桜が咲けば、今年はもういいわと思いつつ、つい見に行ってしまう。
一旦開花したらもう一直線にどんどん咲く進んでしまう桜。この春は益々そんな風に咲いた。今年もやはりつい見に行ってしまった。行った先は福岡城址の舞鶴公園で、平日でも人出が多く、雑踏嫌いの私でも地下鉄でのこのこ出かけた。 天気はまずまずで、朝9時頃から人出はかなり多かった。数日前に拾った貝殻。種類ごとに分ける作業が思いやられる。公園前のお濠にホシハジロとキンクロハジロがまだ残っていた。 11時に帰宅して昼飯を食ってから、飽きもせずに人がいない桜を見るため西へ向かった。生松原の松の中の桜など見て、今津の大原海岸で貝殻を拾った。どうやら貝殻に取りつかれてしまったようだ。長垂の公園。シロバナタンポポ。タチツボスミレ。どのサクラも散る前には花芯が赤くなる。ハナニラ。毘沙門山の春。庭のハナカイドウ。バラ科リンゴ属で中国由来の花で、夏目漱石が好きだった。27日は山上の鳥とやはり桜。朝はさえない天気。海上のカモメも暇そう。飛ぶのはトビばかり。やっと飛んだハイタカ。11時頃にやっと晴れた。ミサゴ。玄界島と灘山の上には次々に雲が生まれた。3羽目のハイタカ。どれも遠かった。天気、風は良かったがハイタカの飛来は少なく、最盛期のはずが低調なまま推移している。不意に現れて一瞬で消えたオオタカ。ラッキーな出会い。久し振りのノスリ。もういなくなる。4羽目のハイタカ。今津浜崎の禅寺。