陸は春始まるも、海は冬真っ只中で雑魚1匹見えず。
今日は晴天予想で日の出前の6時前に出た。空は晴れ、風も無く空気は冷えて霜が降りている。 小メバルでも釣れないかと思い、数ヶ月振りに唐泊へ行った。この不漁の時期に20台以上の車が既に来ていた。不審に思って見ると、殆んどが遊漁船に乗り込んでいる。ここは漁船より遊漁船の方が多く、漁港というより遊漁港とでも言った方がよい。IMGP1650_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記日の出前に出港した遊漁船。何が釣れるのだろうか。世の中、余裕のある人も結構多いことに驚いてしまう。 空には下弦の月がくっきり出ていた。延べ竿で釣ってみるが全く反応が無く、餌は2匹ですんでしまった。僅か15分やって直ぐに断念した。海水温は相当下がっていて、当分の間見込みは無さそう。IMGP1649_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 7時に日の出を見てから西浦へ移動した。IMGP1653_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記 西浦は2人釣り人が居たのみで潮も引いて釣れそうにないが、折角来たので丸テトラで延べ竿を出した。撒き餌をしてもフグの子1匹いない。10分釣って止めた。今日は雑魚1匹見ていない。こんな事は過去無かった。2月、3月は一番釣れない時期では有るが、小魚すらいないことは異常だ。海底の石は海藻がまるで付いていない。 水温低下以外にもこの磯焼けが暗い影を落としていると思う。春以降の不漁が懸念される。 9時にはぶらぶら帰る方向へ走る。里山でウグイスの初音を聞いた。かなり早い。例年早春に咲く民家のサクラを見に行った。既に開花していて、春の到来を実感した。IMGP1662_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記やはりサクラには華やかさがある。 10時には毘沙門山の崖の上に着いて、眼下を眺める。凪ぎで海中も良く見える。海上ではヨットレースも始まった。そう強くない東の風が吹いている。もしやハイタカ渡りが始まっているのではと期待しつつ3時間半粘ったが、結局1羽も飛ばなかった。1度だけハヤブサ若鳥が飛来したので良かった。IMGP1672_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1680_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記恐らく姪浜の漁船がぐるぐる回って漁をしている。網に追い込んでいるように見えるが、何を獲っているのか。IMGP1682_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記代わった3枚帆のヨット。IMGP1702_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記標識を通過すると反転して向かい風で帆走する。このコース取りが勝負を分けるようだ。IMGP1699_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記何時もながらトビだけはたくさんいるのだが・・・・IMGP1686_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記すっかり数が減ったノスリがカラスに追い回されていた。IMGP1726_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記カラスの攻撃を逃れたノスリが意外なほど優しい声で鳴いた。IMGP1707_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記ハヤブサ若鳥の飛翔。ハヤブサは惚れ惚れする速くて滑らかに飛ぶ。大気の申し子。IMGP1706_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1711_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1735_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記春の陽光でスミレも開花。IMGP1736_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記春を告げるウバユリの若葉。 2時に下山した。次回にハイタカが見られることを楽しみに。IMGP1745s- posted by (C)雨釣の釣日記水槽のヨコスジフエダイは20cm以上になった。