連日の山籠もりも成果なく、春の日は暮れ行く。
昨日の予定通り、未明から唐泊で小メバルを釣り、明けては山に籠った。6時過ぎまではぼつぼつ釣れたが、日の出以降はぴたりと食いが止まってしまった。10cmを16匹釣って止めた。IMGP6403_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 8時には毘沙門山に向かった。途中タラの芽を少し採取した。もう誰かが幾らかは切り取っていた。抜け目は無い。IMGP6272_NEW posted by (C)雨釣の釣日記意外にもまだチョウゲンボウがいた。IMGP6275_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6288_NEW posted by (C)雨釣の釣日記電柱に止まる寸前のミサゴ。 毘沙門山でもタラの芽を幾らか採取した。イノシシの痕跡があちこちに見られ、相当生息している模様。IMGP6299_NEW posted by (C)雨釣の釣日記無数のイノシシの足跡。IMGP6300_NEW posted by (C)雨釣の釣日記土を掘ってぬた場を作っている。IMGP6297_NEW posted by (C)雨釣の釣日記倒木に生えたカワラタケなどの腐朽菌。やがて木は土に帰る。IMGP6293_NEW posted by (C)雨釣の釣日記クサイチゴの花も一面に咲いていた。IMGP6294_NEW posted by (C)雨釣の釣日記採り頃のタラの芽。一株から1,2本採取。 9時半に何時もの観察場所へ向かった。空は薄曇りで、弱い南風が吹いていて気象条件は良くなかった。9時台には1羽も飛ばず、10時になって上空遥か高くを旋回するハイタカが2,3羽同時に見られた。 太陽は薄雲の中で鈍く輝いていて、日笠が雲の濃淡に合わせて現れたり消えたりしていた。IMGP6315_NEW posted by (C)雨釣の釣日記海上の鳥山。小魚を追ってスズキでもいるのか。IMGP6319_NEW posted by (C)雨釣の釣日記ハイタカ2羽。IMGP6321_NEW posted by (C)雨釣の釣日記ハイタカは基本的には単独行だが、偶然か故意か2羽、3羽続いて渡ることも多い。IMGP6356_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6329_NEW posted by (C)雨釣の釣日記渡りのミヤマガラスも西を目指す。IMGP6332_NEW posted by (C)雨釣の釣日記上空を見上げていた目の隅を素早い影がよぎった。先日見た若いハヤブサだ。数秒飛んで断崖の影に消えた。IMGP6333_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6335_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6340_NEW posted by (C)雨釣の釣日記博多湾上空を低高度で何回も旋回するジェット機がいた。訓練飛行のように見えて、後でP.Cでナンバーを検索するとやはり国交省の訓練機だった。何でも検索で分かる世の中は、便利な反面恐ろしくも有る。IMGP6341_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6353_NEW posted by (C)雨釣の釣日記12時までに14羽が飛び去ったが、どれも上空を高く飛ぶものばかりで手が届かない。風は12時になって、弱い北に変わり、少し条件は良くなった。IMGP6358_NEW posted by (C)雨釣の釣日記12時頃にやっと1羽のオスが、低空から上昇して眼前を通過した。IMGP6362_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6363_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6364_NEW posted by (C)雨釣の釣日記接近戦に備えて300mmの短いレンズで狙ったが、思ったほど近くを飛ばなかった。IMGP6365_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6371_NEW posted by (C)雨釣の釣日記12時以降1羽も飛ばなくなって、雲も厚みを増した。それにしても自分が何故こうもタカやハヤブサにこだわるのか、暇にまかせて思い巡らしてみた。そのカッコよさに惹かれるのが一番の理由のように思う。子供の頃から戦争は嫌いなのに、ゼロ戦や軍艦に強く惹かれて、授業がつまらないとノートにゼロ戦や戦艦大和の絵をつい描いてしまっていた。 ハヤブサやハイタカにはその素晴らしさが有る。自然が作った傑作だと思う。古代人と同じく神とさえ思える。福岡では近くで見られるのは、偶然流れて来た我が身には幸運だったとさえ思う。 4時間居て山を下りた。今津湾南を経由で帰る。丁度上げ潮でボラが遡上するのか、ミサゴが5羽も狙って舞っていた。湾の上を偶然2羽のハイタカが飛ぶのを見た。何処でも見ようとすればみられるのだ。IMGP6378_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP6400_NEW posted by (C)雨釣の釣日記湾岸の道に1m間隔で白いペンキのようなものが撒かれている。恐らくダイサギの糞だろう。堤防の上から噴射脱糞したものだろう。鳥は一般に一気に噴射するものが多い。一列に並んで湾側を向いたサギの仕業。飛び立つ前に脱糞するのはよく見かける。肛門が汚れにくいかも知れない。