秋の海は熱帯魚で大賑わい。40年振りかで海で見た魚種に大いに喜ぶ。
昨日は2時に起きて、何時もより早く出かけたせいで、夜は睡魔に勝てずブログを今日に持ち越してしまった。 平日は連日の好天だったのに、何故か日曜日は天気が悪かった、何時もながら。 4時前から西浦のテトラで竿を出した。アジゴはまずまずで20匹を確保して、5時半には大物仕掛けを流した。相変わらず当たりは無い。 回りにはカマス釣が何人かいて、ルアーを投げている。アジゴをどんどん消費しつつ流し続け、すっかり明るくなった6時頃に、突然30m先の浮きが沈んで道糸が出る。あわせるとヒット、結構引きが強い。慎重に引き寄せると45cmほどのカンパチ若魚で、テトラに入りかけ、慌てて竿を操作して外へ出した瞬間にハリスが切れて、魚は疲れてふらふらしつつも針を付けたまま去ってしまった。カキ殻で切れたのだろう。 あまりに慎重になり過ぎた。もっと強引に巻けば良かったと、後悔しても手遅れ。 気を取り直して、泳がせ釣を続けたが、もうツキを落とした釣師には大物は訪れるはずもなく、一度大型のダツが当たりかけただけで8時に終了。片手間でジグを引いたカマスも釣れなかった。 8時前の小休止で海中の熱帯性幼魚を探すと、次から次に例年見ない種類がいて、釣りはどうでも良くなってしまった。40年前に故郷高知県室戸の海で採集して、飼育していたチョウチョウウオもいて、旧友に会ったような気がした。 いずれも厳寒期の1,2月には死滅する定めだろうが、今しばらくは成長するだろう。 天候が悪く余り良く撮れなかったのが残念。IMGP9137_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ムレハタタテダイ。テトラの空間に10cm程の個体が4匹がいた。IMGP9080_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ハタタテダイ。ムレハタタテダイと区別は難しい。単独でいる。IMGP9086_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記フウライチョウチョウウオの5cmの幼魚。今回が初見。IMGP9058_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記同上。IMGP9118_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記トゲチョウチョウウオ。IMGP9110_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記チョウチョウウオ。チョウチョウウオの仲間では一番の温帯性、しかし福岡には成魚は見られない。IMGP9143_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記チョウハン幼魚。今回初見。IMGP9144_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記同上。IMGP9125_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ゴマチョウチョウウオ。福岡で初見。IMGP9132_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記同上。IMGP9104_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記キンチャクダイの3cmの幼魚。福岡で初見。成魚とは模様が全く異なる。IMGP9123_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記コロダイ幼魚。親とは模様が違う。IMGP9084_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記イトフエフキの幼魚。ルアーで釣れたのを撮らせてもらった。初めて見た。 海中探索後は大物釣りは断念して、ひたすら10cm程のアイゴの子を釣った。干物の希望が有り、40匹釣ったがまだ小さい。刺されないように注意しながら、針を外すのはかなり面倒。 天気が悪く午後には小雨模様のため、途中の徘徊もせず、2時半で釣りは止めた。IMGP9150_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記アイゴは頭と内臓を切り落として持ち帰る。この時迂闊にも背鰭で刺された。死んでいても相当痛く、油断なら無い。死せるアイゴ、雨釣を唸らす。 帰りの農道でジムグリという、この頃あまり見ないヘビが濡れた舗道を這っていた。近付くと攻撃のポーズをとって威嚇する。きれいなヘビだ。IMGP9154_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP9156_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 我が釣がワンパターンとのコメントを貰った。自分にとっての釣りは極日常的なことで、バイクで行ける距離で、金をかけないで餌を少なく多く釣るをモットーにしている。ワンパターンで結構。好きな時に行って好きな時に帰る。釣などそもそも単純なもので、理想を言えば自前で餌を採集して道具も自分で作ってするもの。釣番組に踊らされている釣などつまらん。