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雨釣の釣り日記

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2014年07月の記事

全17件 (17件中 1-17件目)

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土用の丑の日暑さ復活。

　昨日の疲れを引き摺ったまま、今日は早くから海へ出動。３時半には唐泊のテトラでもう竿を握っている。空いっぱいの星も瞬いている。風は弱く、海は潮が引いている。　オキアミの餌でアジを釣る。セイゴがしきりに現れてアジは中々釣れない。やがて１匹釣れても続かない。何とかいつもの３匹はクリアーした。今日も終わりかと釣っていると５時前に続けて５匹釣れ、合計８匹になって３匹の呪縛からやっと解放された。　５時からはセイゴ釣りを開始した。暗いうちはあんなに居たセイゴは影も形もない。今日も一度も当たりは無かった。　コッパグレもあれほど居たのに新子が群がってすっかり釣れなくなった。ボラを釣ろうと反転篭で遠投してもアジゴばかりで姿が無い。　こうなると流れは、このところパターン化した西浦行に推移した。しかしどこも事情は同じで、グレの幼魚が邪魔をする。手の平サイズを４匹釣っただけに終わった。　日だけて（日が高く昇った状態）暑さが鰻上りで１１時に釣りは止めた。　帰りに桜井神社へカノコユリを見に行った。たった一輪だけ咲いていて、何とか撮影した。昨日のオオキツネノカミソリより華やかでいい。IMGP6125_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6124_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6129_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6121_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記摘果されたホウズキの赤。IMGP6132_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記民家のムクゲ。かなりの大きさの木。IMGP6134_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6135_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6138_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ナツアカネ。IMGP6142_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記本日の釣果。

Jul 29, 2014

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井原山は遠かった。（後編）

　開けた頂上近くに出たら、道をクマザサが覆いかぶさり足元も見えないほど。気温は高くないのに水蒸気で眼鏡とカメラのレンズが曇った。　頂上の灌木は低く密集して生えている。ミヤマキリシマもかなり有る。ヒグラシがしきりに鳴いている。頂上には多数の登山客が三三五五寛いでいる。日光は燦々と降り注いでいるのに風は涼しい。　　頂上には視界を遮る木も無く、３６０度の眺望ができるが、ガスが掛かって遠くは良く見えない。キアゲハとツマグロヒョウモンが多数活発に飛び回っている。IMGP6058_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記南東の脊振山系。IMGP6060_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記北東方向に遠く能古島が見える。IMGP6061_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記先日登った飯盛山の頂上が見え、その先に福岡市の中央区の市街がぼんやり見える。IMGP6066_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記北西方向に可也山がぼんやり見える。IMGP6065_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記西には雷山、その向こうには唐津が有るはずだが、もやって見えない。IMGP6071_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　時は何時の間にか１１時半になっていて、持参した弁当を日向で食った。すると小学生の一団が登って来て、山頂は小学校の休み時間の校庭状態になった。聞くともなく聞いた所、２校が偶然がち合ったようだ。　もう居り場が無くなったので、昼に下山を開始した。IMGP6072_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6073_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記山頂付近のヒグラシ。IMGP6082_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ヤブレガサ（キク科）の花とキアゲハ。　やはり下りの方が膝への負担が大きい。転倒に注意しながら下りること２０分。やっと緩やかな所まで下りた。両膝にかなりのダメージが有るが何とか歩ける。　花の写真も数枚しか撮らず下る。IMGP6092_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6093_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6100_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記名前不詳の小さい花。ピンクが鮮やか。　もう終わりも近い所の石の上で滑ってバランスを崩して転倒してしまった。カメラが石に当たった音がしたが何とか無事で良かった。もう五体不満足状態ながらしょうがない。　沢の小さい落ち込みが有り、水の落下を撮影したかったが道からだと無理だったので、下流から回り込んで靴のまま沢に入って水の中を２０ｍばかり歩いた。水は冷たく、蒸れて悲鳴を上げていた足には命の水だった。IMGP6108_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記感度を上げて高速シャッターを切る。IMGP6109_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6113_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記感度を下げてスローシャッターを切る。　午後２時頃には帰り着いたが、５階まで登るのも難儀だった。疲労困憊して写真整理をするうちに睡魔に襲われ、２時間も寝てしまった。結果、日記も２日間に渡るはめになった。IMGP6117s- posted by (C)雨釣の釣日記日の出から日の入りまでご苦労な一日が終わる。以後山登りは海抜２００ｍまでの限定としたい。

Jul 29, 2014

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井原山は遠かった.（中編）

　駐車場の先から登山道へ入る。道は沢沿いに幾度か対岸へ渡りつつ、比較的緩い勾配で続いている。　道の脇にはすぐにオオキツネノカミソリが点々と咲いていた。この花を見るのは初めてではないが、自生しているのを見るのは初めて。２０年ほど前に近くのスーパーマーケットのテナントの写真屋さんの小父さんが、井原山のこの花の写真を見せてくれて、是非一度行ってみなさいと薦めていた。それがやっと実現したのだ。この間フィルムカメラからデジカメに変わって、年数以上に時の流れを感じる。　登山者は多く、やはり写真を撮りながら抜きつ抜かれつしながらゆっくり登った。この花の印象はヒガンバナによく似ていることと、地味などちらかと言えば隠花という感じ。しかし木漏れ日を受けた部分は黄金色に輝いて綺麗だ。　日向に咲く花は盛りを過ぎつつあるが、日陰の林のはまだ蕾が多くこれからという所だ。IMGP5982_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記案内板にはキツネノカミソリと書いてあったが、花の形からオオキツネノカミソリが正しい。IMGP5999_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5990_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6001_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6015_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6028_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6031_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6007_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　花の写真は撮っても撮ってもとりとめが無く、ましてや同じ種類ならなお更で食傷気味になって来た。道は延々と緩い勾配で続き、これなら楽勝やねと歩く。IMGP6011_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6042_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記カワトンボ。IMGP6047_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ヤマアジサイ。花期はもう過ぎていたが、可憐さは残っていた。ガクアジサイの小型版と言ったところ。IMGP6084_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6049_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記スギの倒木に生えた苔。IMGP6053_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6026_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記登るにつれてクマザサが増えてきた。冬は葉の縁が枯れているので印象が全然違って見える。　　トロトロ１時間近く歩いて、あと３０分の標識があった。ここからはかなりの急勾配になっている。登り始めると中々きつい。段差有、木の根有で、しかも長く続いている。もう下山する人人ともすれ違う。IMGP6056_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　気温は高くないのだが汗が噴き出て来る。山登りは自分には向かんと思いつつ登って、やっと頂上近くになって、ぽっかり視界が開けた。IMGP6057_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記

Jul 29, 2014

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井原山は遠かった。〈前篇）

　昨日から空気が入れ替わって、朝方は涼しすぎるくらいだった。釣りが休みの今朝は、５時に起きて窓から朝日を見た。好天なので週の早々の今日糸島市の井原山へ行くことにした。IMGP5944_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5947_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　弁当と凍らせた麦茶を仕事用のリュックサックに入れ、８時半に原付バイクで井原山の麓の瑞梅寺を目指した。約３０分で瑞梅寺ダムに到着した。釣り場へ行く時間と同じぐらい。　このダムは川が小さい分小規模ダムで、濁っていた。IMGP5950_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5953_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記濁り水も空を映せば綺麗に見える。　さらに進むと集落の氏神様だろうか藤原宮という小さな祠が有った。小さな神社だったが御神木は立派で、椿は根元が直径８０ｃｍは有ろうかという大木で、これまで見た椿では一番大きい。どんな花を咲かせるのか来春が楽しみ。IMGP5955_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5957_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5962_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5963_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記さらに登って上の駐車場まで行く。着くと、平日だというのに駐車場は満杯で、道路にも車が溢れている。IMGP5967_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5968_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5970_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記マタタビの葉が白く目立つ。９月には実を付け、焼酎漬けにすると薬効があるらしいが美味くない。あんなものをネコが好むというが信じられない。IMGP5972_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記中腹は人工林が多く、間伐材が斜面に放置されて朽ちつつあり、土石流の時こんなのが大量に流れ出して被害を大きくするのだろう。IMGP5973_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記駐車場までの道の脇にはヤマウドが至る所に自生していた。３月末に来れば芽生えのウドが採集できる。IMGP5974_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　バイクを道の脇に止めて登り始めた。老若男女が本格的なトレッキングスタイルで前後して登ってくる。

Jul 28, 2014

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２５年来の旧友の死を悼む。

　夜になっても室温が３３度以上有って、よく眠れぬまま２時に起きて早々に釣りに出かけた。朝方寒冷前線が通過して一時雨が降る予報だったが、今の時期は濡れても寒くないので雨具は持参しなかった。　途中の海釣り公園前で道路を横断する２匹のアナグマと危うくぶつかりそうになった。３時過ぎには唐泊へ到着した。日曜日の今日はすでに１０台ほどの車が来ていた。　辛うじていつものテトラでアジを延竿で釣り始めた。ほぼ干潮で海は澄んでいた。中々釣れず、やっとポツリと１匹釣れ、１時間以上掛かってやっと３匹釣ってサビキのアジゴ釣りに切り替えた。ここ３回は３匹のアジしか釣れない。どうも３匹の呪縛に陥っているようだ。　アジゴは順調に釣れ、５時前からセイゴ釣りを始めた。一投毎にアジゴを付け替えて流す事１時間以上ながら、一度として浮きは沈まなかった。　５時半には強い雨も降り、かなり濡れたが６時には上がり、前線が通過した後は空気が入れ替わり涼しくなった。毘沙門山の上には微妙な雲が出ている。IMGP5865_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5867_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　その後はコッパグレを釣ってみたが、アジゴばかりで釣れそうにないので、今日も西浦へ釣り場を変えた。西浦は釣り人も少なく閑散としている。港内でグレを探りつつ結局前回と同じ場所に落ち着く。餌を撒いても満潮近くで姿が見えない。　９時頃に旧知のK君が現れて驚いた。南蛮漬け用にアジゴを釣りに来たそうな。西の浦ではアジゴは不調の様子。よもやま話をしているうちに、釣り場近くに在住の旧友のN君の話題で、私が１年前に会ったきりだった彼が去年１１月に亡くなったと聞いて驚いた。かねてから肝臓を悪くしていたので案じてはいたが、６０歳になってなかったと思う早過ぎる死だ。彼は西浦周辺の海山を我が庭のように知り尽くしていた。酒をこよなく愛した、愛し過ぎて命と引き換えにした。彼の家の前を通る度に在りし日の笑顔を思い出すことだろう。　　少々粘って、２３ｃｍのグレを３匹と１８ｃｍを６匹釣って昼に止めた。IMGP5873_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5876_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5877_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5871_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記英名オパールアイと呼ばれる目に夏空が映る。　　K君と別れてブラブラ帰る。先日子猫が溺れていた池に立ち寄ってみたら、意外なことに何処にも遺体は無く出来るなら見たくなかったので良かった。IMGP5890_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記チョウトンボの雄。IMGP5883_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ギンヤンマの雄。ヒシの葉に紛れて分かりにくい。IMGP5879_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記野生化したネコ。野良犬は１００％見なくなったが、野良猫は大いに繁栄している。IMGP5892_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記水田の上を周回している。　帰りに毘沙門山に登ってみたくなった。久し振りだ。山頂で３０分は佇んだ。眼下では水上バイクが我が物顔で走り回っている。IMGP5902_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5941_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記西風を受けて走るヨット。IMGP5934_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5910_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記素早く飛び回るゴマダラチョウがちょっと止まった。IMGP5913_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　もしやと思っていた、タマムシが飛んで来て止まった。この夏は何度か見かけたが撮影には至らなかった。IMGP5904_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5915_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5936_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記２匹のタマムシを発見した。雌雄だろうか、色調が異なる。　２時半に下山した。親しい人の訃報に接するのは寂しいものだ。そんな年になった自分。これからの生き方を問うてみる必要が有りそうだ。

Jul 27, 2014

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昨日白いスズメと再会した。

　今日も暑かった。夏生まれの自分にとっては暑い夏は嫌いではない。それでも暑い。加齢すると暑さへの耐性も落ちるようだ。　昨日は釣りもアルバイトも休みで近辺をぶらついた。午前中は海水を汲みがてらに能古渡船場へ行ってみた。防波堤にはアジゴ釣りが何人かいたが、それほど釣れているようではなかった。IMGP5805_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　防波堤にスズメが数羽釣り餌のおこぼれをついばんでいた。前に見た白いスズメがいるのではないかと探してみたら、やはりおった。白い色がコンクリートの上では反って保護色になって普通のスズメより目立たない。　普通のスズメに仲間外れになることも無く、元気だった。捨てられた釣り糸や針に掛からねば良いが。IMGP5813_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5817_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5818_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5822_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5823_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5827_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　午後にはどこか近くの山を登ってみようとバイクで出た。一度糸島市の井原山で今頃咲く、ヒガンバナ科のオオキツネノカミソリを見たくて、その予行練習として山登りをしてみたかった。何せ井原山は標高が１０００ｍ近くも有り、私が普段登る山の４倍以上も高い。両膝も今だに今一つで不安が有る。　飯盛山が目の前に見えたのでここに決めた。ひょうこうは３８２ｍながら７合目まではバイクで登れる。バイクから降りて残りの３合分を登り始めた。なかなかの急勾配で、張ってあるロープを引きながら喘ぎ喘ぎ登る。２０ｍ歩いては呼吸を整える有様で、２０分掛かってやっと頂上に着いた。　IMGP5832_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　ここの頂上は木が多く眺望が宜しくない。東の早良方面と北東の姪浜～百道方面が辛うじて見える。IMGP5834_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記東は油山と早良、城南区が見える。IMGP5836_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記北東方向。IMGP5856_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記３００ｍｍのレンズに替えると我が住まいの５階建ての集合住宅が見えて、子供時代に山に登った時も、よく我が家を探したなと思い出した。　山は登ったら必ず降りないといかん。山頂で２０分居て、下り始めた。膝への負担は下りの方が大きい。やはりロープを頼りにノロノロ下った。登りも下りも汗だくになって、冷たいお茶を忘れてきたことを悔やんだ。　何とか時間を掛ければ井原山も登れそうな気がして、来週の平日にぜひ挑戦する積もり。以前なら時間が無くてとても出来なかったので、今の境遇に感謝する。ただし、釣りは日曜まで出来ない。

Jul 25, 2014

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柳の下ならぬ、船の間にグレはいなかった。

　今日は釣りに行く。唐泊で延竿を出したのが４時前。セイゴがテトラ近くでしきりにボイルしている。IMGP5678_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　アジ釣りをしてみるが、今朝は何故かアジゴガ早々と現れて邪魔をする。２２cmのアジを僅か３匹釣ってから、アジゴ釣りのサビキに切り替えた。早めにセイゴ釣りを始めたが、あれほど跳ねていたのに一向に釣れない。　ダツが２度当たって、今日は駄目やねと思いつつ、６時前に投げ直そうとリールを巻いていると、いきなりセイゴが食い付いた。しかし食い込ませるいとまもなく、向う合わせで当たったせいでバレてしまった。　ツキの落ちた唐泊に見切りを付けて、先日良かった西浦へ６時半に早々と場所を変えた。残った餌のアジゴを６匹活かして持って行き、まずクエの子でも釣ろうと思ってテトラで仕掛けを流した。　毎年この時期から４０ｃｍ程のクエが釣れる。２匹目のアジゴを流していると一瞬魚が煌めいて浮きが沈んだ。４０cmのセイゴが釣れた。小さい獲物ながら場所替えが当たったので良しか。IMGP5681_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　　８時からは港内のあちこちでグレを探した。柳の下のドジョウを狙ったわけで、先端近くのロープに付着した緑藻を食っているグレを発見した。早速撒き餌を少量づつ撒いてみるも、今年生まれのグレの幼魚が４cm程に成長して、餌に群がって来て、とても撒き餌が下に沈まない。　それでも試みに釣ってみると１５ｃｍ以下の小型ばかり釣れる。ほとんど諦めて、最後に係留している船の横で餌を撒いてみたら、数匹集まって来て、１匹だけまあまあのグレがいた。仕掛けを投入してみた。すぐに２７ｃｍが掛かった。IMGP5685_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　しかし良型はそれ１匹で、２匹目のドジョウならぬ２５ｃｍオーバーのグレは釣れなかった。暑さに閉口し、１１時には釣りを終了した。IMGP5684_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ミズクラゲに食らいつくカワハギ幼魚。食い意地が張っている。　ブラブラ道草しながら帰る。もうヒガンバナが咲いていた。２か月近くも早い。IMGP5692_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5695_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記毘沙門山と夏雲。　とある溜池でトンボを見ていると、水面に広がるヒシの中に何やら小さい猫が水面に顔を出しているのが見えた。てっきり死骸と思っていると、何と動き出した。目も見えていないような生まれて間がない子猫が、もがきながら泣いている。池はフェンスで囲われ、猫まで１０ｍ以上有り、助けることも出来ない。たとえ陸に上げても生まれて間もない子猫は助かりはしない。どうしてあんな所に落ちたのだろうか。誰かが投げ入れたのかも知れない。　過酷な救いようのない子猫の顔が目に焼き付いた。IMGP5709_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5722_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5726_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　命溢れる夏の日に死に行く命一つ。さんざん魚を殺した偽善者がふと反省する。IMGP5736_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5738_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記シンメトリックなネムノキの葉。IMGP5759_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今津湾でエイを捕まえて呑み込みにてこずっていたアオサギ。１０分掛かって、ふと目を離した隙にエイはいなかった。諦めて水に沈んだか、はたまた飲み込んだか。IMGP5766_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5784_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記２１日に糸島市泉川のハマボウを見に行った時の写真。IMGP5553_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記カワラナデシコ。IMGP5544_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5550_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5580_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記アシハラガニが多数干潟に出ていた。IMGP5587_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記頭上から見下ろすミサゴ。換羽中。この時期には数は少ない。

Jul 23, 2014

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唐泊の不振から一転、西浦で大当たり。

　何時ものように早朝から唐泊で判を押したような釣りをするものの、アジは１時間以上全く釣れず、空が白み始めてやっと３匹釣れた。セイゴは全く釣れなかった。海水が妙に濁っているのも気に入らない。　続くコッパグレ釣りも余り振るわず、９時には唐泊を見限って荷物を畳んだ。パンでも食ってどうするか思案して、西浦で様子を見ることにした。１１時に西浦港へ着いて、港内先端近くの船の間にアイゴが群れていたのでパラパラと撒き餌を投げて見ると、餌に付いて来るし、まずまずのグレも寄って来た。IMGP5463_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5464_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5470_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記４０ｃｍ以上のチヌも船底に見える、。　早速延竿を延ばし、餌を作って１１時半に釣り始めた。竿は何時もは温存している娘用のもので、軽くて一度も折れてない純正の７，４ｍもの。今だこれでは大物は釣ってない。　釣り始めてしばらくするとコッパグレが集まって来て、その中に２５ｃｍ以上のグレも混じっている。中々釣れないが、次第に撒き餌を活発に拾うようになてきた。船の間の幅３mの海中は手に取るように見える。　釣り方は秘伝餌包みで浮き下１ｍ、餌は柔めにして釣ること１５分、浮きが沈んだのでしゃくる。延竿が大きくしなってグレが来た。ロープをかわして岸壁に寄せて道糸を掴んで引き揚げた。２９ｃｍの良型で、実に久し振りのサイズ。IMGP5476_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記さらに釣りを続けて、２匹目で２７ｃｍを釣り上げ、小型や２５ｃｍのアイゴも次々に釣れ、この頃ない釣りができた。IMGP5477_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5478_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記２５ｃｍのアイゴ。このサイズはまだ成熟していないので産卵せず、十分太っている。IMGP5482_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記氷が不足してきたので漁協の製氷機で買って来て継ぎ足した。１２時半に釣りは終了した。思いがけずと言うより、思い通りの結果に大いに満足した。IMGP5487_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記夏の花ムクゲ。ハイビスカスやフヨウ、ハマボウも同じアオイ科。IMGP5526_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記唐泊の釣果。ぐれは１８ｃｍ前後。IMGP5527_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記西浦のグレ。２９ｃｍ１匹、２７ｃｍ２匹、２５ｃｍ２匹、２０cm１匹。IMGP5528_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記２５ｃｍのアイゴ７匹。　二見が浦、桜井神社経由で帰途に就く。海岸は夏本番の賑わいを見せていた。IMGP5490_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記もう小さい秋がそこまで来ている。IMGP5492_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記吸水するモンキアゲハ。チョウも暑いのだろう。IMGP5502_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記タラの花に埋もれつつ吸蜜するイシガケチョウ。IMGP5524_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　グレは味噌漬けに、アイゴは干物にする予定。　このところのニュースでイスラエル、パレスチナの情勢を見ていて、改めてユダヤ人の執拗な執念深さが目立つ。かつてナチスドイツによって地球上から抹殺され掛かったユダヤ人が、パレスチナの人々を容赦なく痛めつけている。　この様を見ていると、ユダヤ人という民族のDNAには、過去に嫌われ続けてきた業の深さがしっかり組み込まれているように見える。ある意味ではヒトラーはその辺の本質をついていたとも言えないことも無い。　世界の紛争の底流には各民族の負のDNA因子が関与しているのだろう。

Jul 20, 2014

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梅雨明け間近の暑さは格別、海面に夜光虫が大発生。

　何日か振りに釣りに出かけた。薄雲の上に２２日目の月が出ている。風は無く暑い。４時前に唐泊のテトラで延竿を振る。撒き餌が海面に落ちると夜光虫が青白く光る。一面に浮遊しているようで、何処でも光る。これは毒性はないプランクトンだが、集合すると海面をピンクに染めるので、一般人は驚く。危ないのは褐色から醤油色の赤潮で毒を持つものが有り、魚介類を殺したり、二枚貝に取り込まれて食中毒を起こす。　アジ釣り開始直後に１匹釣れたが、これまでの経験でこれは続かないと思いつつ釣っていると、やはりポツリポツリしか釣れない。５時前までに５匹釣った所で終わり、アジゴに変わってしまった。　アジゴを数匹釣ってからセイゴ釣りを開始した。海は油を流したような凪でセイゴの活性は低い。それでも５時過に４０ｃｍのセイゴが釣れた。IMGP5353_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　ところが５時半頃に、速い潮流が押し寄せ、それまで澄んでいた海が一気に汚く濁り、浮遊物まで流れてきた。下水のような色で、博多湾の汚れた海水が流れ出したものだろう。セイゴはもう釣れなかった。　気は進まないものの、コッパグレ釣りに移行した。やはり中々現れない。１時間釣って手の平大を数匹釣ってから、ブラブラ出かけた。西浦へ見に行くと港内で数人がアジゴを釣っている。テトラは人が居ないようだった。岸壁の海中を見ていると数匹のチヌがいた。４０～５０ｃｍの大物もいて貫禄があった。IMGP5369_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5377_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5374_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5384_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　　西浦港から山に移動中にスイカを積んだ軽トラとすれ違った。すかさず１玉分けて頂くように交渉して３０ｃｍ以上もあろうかという大玉を千円で分けて頂いた。バイクの前篭に入れて走るとやや振られる。　魚もスイカも鮮度が大事。夏の果物はスイカが一番美味いと思う。IMGP5388_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記どこもかしこも多年生アサガオがのさばっている。これは暑さに弱い反面、１２月まで咲き続ける。IMGP5390_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5400_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記トンボ池ではチョウトンボが加わって一層賑やかになって来た。IMGP5408_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5416_NEW_0001s- posted by (C)雨釣の釣日記オオシオカラトンボ。トンボの翅は透明で繊細。IMGP5404_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記梅雨明け間近の空。IMGP5424_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　昼に唐泊へ戻ってコッパ釣りを再開し、数匹釣り足したが、海水はやや汚く、食いは低調だった。真夏の日光が照りつけるテトラは非常に暑い。１時半に帰途に付く。IMGP5430_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5441_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今津湾近辺にもハマボウが植えられて殖えている。IMGP5445_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5446_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5450_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5452_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5451_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記

Jul 18, 2014

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雷雨にも負けず竿を振るも、強風に屈しt不漁に終わる。

　３時には出発して走る。道中始めは雨は降ってなかったが、今津あたりから降って来た。暗い空のあちこちで稲光が光っている。南西の風もやや強く吹いていて海面はざわついている。　撒き餌を作って雨が入らないよう餌バケツにポリ袋を被せた。延竿でアジを釣り始めるが風が強く、思うように仕掛けを投入できず、撒き餌と浮き仕掛けのバランスが悪い釣りになり中々釣れない。　やがて頭上に積乱雲が次々に押し寄せ、強弱を繰り返しつつ断続的に雷雨が降って来た。頻繁に雷が発生して瞬間的に一面を明るく照らす。雨が激しく降ると海面近くに水しぶきが立ち込め視界が悪くなる。　そんな中でアジがポツリと釣れるが続かない。夜が明けるまでわずか５匹釣った。夜が明けるころアジゴを釣ってセイゴを釣ってみる。旧暦１６日の満月後で、釣れる時間が最干潮という具合悪さでやはり釣れない。　５時半ごろに一度当たりが有ったが掛からなかった。それで終わりになった。雨は小降りになったが南西の風が強くなって来た。　その後グレ釣りに切り替えたものの、水面に湧き上がることも無く、この時期としてはめったにない不漁のまま推移して、１１時に打ち止めして帰る。IMGP5253_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記テトラの上では猫もうたた寝している。不漁を察知して諦めたのか。IMGP5257_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記タラの花が咲いている。IMGP5260_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記アオスジアゲハのお気に入りか、しきりに蜜を吸っている。IMGP5274_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ナガサキアゲハの雌。このチョウは雌の方がきれい。IMGP5280_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5287_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5289_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記小田集落でチョウを撮っていると畑を白猫が通った。白猫は珍しいので１枚撮った。後で写真を見ると左右の目の虹彩の色が異なる。IMGP5291_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記名前不詳のチョウが雨に打たれていた。IMGP5302_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記草むらに成虫のキリギリスがいたので撮影した。雨後のためか動きが鈍い。IMGP5319_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5332_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5334_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5346_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記本日の釣果。漁獲が少ないと処理が簡単。　強風に振り回された一日が終わった。梅雨もたけなわ、少雨傾向が一変して多雨になった。

Jul 13, 2014

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西の風強く、釣果は振るわず。

　台風の置き土産か朝から西の風が強い。アジを釣ろうと４時前から延竿を出した。海は澄んでいて、唐泊はこの風向きは釣りにはなる。　３投目に２０cmのアジが来た。左のテトラ近くでセイゴが小魚を追って波紋を作っている。まだアジゴを釣っていないのでどうしようもない。３匹アジが釣れて、ピタッと止まった。セイゴが近くにいるので怯えて逃げたのだろう。　しばらくすると１匹釣れ、いなくなるの繰り返し。３０分の間に７匹釣ったのみ。続いてアジゴを釣り、セイゴ仕掛けを流すと、暗いうちにいたはずのセイゴはさっぱり食わない。アジゴは幾らでも釣れるので、１投１投付け替える豪華版ながらついに釣れなかった。ダツが一度食って外れたのみ。　７時に朝飯の弁当を食ってから、気乗りはしないが例のコッパグレ釣りを始めた。チヌ釣りは撒き餌が多くいるし、味が今一なのでしないことに決めている。　１８ｃｍ以上だけを選別して２時間掛かってやっと８匹釣った。１１時に釣りは終了しブラブラ帰る。トンボ池へ寄ってみると、トンボの種類が増えていて水位も満水に近い。厄介者のアゾラが池の三分の一まで繁殖している。IMGP5172_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5174_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記オオシオカラトンボの雄。IMGP5178_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記オニヤンマは間合いが遠い。IMGP5183_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記コシアキトンボの雄。名前のように腰が空いているように見える。IMGP5187_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5190_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今日も見た蛇。１ｍ以上有るアオダイショウ。IMGP5199_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ノコギリカミキリ。水牛を思わせる。IMGP5201_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記外来種のパンパスグラスはもうススキのような穂を出している。どんどん増えている。IMGP5208_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ミョウガやショウガに葉が似ているヤブミョウガの花が薄暗い藪で咲き始めた。　夏の花オニユリも咲き始めた。これは日当たりの良い所に咲く。対照的に日陰に咲くウバユリは余りにも地味。IMGP5197_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5206_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5217_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記久しぶりにトカゲを見た。危険が迫ると自分で尻尾を切って逃げる。顔をよく見るとウミガメノ顔に似ている。同じ爬虫類だし、ヘビよりずっと似ている。IMGP5219_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5221_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記カラスアゲハの羽は綺麗なブルーを残しているが相当痛んでいる。IMGP5204_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記残土で谷を埋め、斜面を削り、いつの間にか風景が変わる。２時頃に帰り着いた。IMGP5224_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　今１週間に３，４日は釣りに行っている。退職して１か月以上が経ち、時々仕事もして、大体の生活ペースが掴めてきたようだ。　一般に魚釣りは道楽とみなされるが、我が釣りは決して道楽では無い。道楽で釣りをする余裕も気もない。道具はお粗末でこだわりは全くなく、柄杓や竿ケースさえ持たない。　下らんとは思いつつも一回の釣りに掛かる費用を計算してみた。撒き餌、付け餌の合計が３００円道具の消耗が５０円。食事代が弁当持参なら２００円。パンなら５００円。ガソリン代が２００円。１０００円以内ですべて収まる。　まあ赤字ではなさそうで、残った餌は必ず持ち帰って次回に使うし、どう見ても赤貧釣り師という他は無く、むしろそれを楽しんでいるふしが有る。IMGP5230s- posted by (C)雨釣の釣日記西の空は秋を思わせる雲が出ていた。IMGP5236s- posted by (C)雨釣の釣日記東の空には十五夜の月が出た。

Jul 11, 2014

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台風一過の晴天とはいかぬこの時期の天気。

　今朝、東の空には日も差して、そのまま天気になるかと思えば、すっかり曇ってしまい、今３時現在小雨が降っている。台風８号は当初の勢いは急速に衰えて、無残な状態で東進している。すぐに大雨による災害が起こる昨今だが、私にとっては台風は欠くべからざる自然現象で、台風と共に育ってきたといっても良いぐらいだった。　台風が来れば、合羽を着て堤防の上から打ち寄せる大波を見るのが無上の楽しみだった。人力が遠く及ばない自然のスペクタクルはいつまで見ていても飽きが来なかった。　台風が近づいて来ると、風は北東から吹き、波の進行方向と逆になり、波形がすっきり整って、波頭に白煙をたなびかせつつ、屏風を連ねたように押し寄せる。　それが上陸寸前になると一面白くなって波も、何もかも見えなくなる。雨粒は容赦なく顔を叩き、風に向かって体を４５度以上倒しても、風圧で前に倒れることはなかった。　やがて風向きは南に変わって、波は後ろから風に押されてぐちゃぐちゃの風波に変わってしまって、台風の終わりを告げる。この時にはいつも、映画を見終えたような寂しさを感じた。　台風後は川も海もすっかり綺麗に掃除をされ、気持ち良く遊ぶことができた。とりわけ大水が出た後の川は、他所の大きい川の大鮎が流された海から上って来て釣れることが有った。入り鮎と呼んで体色も青く一目で区別できた。　今でも大きい台風が接近すると波を見に行きたくなる。何時かきっと、心行くまで波を見に行こうと思っている。IMGP5081_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5085_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5091_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5100_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5116_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5118_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　午後にはバイクで出た。まず愛宕山で先日見たキノコを採取し、どうしても食って見たかった。すっかり少なくなって少し採集。ダンゴムシがしきりに食っている。多分毒はない。IMGP5171 posted by (C)雨釣の釣日記左がカワリハツで右の白いのがシロハツだろう。どちらも食べられるはず。　少し歩くつもりで、小戸公園へ行ってみた。松がまだ元気で広く、西北東の１８０度の眺望ができる。風は北から西に変わりつつ有りやや強く吹いている。　ここで思いがけず、若いハヤブサが狩りをしているのに遭遇した。天気が悪く、３００ｍｍの望遠しか持ってなかったので、写真は駄目だったが、次回の楽しみができた。ただひたすらに歩くよりずっと楽しみが有る。IMGP5168_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5127_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記公園の中にお地蔵を祀った小さい庵が有りその横に弘法大師のまだ新しい像がひっそり立っていた。IMGP5136_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記海面すれすれに獲物を追い込んだが、狩りに失敗した。まだ経験不足。IMGP5162_NEW_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5152_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5149_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5143_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記堤防のコンクリートに描かれた落書き。良く出来ている。いっそ開放して自由に描かせてやったら良いと思う。　明日は天気は良さそうで、福岡では不発に終わった台風だったが、お蔭で時化てもおらず出漁出来そう。

Jul 10, 2014

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台風８号が送り込んだ熱波で今日は暑かった。

　今日は仕事もなく朝だけ釣りに行った。先日のアジ釣りがもう一つ不完全燃焼だったので２時半に起床し、３時半には唐泊に着いた。平日の雨降りとあっては、さすがに長い防波堤に誰一人いない。　ずっとパラパラと雨が降っているが、後に回復する見込みで早速アジ釣りをテトラで始める。海は昨日の雨で濁っている。オキアミを餌にして撒き餌をしながら釣ると、２０分後に１匹目のアジが来た。ここから入れ食いになるのはいつも通り。だが、何時もより早く中アジ釣りを始めたのに、アジゴの出現も何時もより早かった。　まだ明けやらぬ４時半にはもうアジゴばかりであじは釣れなくなった。今日も１０匹止まりに終わり、宙ぶらりんのままセイゴ釣りを始めた。一投目のアジに４０ｃｍ強のセイゴが幸先よく食い付いて、なんなく釣り上げた。　しかし後がいかん。もう一度当たりが有ったが掛からず、もう辺りも無くなり７時には本日の釣りは終了した。　５時過ぎには空も晴れて志賀島の中ほどから朝日が出た。　IMGP4966_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4986_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5001_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4994_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記西の灘山に虹が掛かった。雨滴が少なかったので完全な弧を描かなかった。IMGP5006_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5004_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5005_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記何を食っているのか腹が膨れている。IMGP5012_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記中央上のピンクの大きいアミが撒き餌のアミで１ｃｍぐらいある。８時前には帰り着き、朝飯前のひと仕事そのものだった。朝食後に魚の始末をして、アジの胃の内容物を調べると、５ｍｍ以下のカニの幼生とエビかアミの幼生が殆どだった。２０ｃｍ以上のアジが５ｍｍのプランクトンを餌にしている。イワシは口を開けたまま沪しとる構造だが、アジは１個づつ食うのだろう。目が良い証拠になるが、一方でサビキなんかに易々と引っ掛かるのは矛盾している。　午後には運動をするため、近くの愛宕神社までバイクで行き、石段は歩いて登った。丁度かなりのお婆さんが杖を突いてかつ、手押し車を引いて石段を登るところだった。見るだけでも無理があると分かる。聞けば参拝ではなく、１５ｍぐらい上にお住まいだそうで、坂道は遠回りなので階段を登るんだそうで、この暑さでは難儀だろうと、荷物は上げて差し上げた。　ホオズキが鮮やかな朱色を見せていた。不自由でも我が家は我が家なんだろう。一片の土地も建物も持たぬ身の自由さを思う。IMGP5013_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5016_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記クロガネモチの大木。広葉樹が多い愛宕山。IMGP5017_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記湿った土から至る所にキノコが生えていた。図鑑で検索するとカワリハツらしく、食用になりしかも美味いと書いてあった。ぜひ食ってみたい。IMGP5020_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記薄暗い林にいたクロヒカゲ。IMGP5022_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　神社に着いてしばし３６０度の景観を眺めた。西には今朝釣りをした灘山の麓の唐泊が霞んでいた。IMGP5027_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5036_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記樹上にアオサギのコロニーが有り巣の上に雛がいるが良く見えない。　愛宕山から能古渡船場へと向かい、釣りを見物しながら少し歩いた。IMGP5039_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5051_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記白いスズメが１羽いて、パン屑を頬張っていた。目は赤くないからアルビノ（白子）ではない。IMGP5048_NEW_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　晩飯を食っていると、やけに西の空が赤い。急いでカメラを持って階段へ出ると、西が焼けるように赤い。台風前にはよくある現象で、刻々変わりゆく夕焼けは見飽きない。　それにしても毎度毎度の気象庁の過剰反応には呆れてしまう。警戒は必要にしても、事なかれ主義を排した正確な分析が必要だろうに。と台風大好き人間は思う。IMGP5057s- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5059s- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP5068s- posted by (C)雨釣の釣日記

Jul 8, 2014

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勝負は朝の内のみ。

　凝りもせず今朝も唐泊へ出勤する。昨日の天気予報の天気図で、今日は大崩の上に北東風が強くなることは分かっていたので、早朝勝負と決めていた。昨日アジが釣れる兆しがあったので、今朝はアジ釣り主体でやってみた。　４時過ぎからテトラから延竿の一本釣りを開始。浮き下２ｍ、餌はオキアミ、針もアジ専用にして撒き餌を続けること１５分、４時半に２０cmぐらいのアジの１匹目が釣れた。一気に入れ食い状態になって、３０ｃｍ近いのも１匹釣れて、狙い的中と喜んだのもつかの間、１５分後には食いがぴたりと止まってしまった。結局１１ひき止まりで終了した。　仕掛けをサビキに替えてアジゴを釣り、セイゴ狙いに移行した。５時半頃やっと当たりが有り、４０ｃｍのセイゴが釣れた。余りに小さいサイズで張合いがないが、釣れないよりはましと思いながらも、どうも小物専門から抜け出せない。この１匹でセイゴ釣りも終わった。　さらにコッパグレ釣りに移るのが自然の流れと場所を変える。しかし今日はいつもと様子が違う。コッパグレが出て来ないのだ。場所も変えて見たが、いずこも同じ状態で湧き上がりはなく手の平２匹釣って終了した。　まだ８時半にもなっておらず、異例の早さになったが、無職の身なれば心に余裕が有る。雨も降り出し、東風も強くなり始めて良いタイミングとなった。９時半には自宅に着いた。今、台風８号が接近しつつある。　この時期としては異例の上陸あるいは接近コースで、例年より太平洋高気圧が弱いのが原因だろう。

Jul 6, 2014

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長いものに縁が有る。

　今日は釣りに行く。４時前に唐泊に着いて、まずアジ釣りをしてみた。港内で釣ってみたが１５分で見切りを付け、テトラへ移動して延竿の浮き釣り、オキアミ掛けで釣ってみることにした。　仕掛けを準備してアジ釣りを始めようとした時に、１ｋｇぐらいのモンゴウイカがテトラの水面近くを泳いで来た。すかさず追いかけて手網で掬った。幸先が良い棚ぼたの獲物だ。　アジは４時半頃にわずか１０分だけ２０ｃｍ以上のが３匹食って１匹は落した。ところがすぐにアジゴが湧いて釣れなくなった。　空は曇って北風がやや強い。仕掛けをサビキに替えてセイゴ釣りの餌を釣った。アジゴを釣りながら、５時頃からセイゴ仕掛けでアジゴを泳がせた。　しかし当たりは無く、もう明けてしまって望みも潰えかけた時、投入した瞬間に浮きが走って道糸が出る。しかし浮きは沈まない。悪い予感がして、案の定長くて青いダツがのたうっていた。釣り上げて逃がしてやった。IMGP4795_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4798_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4799_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記　気を取り直してさらに釣ること３０分、もうタイムオーバーの時刻にまたしても海面で浮きがもじゃもじゃしている。またもや８０ｃｍぐらいのダツが食っている。幸い水際で外れた。IMGP4804_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記空しく漂うセイゴ仕掛けの浮き。小さいアジゴにには負荷が大きい。　次にコッパグレ釣りに転換したが、食いが悪く、港内の生簀前でも釣ってみたが今日は一段と小さく、いつもは釣っていない場所へ移動して、やっと手の平大を６匹釣って終わりにした。沢山持って帰るなと言われているので、６匹で十分。 11時半に道草しながら帰る。一昨日の大雨で溜池の水位も回復している。天気も薄日が差しまずまずになった。そのせいかアオダイショウを２匹見た。チョウも蜜吸いに忙しい。IMGP4807_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記アカタテハ。IMGP4812_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記キムネクマバチ。IMGP4818_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記何故か山道にモグラの死骸が転がっていた、IMGP4842_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記畑にくっきり残ったイノシシの足跡。１０cm近くある。IMGP4844_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記１５ｃｍもあるミミズ。ウナギ釣りの餌に丁度いい。IMGP4825_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ムラサキシジミ。IMGP4899_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記何匹かいたムラサキシジミの１匹がハナグモに捕まってしまった。体液を吸い始めたハナグモの雌に一回り小さいグリーンの雄がチャッカリ交尾しようと降りて来た。クモではメスの機嫌が悪いと雄は食われてしまうようで、恋は命がけ。IMGP4875_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4855_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ムラサキシジミの羽の裏は茶色。IMGP4853_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記イナゴの幼虫の糞は立派。IMGP4834_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ヤマトシジミ。IMGP4934_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記サカサフジとも呼ばれるクズの花もう咲き始めている。濃厚な香りを放つ。IMGP4927_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今春生まれたツバメの兄弟。溜池で餌を捕る練習をして疲れたのだろう。空中で親が見守っていた。IMGP4935_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ヤブカンゾウ（ユリ科）。若芽や花は食用になる。年々減っている。IMGP4936_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記今津湾沿いのハマボウは早いものではもう開花している。IMGP4939_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4937_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記

Jul 5, 2014

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異常と正常はコインの裏表。何時でも入れ替わるもの。

　今日は釣りの遠征はせず自宅で過ごすことにした。それでも膝のために歩きはしようと思っている。元々ただ歩くとか、ただ登るとか、ただ泳ぐとかできない性格なので歩く意欲を引き出すために、姪浜の渡船場で少しだけサビキ釣りをすることにした。近いので４時半に出れば良く、餌も昨日のが残っている。　防波堤に着くと、爺さんがアジゴを釣っていた。全く釣れないとのこと。一応準備して延竿の浮きなしでサビキ釣りを始めた。なるほど釣れない。１匹も釣れないうちに夜が明けて、２人の釣り人が加わった。皆地元の常連の爺さんで見物人も加わって話に花が咲いているが、やはり釣れない。　一昨日は大漁で、昨日からバッタリ食いが止まったとのこと。こちらは歩きの口実に釣っているだけで不漁でも一向に構わない。そのうちアジゴやコノシロ、ヒイラギ、キスまで釣れた。しかし数は５，２，１，１匹だけ。　折角だからアジゴを泳がせてみたがスズキのスの字もなかった。IMGP4791_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記１０cmのアジゴ。IMGP4792_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4788_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記１匹だけ釣れたヒイラギ。こちらではトンバと呼ぶ。高知市浦戸湾ではニロギと呼んで非常に珍重する。IMGP4789_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記なぜか１５cmのシロキスがサビキに食った。　釣りの後、渡船場から室見川河口までを往復した。早く歩けずイライラするがどうしようもない。ウオーキングやランニングをする老若男女がけっこう多く、ほとんどの人に抜かれてしまう。何故あのように一心不乱に歩けるのか？　河口まで着いた時にメガネを外してみたら、風景が歪んでまともに見えない。近視、老眼、乱視が入り乱れて、特に右目は１０年前ぐらいに角膜剥離の怪我をして以来、傷が癒えても角膜の上に瘢痕として残って正確な像を結ばない。　３か月前に右目が見え辛くなったので、メガネを新調した。右の乱視が進んでいるとのことで補正を強くしてもらって、この眼鏡を掛けると補正が強すぎるのか、PCの四角い画面が台形に見えるし、目から地面までの距離感が正確に掴めず、何やらフワフワした感じがする。この眼鏡でカメラのファインダーを見ると、ピント合わせは以前より改善しているので目的の一つは良くなったが、釣りでテトラを移動する時に、足がコンクリート面、に着地するタイミングが視覚と実際とずれて、表面はまだ下なのに着いたように見えて空足を踏み危うい。　それでも慣れが肝心と、日常生活では極力新しいメガネを使った。脳が歪みを是正するのか以前ほどテトラの歩行は苦労しなくなった。　ところが今朝、河畔で眼鏡を外すと裸眼で景色が歪んで見えてしまった。以前眼鏡を掛けた時の異常な歪を脳が修正して正常な像と認識して、逆に裸眼の以前正常な像が今は異常になっている。メガネの像が無理をしているにしても、その状況が優先すれば強引に正常と思いこんでしまう。無理が通れば道理が引っ込んで、無理が道理に変身する。　今の日本もそんな状況だろう。与党内の見え透いた茶番劇も筋書き通りに幕を下ろしてしまった。元来政治権力の横暴に反抗心が湧く私だが、この頃は反発しない従順な若者が増えてきたようで、もう政治の事などどうでも良いような気になって来た。　若者はいつの世でも、理想に向かって権力に反発するものと思っていたが、当節ではそうではない事を痛感したからだ。自民党政権（中国や朝鮮のように一党独裁と呼んでも良い状況）による長い執拗な学校教育への干渉によって、小中学校の間に政治権力に無関心かつ反発しない従順な若者に仕立て上げたのだろう。　果たしてサラリーマンの自衛隊員が命を張ってまで戦場に赴くだろうか。もし戦争に行く場面で退職脱隊者が増えて参戦どころではなくなれば、必ず徴兵制が復活することだろう。　　　

Jul 2, 2014

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一昨日釣ったボラ皮でアジゴ用サビキを作って試す。

　昨日ボラを捌いて身は味醂干しに、皮の１枚をサビキの擬餌に加工した。３０年以上前に高知市に一時住んでいた時、アジゴはもっぱら手製のボラ皮サビキで釣っていた。　それを思い出して作ってみた。一度身に付いたことは体が覚えている。ましてや釣りに関することはなお更で、当時も釣り人に聞きかじった方法を、自分なりに試行錯誤して改良した。結果は魚が教えてくれる。IMGP4745_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記ボラを三枚に卸す。IMGP4746_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記包丁で剥いだ皮の裏側をよくこさいで肉を落として白くする。IMGP4747_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記表の皮の鱗を落とし、色素が付いた表皮をなめして削る。この時洗剤を付けながらして油分を取る。これに時間がかかる。余り強引にすると皮が破れる。IMGP4748_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記不必要な部分は切り取る。IMGP4749_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記なお洗剤で洗い、冷蔵庫に表側を貼り付けて乾燥させる。２時間ぐらいで乾いて、自然に剥がれておちる。IMGP4753_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記光沢が出て透明になる。これを鋏で適当な大きさの長辺三角形にカットする。IMGP4756_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記カットした皮片を針（アジ針０．６号）に刺す。枝を６本にしてサビキを作った。　今朝には早速唐泊へ出掛け、４時前には作ったボラ皮サビキでアジゴ釣りを生簀前で始めた。しかし一向にアジゴが見えない。何やら海中で光った。恐らくセイゴがいて、怖がったアジゴガどこかへ避難していて現れないのだろう。　アジ自体が減っているようで、アジゴも例年よりずっと少ない。その為捕食者がいると敏感に反応するようだ。今朝は晴れているので４時半には明るくなり始め、このままでは餌のか確保ができないので、セイゴ釣りのテトラへ移動してアジゴを釣ってみると、やがてアジゴガ現れて、早速サビキ釣りを始めた。　予想通りボラ皮サビキの食いは良く、すぐに４，５匹釣れたので、セイゴ仕掛けを投入した。１匹目のアジゴはイカに齧られた。３匹目のアジゴの時に浮きが沈んで、半信半疑で合わせるとセイゴがヒットして４４ｃｍの小型がなんなく釣り上がった。　しばらく当たりは無く、５時半にPM2.5で霞んだ志賀島から朝日が昇った。夏至を過ぎて１０日、まず朝の日の出時間が遅くなりつつある。　IMGP4760_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4761_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記昨日の西風で中国から濁った空気が飛来したのだろう。遥か彼方の福岡でさえこれほど大気を濁らせる中国の空気は想像以上に汚く、その下に暮らす人民の苦痛がしのばれる。軍事増強ばかりに血道を上げている場合ではないだろうに。　もう諦めかけた６時半頃、浮きの近くで魚が白く閃いた。その直後浮きが沈んで一呼吸置いてしゃくるとセイゴが掛かった。これも４０cmの小型ながら、潮も悪く、べた凪の悪条件で２匹釣れて良かった。IMGP4766_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記IMGP4772_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記すっかり日が昇って一段と霞む志賀島の前を大型客船が博多港へ滑って行った。IMGP4768_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記サビキに掛かったムツの幼魚。２，３ｃｍのグレ幼魚を襲っていた。１３cmぐらいながら、その風貌には大魚の片鱗有り。逃がしてやった。　次に生簀前に移って、コッパグレ釣りをした。湧き上がりが悪く、なかなか調子が出ない。隣で知り合いのオジサン（自分も十二分にオジサンなんだが）もコッパ釣りをしていたが、やはり芳しくない。　久し振り会ったので話をすると、軽い脳梗塞で入院していたそうで、幸い手足の麻痺は無く１時間近くも自転車を漕いで釣りに来ているそうだ。コッパグレ１５匹とセイゴを１匹差し上げた。　１０時にテトラへ戻ってさらにコッパを釣るが食いが悪く、型も小さい。４匹だけ持ち帰る。Hさんがアイゴ釣りに来ていた。アイゴ２匹とボラ２匹を釣ったそうな。　１１時に釣りは止めて何時ものコースで帰る。IMGP4782_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記港内のロープをついばむ15ｃmのヒガンフグ。IMGP4786_NEWs- posted by (C)雨釣の釣日記久々にサシバを見た。換羽中でみすぼらしい姿。今年は営巣していないようで、先日の可也山も居なかったし、繁殖に赤信号か。　溜池は水位が減っていて、ブラックバスは危うい。極限状態では共食いをするのだろうか。

Jul 1, 2014

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