この春のハイタカ渡見物を終えた。
6日,7日と天気に恵まれ、早朝から2時間釣りをして、その後山に登ってタカ見物をした。荒れた天気が2日続いた後だったので6日は特に多く飛ぶことを期待した。しかし6日は9時から1時までいて7羽、7日は9時から12時までわずかか3羽見ただけだった。もう終わりだと分かっていながら、釣りと同じく坊主になるまで止められない。 まだしばらくは少数のハイタカがだらだら渡ってゆくが、もうヒヨドリの海渡が始まったので、明日から次の楽しみへ移行しようと思う。 結局この春も会心の一写はモノに出来ず、というよりここ数年で一番駄目だった。目の衰えと気象の不具合で飛行経路が悪かったのが原因で、身体の加齢はさらに進み、秋の渡り、さらに来年春も厳しいだろうが、歩けなくなるまで挑戦は続ける。 釣りの方はといえば、6日も5日の釣果に気を良くして同じ場所で早朝から釣った。日の出前から7時ごろまでアジが20数匹釣れ、その後の30分で23~28cmまでのグレを8匹釣ることが出来た。 7日も柳の下のドジョウを狙ったが、思惑は見事に外れた。6日の釣果は思いがけない好漁だった。7日は6日の3分の1に終わった。 7日の写真。5時過ぎにはもう明るくなりつつある。細る月と火星が並んでいる。唐泊沖を博多港へ向かうフェリー。ヒヨドリの群れが認められたが唐泊埼の向こうへ消えて見えなかった。クロアゲハ。チョウはいろいろ見かけるようになった。トンボももういるかもしれない。9時半に最初の1羽が飛んだ。渡の終わりは若い雌がほとんど。トビ。カタクチイワシの群れ。ミサゴ。巡視船あそ。1時間以上も間があって2羽目のハイタカが飛んだ。トビ。ミサゴ。これが見納めのハイタカ。 6日。早朝の雲は9時ごろにはすっかり取れてよく晴れた。早々にハイタカが飛んだが、その後は間が空いた。海上を群れで飛ぶヒヨドリの群れ。ハヤブサの襲撃はなく、無事対岸へ渡った。 ダイサギ3羽。ピーチアビエーション機。海面を飛ぶ飛行機の影。トビ。7羽目のハイタカ。シャクの花。