ようやく晴天が続いて渡好調に。
ぐずついた先週から一変して晴天が続いている。山菜のイタドリなどの採集とバードウオッチングで1日が過ぎる。 29日は珍しく家内と桜見物と昼飯の外食を兼ねて出かけた。日頃好き勝手にしているので、たまには胡麻を摺る必要がある。 午前中に中央区の西公園へ出掛けた。これまで一度も行ったことが無かったが、桜で有名なことは誰もが知っている所で、車は無いので地下鉄で行った。大濠公園駅から歩いて結構遠かった。 西公園は小高い丘を登る道の両側と上のあちこちに桜があった。規模は福岡城址の舞鶴公園に比べるとかなりコンパクト。これまであちこちの桜を独りで見ているので、夫婦で行ったというだけで目的は達せられるから、規模などはどうでも良い。東斜面の向こうには那の津の港がある。悪辣なハシブトガラスが多数生息していて花見客が捨てたゴミを散々食い散らかしている。藤棚のフジは葉と花が伸び始めている。季節の主役はどんどん変わる。境内に咲くタンポポ。花の裏側を見れば、今や珍しい在来種のカンサイタンポポらしい。 花見を終えて地下鉄で博多駅に行き、つい最近延伸した地下鉄七隈線に乗り薬院まで行って昼飯を食った。全歩行歩数は7,000を超えてしまい、両膝に難点がある身にはきつかった。 27日。やっと天気が回復したが、雲が多く昼前から北風が強くなった。山に登る前に見るハナカイドウはどんどん咲いていく。黄砂の影響がまだ残っている。チョウゲンボウが東から飛んで来て、西へ渡って行った。朝鮮半島で繁殖するらしい。これは雌。10時を過ぎる頃ハイタカも渡って行くようになった。これは雄...雌のハイタカ。2羽目のチョウゲンボウ。ヤシャブシの若葉の上を飛ぶハイタカ雄。急降下を始めたハイタカ。長年いるミサゴ。霞む糸島富士こと可也山。28日。朝から終日快晴だった。27日が午前中から1時半までの5時間で23羽のハイタカが渡って行ったのに、28日は午前は僅か2羽、北風が強くなった12時過ぎからの1時間半で、前日を上回る25羽が飛んだがコースが頭上ばかりで良くなかった。どんどん北上する日の出の位置。朝は冷え込んで花びらに露が降りていた。ようやく黄砂の影響がなくなった。眼下の海面にボラが飛んで着水した時の海水の王冠が出来た。じゃれ合うように空中戦をするトビ。番のような感じ。ハイタカは午前中2羽だけ飛んだ。ボラを掴んでミサゴが飛んで来た。ハイタカはやって来ずトビで練習をする。3時間待って北風が強く吹き始め、ハイタカが飛んで来るようになった。頭上を飛んでいたハイタカが獲物を狙って急降下を始めた。翼を完全に畳んでハイスピードで降下する。ダツを捕らえたミサゴ。ダツは不味な魚で食えたものでは無いが、ミサゴは嫌わない。