いよいよ釣る魚がいなくなって来た。
数日前から風が強く波も出て天気もぐずついて、1週間前まで釣れていたブリも釣れなくなるし、西浦港内の海の色が変わるぐらいいたアジも激減してしまった。冬場のグレ釣りもひどい不漁のまま終わっているし、いよいよ釣る魚がいなくなって、4月までしばし休漁状態になりそうだ。 そんな中で昨日も今日も未練の釣りを続けている。早朝に西浦でアジゴを釣り、バケツに活かして唐泊へ移動して泳がせ釣りをする。1週間前までは時々ブリが釣れていた。とことん打ちのめさないと諦められないのが釣りのようで、もう一日もう一日と続けている。 29日は辛うじて唐泊で50cmのセイゴを釣った。10時には西浦へ戻って需要があったアジゴを釣った。中アジはもうほとんど釣れなくなっている。アジの群れは激減したとはいえ20cmにも満たないアジゴはまだ釣れる。西浦港内でユウレイダコを見た。春の花、オオイヌノフグリがもう咲いている。 28日は全くの不漁で、坊主に終わったが、目まぐるしく変わる時雨模様の天気のおかげで虹を見ることが出来た。唐泊で見た虹。二見ヶ浦でも虹が見られると予想して1時間以上粘ったが、完全な虹はできなかった。浜で遊んでいた中国人と思われる人々が、突然打ち寄せた大きい波で濡れてしまった。稀に大きい波が来る特徴を知らないと、危うい目に遭う。初めて海に来たのかも知れない。 今や中国発の新型コロナウイルスによる肺炎流行で大騒ぎになっている。共産党独裁権で自由な政治、思想を抑圧しているのが微細なウイルスに翻弄されている様は皮肉というしかない。 細胞質を持たず、遺伝子のみで寄生宿主の生きた細胞内でしか増殖できないウイルスとは恐るべき物。