時化た後の恵みでグレ(クロ)好転。
台風14号の後の風で20日まで時化て波と風と濁りで釣りは出来なかった。5日間ほど休んだ後、21日,22日と釣りに出掛けた。本命はグレだがルアー用も持参している。 21日は駄目と思いつつも唐泊へまず行ってみて、波と濁りがひどかったので竿は出さずに西浦へ変更した。 西浦も海の濁りは残っていて透明度は1mもなかった。それでも風は斜め追い風で唐泊よりずっと良かったので、テトラで遠投反転籠釣りを始めた。 1時間は何も釣れなかったが、アジゴが釣れフグが釣れそしてグレが釣れだして、12時前までまずまず釣れた。サイズも22cmから26cmまでのまずまずだった。 以前から荒れて濁った後の澄始めに好釣することは幾度もあった。ルアー対象魚は視界が悪いとまず釣れないが、餌釣り対象魚はかえって食いが良くなる。西浦のテトラで釣れたのは今季初めてだろう。港内に浮かぶ大量の小さいプラゴミ。多くは発泡スチロール。帰りに水路で見たデンジソウ。昨冬から夏までにすっかり無くなっていたのが復活したので良かった。 22日は前日の釣果に気を良くして初めから西浦へ向かった。日の出前の東の空は雲が多く、雲間から細い月が見えていた。中秋の満月からすっかり欠けてしまった。灘山から朝日の光線が見えた。 初めにカマスのジグを投げてみたが全く当たりは無く、この秋は不発のまま終わる可能性がある。7時頃からグレ釣りを始め、やはり始めはなにも釣れなかったが、前日の経過が分かっているからそのうち釣れだすとの確信があった。 やはり1時間ぐらい経過して最初の1匹が釣れた。それもいきなりの29cmだった。その後は入れ食いには程遠いながらもぼつぼつ釣れた。 12時まで釣り、最後はもう一つのターゲットのボラが食い付き、岸近くへ寄せてから強い抵抗にあって、道糸が海中のテトラに引っ掛かりあえなく反転籠とも失った。27~29cmが4匹。帰りに西へ5分の大口海岸へ貝拾いに行ってみた。時化の後であまり良くなかった。 夕方釣り餌買いを兼ねて小戸へ行ってみた。昼間晴れていても朝夕は必ず雲が出る。雲の層から夕陽が降りて来た。