24日はハチクマが大挙渡るのを見た。
やっと家事から解放されて時間の余裕が出来るはずが、思うようにいかずブログの更新もままならない。23日に飯盛山でハチクマの渡りを少し確認して、24日は期待しつつ、続けて飯盛山に登った。 日曜日とあって登山する人が次々に訪れる山道で、カメラをぶら下げて白髪のおっさんが空を見上げているのは奇異に見えただろう。 昼までは空一面雲に覆われて北の風が吹いていた。23日から青空が見られず予報が当たらない。 10時半から12時過ぎまではハチクマは1羽も飛んで来なかった。唯一11時頃ハヤブサを1羽見ることは出来た。IMGP1688_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 余りに暇だったから、ジョロウグモの巣を見ていたら、ツクツクボウシが運悪く巣に捕まっていて雌のジョロウグモが食い付いているのが見えた。ジョロウグモの巣には小型の雄が1~2,3匹居候している。生殖しか能がない雄は、普段巣の隅でひっそり影のように暮らしている。下手に動くと雌の餌食になる。 この巣では大物の餌食を雌が手に入れて食うことに余念が無い。それを雄は察知して近寄り、まんまと思いを遂げた。いったん離れた後も、一度では飽き足らず何回でもアタックしている。もう1匹さらに小さい雄が同居していたが、近寄ることは無かった。貧相な雄は子孫を残すことが出来ない。身につまされるクモの世界。IMGP1671_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1673_NEW posted by (C)雨釣の釣日記雄は用心深く近寄って、雌の腹部へ取り付いた。IMGP1697_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1733_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 12時を少し過ぎる頃に、やっと晴れ間が広がって来て、1羽のハチクマが山腹を横切った。すると東から数羽のハチクマが現れて、その後からは次々に飛んで来た。高度はやや高く、旋回上昇するものと、そのまま峰を超えるものと頭上を通過する。見る位置を変えながら良く見える位置を探した。飛来するハチクマの数はどんどん増えて、飯盛山の上空で鷹柱を形成し始め、数十羽が旋回しながら高度を上げ、やがて西へ飛び去って行った。IMGP1751_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1785_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1819_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1826_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1829_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1834_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1840_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1865_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1867_NEW posted by (C)雨釣の釣日記ハチクマと逆の方向からハイタカが飛んで来た。この秋初めて見た。冬鳥のタカ。IMGP1873_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1884_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1890_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1875_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1841_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1903_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 1時半まで泉が湧き出るように、次々に飛んで来ては去って行くハチクマは、数百羽にのぼり、突然途絶えた。 2時まで待って、山を下りた。魚釣りと同じように時合いが渡りにもある。IMGP1919_NEW posted by (C)雨釣の釣日記太陽は次第に動いて射す光が変わる。IMGP1915_NEW posted by (C)雨釣の釣日記ウラギンシジミ。IMGP1926_NEW posted by (C)雨釣の釣日記東から現れた鳥はノスリだった。これも初見。IMGP1929_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1931_NEW posted by (C)雨釣の釣日記IMGP1933_NEW posted by (C)雨釣の釣日記