この秋初めてまともにグレが釣れた。
5,6日とも唐泊へ釣りに行った。西浦の釣り人が平日でも増えて釣り辛くなった上に、膝の調子合悪いので足場が悪い西浦のテトラは敬遠した。唐泊のテトラは上がり易く、釣り人も少ないのでのんびり釣りが出来る。 あれこれ釣り方を変える多角釣りを試みようと目論んで、竿も5本、掬い網1本を束ねてロープで縛って肩にかけると結構重く肩が凝る。竿ケースを持ったことは無く、何十年とこのパターンでやっている。 唐泊は東に向いているので日の出が見られる。西浦は日の出は見えないが日没は見える。2つの漁村は1kmぐらいと近いが、灘山の裾野のちょっとした峠があり、唐泊の住人で波止釣りをする知人はここを超えて西浦へ釣りに行くことは無い。お互いが距離以上に遠いらしい。 日の出頃からまず、ジグサゴシ狙いでジグを投げてみる。何の当たりも無く、今季は1匹も釣っていない。10分ぐらいジグを投げてすぐに諦め、延竿にサビキを付けてアカカマスを釣る。西浦のような30cmのカマスとは程遠い20cmぐらいしか無いが、時間に関係なく何時でも釣れる。 カマス釣りに飽きると反転篭での餌釣りをした。狙いはボラとグレ。 5,6両日とも北風が強く、餌釣りはし辛かった。5日は待望のボラを3匹、6日は思いがけず20cmのコッパから32cmのグレまで17匹釣ることが出来た。次第に欠けて行く有明の月。釣り人はほとんどいない。北風が強く、海面は風波がある。6日の釣果。アカカマスは知人に上げた。乱獲とは知りつつも止められない釣り依存症だろう。5日の釣果。3匹のボラは小さい2匹は雄で精巣が大きくなっていたが、大きいボラは雌で卵巣はまだ小さかった。地球と最接近の火星。火星を舞台にしたSF小説を若いころ面白く読んだ記憶がある。上がショウサイフグ,下がヤマトカマスの味醂干し。白身魚は薄口醤油ベースの漬け汁に漬け込む。フグの味醂干しは最上級だと思う。シイラの味醂干し。赤身魚は濃い口醤油ベースの漬け汁に漬け込む。アジ科、サバ科、カジキなど。基本漁獲はあれこれ加工する。生で家庭用冷蔵庫で凍結保存しても品質は保持できないが加工すれば可能。 7日は休漁して山に登ってみる。膝が耐えられるかどうか。