8月最後の土日はトンボを求めて糸島半島を徘徊する。
悪天候が続いた8月ももう終わる。8月最後の土日は絶好の好天に恵まれて、釣り場は混雑してとても釣など出来るはずもないと初めからパスし、糸島方面を徘徊することにした。 出来ればトンボを見たかった。この夏は天候不良の影響か昆虫が少ない。南の山地でも良かったが、大雨が降れば林道は必ず土砂崩れで通行止めになるので止めて、可也山周辺へ行ってみた。28日。今津湾南岸から浜崎山と毘沙門山を見る。雷山には雲が懸っている。 道中JF志摩の四季へ立ち寄って魚を見ることにした。8時半開店の5分前に着いてみれば、40mぐらい客が並んでいた。開店と同時に急ぎ足の客が店内に流れ込む。料理屋の人らしい者は特に動きが早い。 魚の種類と量はかなり多かった。80cm位のサワラは1尾2,500円ぐらいと高いがよく売れていた。2順ぐらい回って見て、懐かしい魚を見つけた。前日の売れ残りだったのか頭と内臓が無かったが、テンスというベラで、高知の郷里ではテスと言って、焼くと味が良かった。ハトと名がついて5匹300円の値が付けられていた。別種のイラも同じハトという名で売られていた。この魚は旨くないイメージがある。泉川の北の道へ行ってみると、草ぼうぼうで手入れされてない。道がどこかも分からないので、強行突破した。クズまで覆いつくした場所がある。ひどい場所を通り越して振り返る。看板が泣いている。ハマボウ群落はニガタケやクズなどがはびこって衰退しつつある。水溜りにアカテガニかベンケイガ二の死骸があった。アキアカネを写した。ススキの仲間オギか。穂が出ている。アキノノゲシと可也山。可也山山麓の溜池へ行ってみたが、トンボは少なく早々に移動した。別の池ではタイワンウチワヤンマが多数いたがギンヤンマは少なくパス。可也山も見る場所で形が変わる。9月中にはいなくなるツバメ。小川の土手で咲いていたキクイモ。オオブタクサに押されて各地で減っている。普通作の稲の花。早稲は無事刈り取りが終わっていた。縄のれんのような蔓が山道にあった。ボタンヅルというセンニンソウの仲間。この葉の形がボタンの葉に似ている。ヨツボシクサカゲロウ。29日。凪の博多湾。真ん中の島が志賀島。8月最後の日曜日は海も賑わっていた。海岸近くで見た小さい花。3mmぐらいの花でもマメ科の特徴がある。ツルボの群落。ヤブラン。野生でも普通に見られる。7月終わりに咲くネム。今年は咲き方がおかしかった。これは狂い咲き。野北の彦山から壱岐を見る。左はヘクソカズラの花で、右はセンニンソウ。ボタンヅルの群落。上がセンニンソウ、下がボタンカズラ。色々巡ってやっとギンヤンマの写せるところにたどり着いた。全部同じ方向を向いているのは、風上に向かう時にしかうまく写せないから。西風。