相性が良いはずの雨釣は振るわず。
3時半に起きた時にはすでに、結構な本降りの雨が降っていた。雨降りの釣りは好むところで、明るくなるのも遅いので、急いで釣りに行くことも無いので干物の茶漬けで朝飯を食って出かけた。 夏の雨とは違ってじわっと滲みてくると寒い。海は2,3日前の時化の名残で、波は収まっていてもまだ濁っていた。 カマス用のサビキとサゴシ用のジグを付けたシーバスロッドを準備して6時半から交互に釣り始めた。カマスは全く釣れず、サゴシは散発的に3匹釣れた。 カマスは早々に諦めて、反転籠での餌釣りを始めた。これもバリ子が少々とフグ3匹釣れただけで、ボラもグレも現れなかった。 相性が良いはずの雨の中の釣りは期待外れに終わり、西浦へ行けばよかったと少し悔やみつつ10時半に止めた。この頃にはしぶとく降っていた雨は上がっていた。帰りには6日に続いて今津の海岸で貝殻を拾った。 6日は西浦で釣りをした。海はやはり濁っていたが波はかなり収まっていて、テトラでの反転籠釣りをした。濁りが残った状態ではよく釣れることがある。 釣り始めると、大型のショウサイフグが食い付きハリスを切られる。オキアミで釣っていたのでアジゴにも邪魔をされ、餌をアミパン粉団子にして早合わせで釣ってやっと半分は釣り上げられた。大きいものでは30cmを超えていた。 サゴシが現れた時にはジグで釣っても見て、1匹だけ釣り上げた。コッパグレも数匹釣れてまずまずの結果になった。 前日見たオシドリは全く飛来しなかった。帰り道の酔芙蓉。山に野生化した芙蓉。打ち上げられたカブトガニ。28cmもあるタイラギの貝殻。カキやフジツボが付着しているので死んで時間が経っている。テトラの陰にムシロガイなどの小さい貝殻が集まっていた。ヤドカリが入っている。