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雨釣の釣り日記

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2018年12月の記事

全10件 (10件中 1-10件目)

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釣り収めもコアジ。

今回の冬型は強くて、昨日28日からの低温と北寄りの強風が29日も続いた。今年もいよいよ押し詰まってきたので、このまま2018年が終わるのも面白くないと、コアジでも釣る積りで6時に出掛けた。　そもそも、フグでさえ持って帰る節操の無さからすればコアジで十分だろう。　風はかなり強く、気温も低い。釣り場の西浦に着くと意外にも、若者が3人来ていて釣りの準備をしていた。2日前からすると、随分欠けた月。来年1月㏥が新月。　早速外側テトラで延竿でのサビキ釣りを開始した。北からの横風で竿のコントロールに苦労したが、コアジはすぐに釣れ出した。時々20ｃｍ以上のアジも混じって来る。時化た時には海が適度に濁って凪の時よりサイズが良くなる。　ほどなくして若者は引き揚げてしまい、1人になってしまった。悪くない、これこそ年の瀬に寒風に吹かれながら雑魚を釣る我が釣りに、ジャストマッチしている。　こんな時には決まって1200年も前の唐の詩人、柳宗元の漢詩江雪の一節を思い出す。「孤舟蓑笠翁、独釣寒江雪」、残念ながら雪は降らなかった。　時々30ｃｍのサバも釣れ、4時間釣って9匹掛かった。15ｃｍ前後のアジゴが60％以上で、これらは全て逃がした。それでも18ｃｍ～25ｃｍを120匹釣ることが出来て、小魚釣りを堪能できた。漁獲の半分は知人に貰って頂いて、残りはあれこれと加工する。サバは姿寿司にしてみる。脂の乗りが悪い分を鮮度の良さでカバーできるかどうか。　帰途は少し道草をした。雲が多く、精彩は無かった。小呂島もよく見えていた。海上には季節風による白波が立っている。木々がすっかり葉を落としても、しぶとく紅葉をつけるハゼ。先日芥屋で見たのと同じ小さい花のスイセンがあった。モズも曇っていては、はっきり写らない。チョウゲンボウの雌。何か小動物を捕まえた。チョウゲンボウの雄。何時も見る個体。電線の上で羽繕いをしている。脱糞をした瞬間。長垂海岸から見た玄界島。10ｋｍ以上離れている。冷え込みで海面に近い所は逃げ水現象がおきている。東区の海に近い建物は蜃気楼か逃げ水か、浮き上がっている。　どうにか2018年も終わりそうで、来る2019年も、閉塞する世間や世界に背を向けて、あちこちガタが来た体に鞭打って、雑魚を釣ることが出来ることを願う。

Dec 29, 2018

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絶好の冬晴れなのに出ること叶わず。

気温がだんだん下がりつつも、冬の福岡にしては素晴らしい青空が終日広がった。26日に釣って来たアジゴを南蛮漬けにしたり、大阪から送って来るアユの到着を待ったりして、外に出たいのを辛抱した。　西浦では群れの規模は小さくなったものの、相変わらずアジゴとカタボシイワシがサビキで釣れる。26日は小雨が降る中を、人気のない波止で小魚を釣った。たとえ雑魚と言われる魚でも、雨風に晒されながら一人でひっそり釣りをするのが良い。　帰りに小さい水路でセリを摘んだ。これまでの暖冬のせいで成長が早い。 24日は日の出前から満月を過ぎた月を見に出掛けた。毘沙門山の北の海岸から柑子岳を望む。右の明りは唐泊。沙門山の背後に登って来た金星。明け行く玄界島。今津湾の朝日。ノスリはかなり多くなった。チョウゲンボウ。山を離れて農耕地に現れたハイタカ。採取したアラゲキクラゲ。ヒラタケ。ヨモギ。　25日は西浦へ釣りに行ったが予想以上の釣り人で、竿を出さずに唐泊へ場所を替え少し釣ってみてもさっぱりだった。　前日に比べてかなり欠けている。帰りの山道で見つけたヤブツバキ。花の形と色合いが好みで、今後の楽しみが増えた。獲物を探すハイタカ。距離が離れすぎている。いつも見るチョウゲンボウの雄。夏に高知の川で獲られた冷凍のアユを解凍して、夕方から素焼きした。素焼きした後甘露煮にした。20ｃｍ以上有る天然遡上アユ。数か月冷凍保存してあった。素焼きしたアユ。

Dec 27, 2018

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冬至冬中冬始め…この先どう展開するゕ？

冬至も過ぎて、一向に寒くならない。その裏返しに、天気はぐずついて、干物も乾かないどころか干すことも出来ない。今週中以降は年末寒波がやって来るらしいが、どうせ寒さは長続きしないだろう。　雨が多いので、キクラゲは良く成長するし、小川のセリも伸びている。しかしこの天気では出かけることも出来ないで籠っている。　22日は近場をウロウロしたが早々に曇ったので、長居も出来ずに退散した。もう咲いているソシンロウバイ。山道を下る中学生は、木々の洩れ日の光線の中。雨で空気も路面も濡れている。　風は弱く、昼前にはすっかり曇り、鳥は飛ばず山を下りた。　今津湾岸を北から南へ回った。　先日話題になった捨てられた墓石を見る。波も無い湾内でも石が浸食されているのは何故か。今の墓石のような花崗岩のは一つもなかった。今冬はカモ類が少ない。暖冬のせいだろうか。田んぼで落穂をついばむ。魚を掴んで川上から飛んで来たミサゴ。魚種は何とブラックバス(ラージマウスバス)。ミサゴが捕った初めて見る魚種。これまで10種類ほどの魚を掴んで飛ぶのを見た。多い順から、ボラ、サゴシ、コノシロ、コイ、フナ、後は1度づつ、サヨリ、ダツ、トビウオ、クロダイ、アジ、ハマチ、カワハギ。飛びながら身震いして水を振り払っている。

Dec 23, 2018

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ぐずつく天気は干物泣かせ。

このところスッキリと晴れることが少なく、雨も日も多く、漁獲を加工して干物にしたくても乾かない。天日乾燥はもろに天気に左右されるので、タイミングが悪いと相当苦労する。左がカタボシイワシ、右はコアジ。このイワシはかなり味が良い。左はコサバ、右はコアジの味醂干し。サバも味が良くなっている。カタグロイワシの酢漬け。サッパのママカリより美味いかも知れない。アジゴで作ったさつま揚げ。イワシを圧力鍋で煮た。骨ごと食べられる。　あれこれと漁獲を加工して知人に配ったり、宅急便で送ったりして消化している。　19日は釣りの帰りに、久し振りに毘沙門山に登った。　毘沙門堂の前には数本のソメイヨシノの木があって、年々成長して樹高15ｍ以上に成長した。それが数年からサクラテングス病に侵されて、去年は罹病した枝が伐採された。少なくなった枝には春に花も咲いたのに、この冬に残った枝がまた病に侵されて、一層症状がひどくなっていた。　恐らくここのサクラは終わりが近いと思われる。テングス病はカビの1種のタフリナ菌によって引き起こされるとのことで、枝が異常に増えて花を付けなくなって、やがて枯死する。　異常に増えた枝を見ると、癌によって癌を増殖させるため毛細血管が異常にに増えるのに似ていると思った。枝を切られたことで、残り少なくなった枝にさらに勢いを増して襲い掛かり、養分を奪い尽くし、やがて本体を死に至らしめるつもりらしい。人工的に作られたソメイヨシノのひ弱さが痛ましい。釣り場近くのツバキ。毎年ピンクの花をつける。　20日は曇天の下、早良の山里まで行ってみた。生憎の薄暗い曇り空では、成果は少なかった。脊振のレーダー基地。室見川の支流の椎原川にカワガラスがいたが、暗い上にすぐ逃げて写せなかった。枯れたセイタカアワダチソウに止まったホウジロの雄。チョウゲンボウの雌。モズの雄。　まだ数日ぐずつく模様、どうしたものか。

Dec 20, 2018

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北西の強風の中、今日も小魚を釣る。

寒冷前線の通過した後は風が吹くのは分かっていたが、海沿いは北西風が予想以上に吹いていた。寒気は無いので気温はそう低くはなかった。　このところの釣りの定番になってしまったコアジ釣りを6時過ぎから始めた。風が強くて西浦のテトラは右斜め向かい風で、延竿が魚を釣る前から大いに曲がっている。初めから手製サビキで釣っている。　アジゴはすぐに釣れ始めても、仕掛けが吹き流されて、捕まえるのに苦労し、回転が悪い。こんな日は他の釣りは出来ないので、辛抱し易い。　15ｃｍ以下のアジゴは逃がしても、それなりに数は増えていった。アジゴに混じって、カタボシイワシが良く食い付いて来る。このイワシはニシン科、サッパ属で、暖海性の魚で数年前からたまに釣れる程度だったものが、今日17日はアジゴに負けないぐらい釣れた。体長20ｃｍぐらいで成魚に近く、干物にすると味が良いことは前回で確認している。　3時間はテトラで、1時間は港内で釣って止めた。18ｃｍ前後のコアジは125匹釣れた。それ以下のアジゴは逃がしたので総数では200匹以上釣れた。大き目のは味醂干しにし、小型のものはすり身にしてさつま揚げにしてみる積り。カタボシイワシは100匹程釣れた。かつてない現象で海の温暖化の1現象だろう。マイワシやウルメイワシに比べると鱗が剥がれにくく、少しでも体表が乾燥すると鱗は取れなくなるので調理しにくい。干物とサッパのように酢漬けにしてみる。　天気の回復は無かったが、帰りは少し回り道した。ノスリ。ハイタカが強風に翻弄されながら獲物を探していた。ウは飛ぶのは上手くないが、強風には強い。サギ類は飛ぶのは苦手。ウの翼もこうしてみれば結構長い。　帰宅後は漁獲の下処理に4時間も掛かり、18日は加工にさらに数時間掛かりそう。それが嫌なら釣らねばよいだけのこと。

Dec 17, 2018

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珍しく14～16日の3日間は釣りは休んだ。

16日は午前中から雨になった。団地の出役で側溝掃除をするとのことで、珍しく共同作業に参加した。弱い雨が降る中、皆さん協力して作業して1時間半で終えた。たまにはこんな作業も悪くない。　14日も所用で釣りに行かず、昼頃に姪浜の渡船場に行っただけ。15日は糸島半島を1周した。渡船場から東区の多々良川河口を見る。水面近くの景色はゆらめいていた。埠頭のコンテナは逃げ水現象が起きていた。玄界島と志賀島の間を西へ向かう貨物船も海面から浮いている。　15日は日の出前から流星を見ようと出かけ、雲に遮られて叶わなかった。その後は今津湾の日の出を見てから、いつものように糸島半島を1周した。日の出前の博多湾口。20秒の露出。雲の流れが写っている。暗闇の海上を博多港へ向かうクルーズ船。北の空は雲がびっしり覆っている。日の出前の今津湾。糸島半島の西端、福の浦の立石山山麓から佐賀県唐津を望む。立石山を見る。以前は春のハイタカ渡りを見るために、毎週のように登った。南からハイタカが獲物を探しながら飛んで来た。逆光の上に、あまり近くへは飛んで来なかった。ノスリが北側に現れた。前回も見た渋柿。メジロが食いに来るのを待ったが,警戒してか現れず泉川へ移動した。杭の上で小さいボラを食っている。溜池で見たキセキレイ。頭がぼけているのは、セキレイが頭を動かした瞬間を写したため顔がぶれた為。　可也山では遠くを飛ぶハイタカを見たが近くには現れなかった。半日徘徊して帰途に就いた。カラスがなる木。渡りをするミヤマガラス。以前に比べると激減した。居付きのハシブトガラスやハシボソガラスに比べると、嘴は小さく性格も温厚。先日釣ったサバとアジを酢締めにして押し寿司を作った。まずまずいける。

Dec 16, 2018

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海の色が変わる程のコアジの群れ。

11日に降った雨の後、12,13日と一時的に冬型の天気になって風が強く、晴れもしないのでコアジでも釣るしかないだろうと西浦へ出かけた。12日は特に北風が強くて竿を操作するのも苦労するほどで、延竿でのサビキ釣りをすることにした。普段はサビキ釣りでのアジゴ釣りは、活き餌確保の時以外はほとんどしない。　12日の朝、海を眺めると岸から数十メートルの海水の色が黒っぽくなっていた。黒っぽい塊は形が変わるので魚群に違いないと思い、延竿での餌釣りをしてみると、15~18ｃｍのコアジが釣れて、黒い領域は夥しいコアジの群れだと分かった。これほどの大きいコアジの魚群を見たことが無かった。しばらくの間、浮きでの餌釣りを続けていたが、強風で仕掛けが躍って糸を捕まえるのもままならないので、サビキ仕掛けに替えた。　釣れるは釣れるはで、初めはキープしていた16ｃｍ以下のものはどんどん逃がし、それでも3時間釣って100匹ほど釣って止めた。時々20ｃｍ以上のアジや、30ｃｍのマサバ、20ｃｍのカタボシイワシも混じった。上はカタボシイワシ、下はマイワシ。上のイワシは普通の図鑑には載っていないが、今期はかなり多い。暖海性で、以前はいなかった魚で、5年ぐらい前から見られるようになった。味は良い。　まとまった雨の後はアラゲキクラゲが大きくなる。採取したキクラゲは乾燥させて保存する。いかにも食用になりそうだが検索は難しく、下手に手が出せないキノコ類。幹が2ｍの長さがあるマンリョウ。　13日も飽きもせずコアジを釣った。17ｃｍ以上だけ持ち帰った。2日続きのコアジ釣りで、加工原料は十分過ぎて、味醂干し、丸干し、酢締め、南蛮漬け、イワシは大和煮風にした。ノスリはよく見かけるようになった。タゲリの群れ。　13日のニュースでソウシハギの事が話題になていました。この魚はカワハギの仲間で、沖縄など暖海に生息しているのが、幼魚が対馬暖流に乗って北上し、大きくなったものでしょう。福岡でも夏に20cmぐらいの幼魚が時々見られます。　成魚は70cm以上になって食用にされているようです。肉は無毒で、腸に毒があることがあるらしいものの、全部と言う事でも無い。熱帯には色んな魚で毒化するものが知られているようで、シガテラ毒と言うのが有名です。太平洋戦争中に南方で毒化したハタやフエダイ等で中毒したことがあったようです。　この頃ではイシガキダイでの毒化が知られています。　この時期に強い寒波が来ると、海水温が急激に低下して暖海性の魚が弱って海面をふらふら泳ぎ、いずれ死ぬことがあります。ウスバハギ、ハリセンボンなど。ソウシハギもこんな状況だったのかもしれません。北上しても越冬できずに死ぬ魚を死滅回遊魚と言います。　しかし地球温暖化の進行とともに、海水温が上昇して、冬場を乗り切って繁殖する暖海性の動物が繁殖域を広げつつあります。

Dec 13, 2018

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雨がそぼ降る中、小魚を釣る。

冬の雨中での魚釣りは冷たいし、大した釣果も望めないからあまり行きたくないが、我が釣りの原点へ回帰するためには回避出来ないと思って出かける。　潮も悪いし、早く行く理由もないから6時半に出た。曇ってはいたがまだ雨は降っていなかった。釣り場の近くまで走って東の空を見れば、能古島と毘沙門山の間の雲間からオレンジ色の光線が射して美しかったが、雨ではとカメラは持参していなかったので写すことが出来なかった。　西浦へ着くと、友人、知人の3人が既に来ていた。なかなかやるもんだ。　早速テトラで反転篭釣りを始めた。ボラでもサヨリでもグレでも釣れるものなら何でもいい。サヨリは相変わらず沢山いるが、食い込みが悪く中々釣れず、その他の魚種もほとんど釣れなかった。　釣り始めてほどなく強くは無いが雨が降り始めた。そぼ降る雨の中で、4時間も小魚を釣った。　8日の写真の続き。芥屋から福の浦への峠から東を望む。玄界島や筑前大島が見える。立石山の北側に突然タカが現れた。間に合わず何時ものピンボケになったが、大きさと体型、模様からオオタカの若鳥と思われた。渡って来て越冬中の個体だろう。芥屋の林の縁に咲いていたスイセンの1種。花が2ｃｍぐらいしかなく、初めて見る小さい花のスイセン。ノスリ。芥屋から可也山の西山麓へ行く。チョウゲンボウの雄。熟柿になりつつある渋柿。泉川でハヤブサを見た。可也山を背景に飛ぶミサゴ。交差する高い雲。低い雲は飛行機雲のなれの果てかも知れない。　9日は今津湾から毘沙門山の北側海岸を徘徊した。昼は浜で焼き芋をして食った。朝の宴の後か、どんどん満ちて来る中で佇むクロツラヘラサギ。ダイサギが舞い降りた。しばらく見ていると、一斉に飛び立った。志賀島の岸辺の風景は蜃気楼のように見える。百道浜の海岸も蜃気楼。ウが飛ぶ。カワウかウミウか。玄界島も蜃気楼。温い海面近くの大気とその上の冷たい大気が層を作って光が屈折している。ヨモギの若葉を摘む。晩秋から初冬のヨモギは柔らかく質が良い。春のヨモギは急速に硬くなって良くない。よもぎ餅の材料にする。微妙に違うヨモギ。香りも異なる。毘沙門山の崖の上でカラスが多数飛び交い、２,3羽がペアになって追いかけっこをしていた。空中戦の訓練をしているように見えて、動きが速く、変則的に飛ぶ。枝をバスケットボールのようにして奪い合ったりしているのも見えた。カラスは遊び好きのようだ。今津の水産試験場から福博を見ると、お子も蜃気楼が出来ていた。荒津大橋と博多タワーが見えている。近いドーム当たりは普通に見えている。

Dec 11, 2018

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波止釣りも冬の季節へ。

この冬一番の寒気の流れ込みで、10日までの4か日間も寒く曇った冬の福岡日和が続いた。8,9日は釣りは休んで徘徊した。10日は釣りに出掛け、まず西浦へ行ってみたが、所定の場所に何人か先客がいたので竿を出さずに唐泊へ場所を変えた。そもそも釣りへの意欲が低下しているので、どうでも良くなっている。かと言って出掛けずにはいられないので寒風の中を原付で走る。　唐泊は内湾傾向が強いので、寒風が吹くと海水温が低下し易く、波止釣りも冬のシーズンオフになる。唐泊では一応竿を出し、反転篭で釣ってみた。情報は聞いていたが、今春生まれの20ｃｍぐらいのエンピツサヨリが殺到して来る。浮き下を深くしても容赦なく食い付いて来て、グレは釣れない。1時間半は辛抱して釣り、18匹のエンピツサヨリを釣って、干物の原料にすることにした。　いつも行っている後ろ浜へ行ってみた。南は曇っているが北は晴れ間がある。西浦から早朝見た西の彼方の海上には浮島になった対馬が見えていた。冬の陽炎で変形したコンテナ船。やがて近づいて来たコンテナ船。ブラブラ帰る空には珍しい雲が出ている。寒くなってノスリが増えた。東から移動して来たものだろう。脱糞して飛ぶ支度をする。ノスリはカラスの恰好のいじめ相手。チョウゲンボウの雄。遠くから電柱に止まっていたハヤブサを発見して近寄った。苦しそうにペリットを吐き出した。近付いてもハヤブサは逃げなかった。珍しいぐらいこちらを気にしないので、バイクを降りてアングルを変えた。1時間以上見ていて、やっとそわそわし始めたので、飛び立つのも近いと感じた。鳴きながら飛び立って、あっという間に消えた。これから真冬に向かうのに、カササギが巣の上にいた。2時になってやっと南の空も晴れた。8日は芥屋方面に出掛けた。

Dec 10, 2018

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季節外れの異常高温の中で竿を振るも絶不調。

4日、5日と釣りをした。4日の高温は異常なものだった。出掛ける時に見上げた空には、すっかり欠けた月と金星が横並びで輝いていた。釣り場へ走りながら、よく見える場所ではバイクを止めて写した。4日の写真。金星も月のように欠けている。　4,5日共に西浦でアジゴでの泳がせ釣りをした。潮は申し分なかったが、当たりは有ったものの、スズキを釣ることは出来なかった。南から山越えの南風が吹いて気温が上がった。　1日の写真。サワラの引き縄漁。遠出してジギングでもするのか。リッチな釣り。小さなボートでの釣り。ノスリもこの冬は少ない。暖冬の影響か。チョウゲンボウの雌。これも少ない。水浴びをするタゲリ。ミユビシギ。漁をするミサゴ。大物のボラを掴むミサゴ。水中へ突っ込んだミサゴ。山で野生化した青首ダイコン。とてもダイコンとは思えない。齧ると辛みが強い。　2日は長崎県平戸市へ家族で出かけた。伊万里湾大橋。田平天主堂。ミサに臨む人々。ここは遺跡ではない。ステンドグラスの窓。内側から見たかったがそれは叶わない。平戸大橋を渡って平戸島へ。平戸島から生月島へ。生月島の北端の断崖。下の岩場には多数の釣り人がいた。例年なら冬は時化ることが多いが、今年は暖冬のせいで凪いでいた。海中の石は海藻が無いように見える。この地もツルソバが繁殖しつつある。魚を見るため立ち寄った壱部浦。定置網漁が盛んだが、漁獲は少なかった。オキアジとツムブリが見える。どちらも暖海性の魚。目当てのスマかハガツオは無かった。アカカマスとヒラマサの子ヒラゴを買う。発電用風車。真下で見ると巨大なもの。

Dec 5, 2018

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