凶器にもなり得る今の暑さ。
夏は暑いのが当然とはいえ、雲一つない夏空を恨めしく眺める。人出が多いだろうと、海へ行く気にもならず、近場の山で半日を過ごした。 mazu,先日の大雨台風7号で山道が通れなくなっていた毘沙門山に行ってみた。倒木や折れた枝山本葉はすっかり片付いていて、通行に支障はなくなっていた。駐車場がある7合辺りに長さ20mぐらい、まだ杉の枝が多く残っていた。近くに熊手が立て掛けてあったので、日頃遊ばせてもらっている毘沙門山へのお礼として、その熊手で掃除をした。積み重なった杉の枝葉は思ったより多く、40分も掛かってしまった。 日陰で朝なのに相当暑く、汗が噴き出して来て、豪雨の被災地でのボランティア活動の難儀さを想像した。かつて従事した仕事では土工事が付きもので、真夏の土方仕事の過酷さは想像をはるかに超えた。 スコップで泥土を掬いとって運ぶ作業は、慣れた者でも直ぐにばてる。ましてや未経験のボランティアなら下手をすると疲れと熱中症で倒れかねない。体に正直で動いてもらいたいと思う。掃除を終えた山道。あちこちにイノシシの掘った跡がある。ミミズでも餌にしているのか相当深く広く掘っている。真夏はイノシシにとっては餌に不自由する季節。クズだけは旺盛な生命力を発揮している。正にグリーンモンスター。クロアゲハの雌。カラスアゲハのような輝きは無い。薄暗い所にいたクロヒカゲ。ヒメヒカゲ。 毘沙門山上では先日より昆虫は少なかった。ナナフシモドキを探したが全くいなかった。早々に下山して西の里山へ移動した。ゴマダラカミキリ。ヨウシュヤマゴボウの花とキアゲハ。ヒメヒオウギズイセンとキアゲハ。海を隔てて福岡ドーム。ルリシジミのカップル隠れ帯とナガコガネグモ。 昨夜やっと写真圧縮ソフトをインストールしてもらって、今回がその試運転となった。しばらく見づらくなっていたのが解消できたなら良いが?