　長島には風力発電の風車が10基以上あったが、その三分の一は動いていなかった。折角の設備がもったいない。次代の発電を担うにはいささか心もとなく、主役にはなりそうもない。IMGP2536_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　長島から出水市荒崎のツル越冬地までは20分ぐらいで着いた。大変な人出で、人気がある。ツルは餌をもらい、それこそ万羽鶴が食事に余念がない。しかし鳥インフルエンザ予防とかで,下からは見られず、有料の展望所へ上がるようになっている。ごった返す中、上がる気にならず、下でちょっと見て後にした。付近の田んぼにもツルはいたので、近くでは見られた。IMGP2561_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記マナヅルの飛翔。IMGP2565_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2574_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2553_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記　数が多いナベヅル。IMGP2568_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2557_NEW_0001_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP2575_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記　帰り着いたら夕なずむ5時過ぎだった。長時間のドライブで両親はさぞ疲れたことだろう。2日は9時に鹿児島を後にした。

Jan 2, 2013

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