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雨釣の釣り日記

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2021年06月の記事

全11件 (11件中 1-11件目)

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相変わらずの日常が平坦に過ぎて行く。

これまでプレ梅雨状態のまま推移してきた6月も残すはあと１日となり、７月1日からやっと梅雨の天気になりそう。太平洋高気圧の勢力が強まるとともに、梅雨前線が北上してくる。　相も変わらず釣りには出掛けてはいるが、いつしか潮は大潮を過ぎ、海は荒れず凪続きでグレ釣りはぱっとしない。朝夕のアジだけは好調の様だが、釣ってみようという気にならない。　釣りの帰りに道草をする楽しみも無いこの時期は、せめて夕焼けでも見たいと、近くの海へ日没頃に出かけてはいるが、雲が多くて夕空も、人間の都合が良いようにはいかない。　路傍に咲くアガパンサス。西区横浜の交差点付近で事件発生らしく警察車両で封鎖された現場と、対面には多数の報道関係者ががいた。27日の夕方。何時も釣りに行く灘山方面。ソテツの雄花。ソテツの雌花。やがて下の方に赤い実がなる。夕日も夕焼も無いまま暮れた。28日。花の色が薄いアガパンサス。傘雲が懸かる玄界島。傘雲と灘山。毘沙門山に沈む夕日。人気が無い防波堤の上に佇むフナムシ。暗くなっても横浜の事件現場上空を飛び続ける報道ヘリ。夕日は見られても、夕焼にはならないまま暮れる西の空。

Jun 29, 2021

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封鎖解除後は西浦港内で連日、グレ釣りをしている。

緊急事態宣言時には、封鎖されていなかった唐泊でのみ釣りをしていたが、西浦へ入れるようになって、もっぱら西浦ばかりへ行くようになった。　雨も降らず、満月の大潮で条件は悪くない。例年この時期には、港内で25cmオーバーのグレが結構連れていたので気にはなっていたのが、幸いなことに今年も健在だった。　２０cm前後のアジも日の出頃に釣れるとのことで、24,25日と延べ竿でのサビキ釣りをしてみたら、24日は17匹、25日はわずか3匹に終わった。場所や時間にばらつきが有る。　グレも場所や潮時にばらつきが有る。釣り人がいない場所を選んで釣っているが、ナシフグが多いのでそれをかわすのに苦労している。　25日は港内のゴチ網漁船が出漁していたので、広々していた岸壁で延べ竿を振った。潮がどんどん上がって行く中で、数は多くはなかったがまずまずで、30cmを2匹釣ることが出来た。25cmのオナガ（クロメジナ）。コッパオナガは年々増えていてもこのサイズ以上は見かけない。29cmのグレ。30cmのグレ。満潮時はかなり潮位が高い。小呂島の巻網漁船が修理を終えて出港していった。コチドリ。ラン科のネジバナ。ハグロトンボの顔。23日。24日。

Jun 25, 2021

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夏至の晴天の下、何日振りだろうか、西浦で釣る。

北半球の一番北の空を太陽が通過する今日が夏至。福岡のコロナの緊急事態宣言が20日までで、釣り人を排除していた西浦漁港で釣りが出来ると見込んで出かけた。　ちょうど日の出が見られる時間にスポットに着くように4時40分頃家を出た。日が昇る場所は雲が有って、完全な太陽を見ることは出来なかった。5時15分頃に東の空に太陽が昇ってきた。雲間からわずかに、残り火のような太陽が見えた。西浦漁港は通常の入り口はまだロープを張ったままだったが、入れる場所が有りすでに10台ぐらい釣り人の車が入っていた。閉鎖期間中でも常時イカ釣りなど、それなりの人数が釣りをしていたようで、それを咎められたという話は聞いていない。西浦漁港の東の空にはまだ太陽が出ていなかった。昇ってくるはずの空には黄金に輝く雲があった。現れた薄明光線。釣り場につきものはアオサギ。　久し振りの西浦で延べ竿の餌包みでのグレ釣りをした。唐泊が不調になっていたので、西浦で釣れればいうことはない。　釣り始めてすぐにコッパグレが釣れだした。思いがけずブランクを感じさせない釣れ具合ながら、釣っても釣っても小さい。耐え切れずに場所を変えてみたら、しばらくして24cmぐらいのグレが釣れた。しかもそれほど痩せていないので、絶えず釣り人が来て餌を撒いていたのだろう。　28cmのグレ。　3時間ほど釣り、大小11匹のグレと2匹のバリを得た。　彩雲と日光環が現れ、浮きを見たり空を見たりで忙しかった。　　20日日曜日は日の出前に姪浜の渡船場へ行ってみた。その後一旦帰り、朝飯を食ってからヤマモモ採取を目的にブラリと出た。日が射す前のアガパンサス。ヤマモモには多くの虫やクモがいる。カメムシの幼虫だろうか。1cmほどのカマキリ幼虫。ザクロの小さい実。高積雲を切り裂いたジェット旅客機。高度が低いジェット機。あまり見かけなくなったサシバ。換羽中らしい。別の1羽。番らしいが、今頃2羽で飛んでいるのは繁殖に失敗したか、ヒナが大きいか。　一日中空の雲が騒がしく、夕飯を食った後、小戸へ夕焼雲を見に行った。線を引いたように雲域が切れている。雲の海を泳ぐ上弦の月。雲に隠れてしまった太陽。暮れ行く玄界島。　雲に隠れて落日は見られなかったが、思わぬ夕焼けが現れた。諦めは禁物。　末期の人が絶命する間際に、パット元気になることがあるという。雲の暗い夕暮れ直前にも、こうしてぱっと明るくなることがある。その後の夕闇は一層濃い。

Jun 21, 2021

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秋晴れのような空の下、釣りは絶不調。

一日中雨が降り続いた18日は,遂に一歩も外に出なかった。雨の釣りは悪くはないが、気分が乗らなかった。　19日は昨日の代わりに釣りに行くことにした。朝から好天で、風も弱いながらも潮が悪く、10時半頃が干潮の小潮で、早く行く意味も無く、1時間ほど団地の草取りをした。　余りにも生い茂った草は一筋縄では取り切れないので、ヤブカンゾウが生えている所の草を取った。ヤブカンゾウは植えたものではなさそうながら、年々増えて今花期を迎えている。ユリ科の野草で、名前とは違い藪には生えず、日当たりが良い土手などに生える。若芽や花は食べられる。　一汗かいた後、9時頃に出た。土曜日でも唐泊の釣り人はそんなに多くは無かった。何時ものテトラでまず延べ竿で釣り始め、干潮を挟んで1時間半釣っても10cmぐらいのコッパばかりで、1匹も持ち帰るサイズは釣れなかった。　続いて反転籠で遠投してさらに1時間半やって、20cmをやっと1匹釣りかろうじて坊主を免れた。最近の不漁がさらに悪化して、次が考えられない。　釣れなくてもどうということはないが、明らかにグレの魚影が少なくなっている。年々の減少ながら、今年は特に少ないように感じる。やはり磯の荒廃が進んで稚魚、幼魚が育たないのが大きく、冬場に魚が育っていない。　波止で釣るぐらいでは乱獲にはならないだろう。大きな獲物を捕まえたスズメ。　空は晴れて、秋のような雲が出ていた。どう見ても梅雨に入っているとは思えない。昨日の雨も、西からやって来た低気圧によるもので、梅雨前線の南北振動によるものではない。梅雨前線を押し上げる太平洋高気圧が弱く、春や秋の様な天気が続いている。気象庁はいつまで入梅と言い続けるのだろうか。　来週は西浦の閉鎖も解除され、釣りが出来るようになるのだろぷか。明日の天気を約束するような夕空が見られた。

Jun 19, 2021

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雨でも晴れでも釣れず。

相変わらずグレ釣り一本で、16,17日連続で唐泊へ出掛けた。16日は雨中での釣りになり、一時は東風が強く吹いてテトラでは遠投もままならない程だった。　余りにも釣れないので港外から港内へ移動して、あちこち釣ってみてもさっぱりだった。最後にテトラで延べ竿で釣ってみて、やっと数匹20cm以上を釣ることが出来て、雨釣での坊主を回避できた。　17日の朝には晴れ間が見えて、前日とは打って変わって天気には恵まれた。しかし潮時は小潮と悪く、早く釣りを始める必要も無いので、6時半に唐泊に着いて釣り場に道具一式を置いてから、あれこれ採集するため今津の毘沙門山周辺へ引き返した。16日に東寄りの風が強かったせいで、ややうねりが出ていた。宗像の島々。志賀島上空は雲が多かった。今頭の東海岸。波が出た後のテングサ漂着を期待したのにアオサとオゴノリばかりだった。今年は4，5月に時化ることが無く、時期が過ぎてしまった。あるいはテングサ自体が少なかったのかも知れない。　テングサが不発に終わって次には、雨後のキクラゲの生える木へ向かうと、立ち枯れしてキクラゲを何度か採取していた木は、根元から折れてキクラゲももう採取できるほどは生えていなかった。　キクラゲは生える時期が有り、枯死して余り時が経過すると、もう生えなくなり別の腐朽菌のキノコに入れ替わる。　採取の最後にヤマモモを２ｋｇぐらい採って釣り場へ帰った。熟れたヤマモモの味は独特の香りが有り、子供時代に木に登って貪り食った記憶がよみがえる。木が折れ易いのと、赤い汁が服に付くと落ちないのでよく注意された。　さんざん前置きが有って、９時半ごろからやっと、テトラに上がり延べ竿で釣り始めた。　相変わらず食いが悪く、時々釣れてもコッパばかりで、海がやや濁って良さそうだったが持ち帰りは５匹だけだった。

Jun 17, 2021

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過行くアジサイの季節を惜しみつつ花を見る。

日,月と釣りに行く気にならず、といってもすっきり晴れるわけでもなく、日曜日は殆どでなかった。月曜日は加工の原料としてヤマモモを採りに行き、その後アジサイでも見ようとブラブラしながら、糸島市の火山瑠璃光寺へ行ってみた。　ヤマモモは今が採り時で、熟れると地上へ落下してすぐに分かる。木は数メートルになり、それなりの道具を使わないと採れない。30分ぐらいで必要量を採取出来た。ヤマモモなんか採る人も無く、いたずらに地面を汚すばかり。　農家の庭に咲いていたユリ。これからはユリ科の季節。アジサイはもう終わりに近づいている。例年より早く咲き始めたネムノキ。早く羽化したのか、翅が痛んだカラスアゲハが蜜を吸っていた。天ガ岳を西から見る。農家の庭のアジサイ。ガクの縁が明るい。ガクアジサイ。中央の小さい花が本当の花。道沿いの庭に咲いていたキキョウ。咲いて間が無い花。開花まで間がある蕾。火山瑠璃光寺にあるアジサイはヤマアジサイらしきものが植えられている。メタリックに光るルリミズアブ。体長１cm有るか無と小さい。ヒラタアブ。農業用水路のデンジソウ。絶滅危惧種。田植えで水路の水位が上がって水没している。やがて茎を伸ばして葉は水面に出る。シダの仲間。採取したヤマモモは雑物を除去した後、鍋に水を入れて煮る。その後煮出した赤い汁は砂糖を加えてシロップに、実は潰してザルで濾し、砂糖を加えて煮詰めてジャムにする。手間暇は掛かるが店では買えない加工品が出来る。春から次々に恵みをもたらしてくれた陸の植物は、ヤマモモでしばらく間が空く。次は真夏のイヌビワの実。左がシロップ、右はジャム。

Jun 14, 2021

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同じ魚種をほぼ毎日釣っていると、さすがに飽きる。

長年の習慣とはいえ、この時期は波止での釣りは魚種が限定される。チヌやキス釣りはしないし、アオリイカ釣りもずいぶん前に止めたし、アイゴ釣りもしないとなればコッパグレ釣りしか無くなってしまう。　仕事の如く毎日コッパグレ釣りに励んではいるが、釣果の変動はあってもさすがに飽きてくる。そう思いながらも出かけてしまう芸の無さよ。　せめてアジから釣ってみようと早く出た。4時40分に着いて、早速アジ釣りを試みた。夏至前の夜明けは早い。　アジは日の出前後に６匹釣っただけで終わった。豆アジやサバゴが多くてオキアミの餌では持たず、アミパン粉団子で釣った。早々にアジは諦めてテトラに移動して、延べ竿でのコッパグレ釣りに切り替えた。　１０日が新月の大潮で、上げ潮に期待したが、あまりの凪で釣り易い反面魚の活性が落ちる。朝日は唐泊から見て、志賀島の中央付近から昇る。　やはり９日に比べて格段に食いは悪かった。大した山が無いまま、餌だけはそれなりに消費して１０時半に止めた。９日。大型はいなかったが、まずまずの結果だった。　午後には３０年ぐらい前に吸い込んだ、建設資材のアスベスト粉塵による肺の経過観察のため、年２度の検診日だったので、病院へ行った。そこでワクチン接種の予約をしたら、かなり遅い７月２８日ということだったが、別に急いで受けたいわけでもないのでそれにした。　夕方には落日を見に小戸へ行った。　どうやらこれまでの晴天傾向は終わり、しばらくぐずつく見通しになった。

Jun 10, 2021

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気温次第に上がり暑く、梅雨は何処へ。

梅雨とは思えない晴天が続いている。そもそも梅雨には入っていないと思うのだが、お役所でもある気象庁は一度出したものは、なかなか撤回しないのだろう。孔子が言ったように、誤りはあるもの、それを直さないことこそが誤りという事が分かっていても、権威主義が邪魔をして出来ないのだろう。　暑くはあっても生まれが大陸の高気圧だから、真夏の暑さとは違う。それでも次第にその北の高気圧が南に移動して、気温が上がって太平洋高気圧と同化一体化してしまうと、梅雨前線自体が形成されずに梅雨という気象現象さえ成立しなくなる可能性もある。　気象関係者は、早く雨が降って梅雨らしくなることを待ち望んでいることだろう。　7日は常連釣り人の多さを予想して、釣りはしなかったが、８日は釣りに出かけた。道中で東を見れば丁度朝日が昇り始めていた。　連日の晴れで大気はよどんで濁り、太陽は赤かった。路肩にバイクを止めてしばらく眺めた。　唐泊港内での釣りはあえて避けて、テトラで初めから釣ってみた。今季は外側で延べ竿によるグレ釣りは、フグに邪魔をされて一度も成功していない。まず試しに延べ竿で釣ってみると、予想外に20cm匹と25cm1匹が早々に釣れた。いけるやないかと喜んだのに、すぐにフグに入れ替わって終わってしまった。　それなら遠投で釣れるはずと切り替えてみたら、海面に反応が現れて好転しそうに見えたが食いつきが悪く、10時まで釣って、手のひら大を8匹の散発に終わった。　帰りは少しだけ道草をした。コガネムシの1種。トウオオバコ。大型で花茎は５０ｃｍ以上ある。帰宅後に吉武まで出かけた。池で見たウシガエルは珍しく逃げなかった。ハグロトンボ。ハルジオンの蜜を吸うベニシジミ。　7日はヤマモモを採取するためにあちこちを見て回った。熟れた木もあるが、まだまだの木もある。採取したヤマモモはシロップとジャムに加工した。かなり加工の手間は懸る。赤黒くなると熟れている。ヤマモモは実が小さいタイプは1cmぐらいしかないが大きいタイプは2cm以上になり生で食べられる。落果しやすく、街路樹として植えられても、歩道を汚すので大きく剪定されてしまう。モクレン科のタイサンボク。ソメイヨシノのサクランボは苦くて食べられない。一部紅葉しているサクラ。ヤナギハナガサ。ジャガイモの花。紫の品種もある。　新型コロナの新規感染がすっかり減って、世の中の関心はワクチン接種の進捗状況に移っている。どうやら感染する危険より、ワクチン接種を受けて感染を回避できる希望の方がはるかに勝るようになった。今後はコロナウイルスが、ワクチン無力化の変異で逆襲出来なければ終息に向かうだろう。　予約の混雑が収まれば予約してワクチン接種してもらう積りでいる。まだ予約をしていない。

Jun 8, 2021

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日曜日に釣りをしたのは何年振りか。

仕事を辞めて5年以上経ち、この頃はアルバイトをすることも無く、自由な時間はたっぷりあって土日の釣りは極力避けている。特に日曜日には何年も釣りをしておらず、もっぱら徘徊に充てていた。　5日土曜日に唐泊でグレ釣りをし、あまり結果が出なかった。友人の誘いもあって、敢えて日曜日にも釣ることにした。　６時半に唐泊に着くと、駐車場一ぱいの車でバイクを止める場所すらない状態で、驚いてしまった。現在コロナの緊急事態宣言下で海釣公園やあちこちの漁港も閉鎖中のため、釣りが出来る唐泊に釣り人が集中したのだろう。ファミリーや若いグループでの釣りも増えているようで、風が吹けば桶屋が儲かる式に言えば、コロナが流行れば魚釣りも流行るらしい。　人出が多い割には港内の何時も釣っている場所は意外にも空いていた。平日は常連が多数同じグレ釣りをして、場所も競合しているのに、日曜日はファミリーが場所にこだわりも無く、サビキ釣りでマメアジなど小物を釣っているのでかえって釣り易い。　朝７時ごろの満潮時は食いが良くなかったが、９時以降昼までは比較的よく釣れ、多くは15cm前後のコッパグレだったが、時々20数cmのグレも混じって釣れた。　今後は日曜日は釣りをして、常連が多い月曜日に休むのも一考だと思った。足裏サイズのグレは数匹釣れ、最大は28cmあった。帰り道で道脇の草むらでのたうち回っているハシボソガラスがいた。翼は動かせるものの、下半身を骨折しているのか飛ぶことが出来ない。悲痛な鳴き声を発して、上空を仲間だろうか数羽のカラスが大騒ぎしながら飛び回っていた。早晩死ぬ運命に思えたこのカラスは、日頃の傍若無人の振舞でカラスに対して苦々しく思っていても、哀れに思えた。日常的に多数の魚を殺している私の偽善的な感傷だろうか。

Jun 6, 2021

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雨釣は回避するも徘徊はする。

3日は6時以降に降雨の予報が出ていたが、日の出頃に味を釣ってみようと合羽を着て朝４時に出た。唐泊港内には意外にもアジ釣りの先客が一人いた。　５時前に早速延べ竿でアジ釣りを開始した。餌はオキアミの餌包みの浮き釣り。１週間前から現れた10cm以下の豆アジとサバゴの数が一段と増えて、仕掛けが沈む間に餌を取る最悪の状態で、やはりアジは釣れなかった。アジが釣れる日の出頃が過ぎてから、グレ釣り用の団子に思いがけず2匹のアジが食いついた。3日の早朝はまだ雨は降っておらず、志賀島の上には微かに朝焼けが見られた。　天気は急速に悪化して6時ごろから雨が降り出して雨釣になった。雨でも釣れるクロ（グレ）はコッパばかりで振るわず、10時まで釣って20cm～23cmを4匹釣っただけだった。やはり小潮が災いしている。　4日は昼まで弱い雨が降り続いていた。前日の不調が釣りに行く意欲を削いでしまった。午前中は3月分から放置したままになっていた写真を分類整理をして過ごし、一日中は屋内に居り切らず合羽を着て出た。雨が止んだ今津湾。可也山の五合目から上は雲の中。宝島と能古島。ペイペイドーム付近は雨が降っている。梅の実が熟している。梅の実は摘まれることもなく、熟して落果している。今の時期はウメやビワが熟れても採取されずに腐って行くものがある。果樹にとっては生った実を摘んでもらうことこそが生きがいだろうと思う。山道を塞ぐように垂れ下がったマダケ。今がタケノコのシーズンながら、生え具合は良くない。テング巣病に侵されていない若いマダケ。マダケは今大いに衰退しつつある。伸びた竹を蝕んでいるのはテング巣病で、竹を弱らせ、枝葉の異常な生え方で重くなって大きく曲がってしまう。特に雨と風でひどくなる。モウソウやハチクは感染しない。　30年ぐらい前までは文字通り破竹の勢いで、モウソウやハチクを圧倒していたのが今や見る影もない。マダケ林内ではタケノコの生える数が激減していて、新陳代謝が鈍り、枯死する竹が急増し、マダケの勢いが失われている。　タケノコはどの種類でも、生える直前直後にイノシシの徹底した食害に晒され、さらに人間の採取が重なって新しい竹が育たない。竹林は枯死した竹が縦横に倒れて進むことすら難儀する状態になっている。すでに消滅したマダケ林は多数見られ、この傾向は増加する一途だろうと思われる。今津湾で見たクロツラヘラサギ3羽。満ち潮で深くなるので飛ぶはずと待っていると、10分後に1羽が飛び上がって、次々に飛んで上流の浅場へ移動した。特定外来生物のブラジルチドメグサ。水面が見えないぐらい繁茂している。

Jun 4, 2021

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釣り人は少なく、フグ猛威をふるう。

連日晴天が続いていて、天気図でも梅雨とは言えない状態で、梅雨入りは勇み足だろう。　次第に小潮になり釣りには具合が悪くなって来て、早く釣り場へ行く必要もなくなったので、道草しながら行って唐泊へ着いたのは9時半だった。ムクノキの枝の間から日が射している。ハゼの葉裏。テイカカズラ。路傍の名が分からない花。砂浜のテリハノイバラとカワラヨモギ。　釣り場の釣り人は少なく、外側は長さ200mぐらいもあるのに1人しかいなかった。　10時頃から遠投で釣り始めて、しばらくするとボラがやって来て1匹釣れた。その後は釣れず、小潮の上にベタ凪で条件は悪く、やがてくだんの小フグが全員集合状態になって釣りにならなくなった。いつもなら他の釣り人がいて、撒き餌をするのでフグもそちらに集まって分散するのが、誰もいない今日は一極集中になった。　31日は釣り人が多く、フグが分散したので多くはないが足裏サイズのグレを4匹釣ることが出来た。今後もフグには泣かされるだろうし、サバゴやマメアジもエサ取りに参戦してくるので難しくなる。　夕方に夕日を見たくなって、晩飯を食ってから小戸ヨットハーバーへ行った。駐車場は閉鎖中でもバイクなら入ることが出来る。地平近くの雲で思うような夕日は見られなかった。毘沙門山に沈む直前に夕日は姿を見せた。31日は少ないながらも4匹の足裏サイズのグレを釣った。

Jun 1, 2021

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