いつの間にか2月も最終日になってしまった。
逃げる2月も今日で最終日になり、暦の上での冬も終わる。季節の上ではすでに春になってはいた。今年の冬は終始暖冬傾向が続いた。 今日は好天が期待でき、釣り道具とカメラを持参して、日の出前からいそいそと出かけた。まだ暗い空には雲一つない。先日断念したアジゴを朝のうちに釣って、その後タカ渡りを見るために山に籠ると決めていた。 唐泊ではすでに何人かアジゴを釣っていた。干潮近くで相当潮が引いて浅くなっている。アジゴは殆ど釣れていない。 延竿での浮き釣りで、6時半頃から釣り始めた。明るくなった7時前になってやっと釣れ始めた。海水温はかなり低下している上に、晴れて冷え込んだため、指が痛い。 それなりに釣れ続け、8時過ぎまでで60匹釣って止めた。サビキでは極端に食い付きが悪かったようだ。IMGP1138_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 唐泊を引き払い、真っ直ぐお決まりの毘沙門山に登って、9時には山上に着いた。気象は申し分なく、ハイタカ渡りを見られるものと確信して東方向を中心に見続けた。時はどんどん過ぎて行き、タカは来ない。IMGP1083 posted by (C)雨釣の釣日記伸びやかに空に向かう常緑樹。IMGP1085_NEW posted by (C)雨釣の釣日記訓練中の自衛隊の大型ヘリ。毎日飛んでいる。いずれオスプレイに代わるだろう。IMGP1088_NEW posted by (C)雨釣の釣日記9時台は風が弱くトビすら飛ばなかったのが、10時を過ぎると東の風がやや吹き始めてノスリがやっと飛んだ。IMGP1089_NEW posted by (C)雨釣の釣日記ヘリが離着陸できる大型巡視船が毘沙門沖に来た。投錨せずに微速航行しているからヘリが来るのだろうと予想していると、想像通りヘリが飛んで来て着船した。IMGP1090_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1092_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1093_NEW posted by (C)雨釣の釣日記海が凪いで、眼下の海岸近くで潜水漁をする人が絶えずいる。狭い磯に過剰な漁労が繰り返されるためか、たらいの中に収穫は少ない。IMGP1097_NEW posted by (C)雨釣の釣日記期待外れのまま2時間が過ぎて、ミサゴが現れた。IMGP1105_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1113_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 9時から4時間が経過した午後1時になって、待ちくたびれて注意力が散漫になった眼前を、ハイタカがやっと通過した。辛うじてシャッターを押した。IMGP1108_NEW posted by (C)雨釣の釣日記ハイタカ雌成鳥。 1時台にはハイタカを4羽見た。渡りが始まったのは間違いないようだ。IMGP1117_NEW posted by (C)雨釣の釣日記餌を食ったのか胸が膨らんでいる。旅の途中でハンティングすることはよくある。IMGP1121_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1123_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 IMGP1120_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 朝9時から5時間も山上にいて下山した。釣りでもこれほど粘ることは無い。信号待ちの2,3分でも長すぎると感じるのとは大いに矛盾する。IMGP1130_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1134_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1137_NEW posted by (C)雨釣の釣日記