いよいよ今年も押し詰まって、釣り納はやはりコッパグレとボラだった。
いよいよ今年も押し詰まった。気温は高く風も強くないので釣り易い。ところが凪過ぎの上に朝の潮が悪く、青物はあ釣れなくなった。27,28日は一年の釣り納の積りで出掛けて、コッパグレとボラ釣りと本来の姿で終わった。 今年を振り返ってみれば、年末にヤズやワラサがやや釣れたものの、全般に漁獲の低落傾向が続いている。大漁と呼べる釣果を上げた記憶がないほど、回数の割に不調のことが多かった。 海がやせ細っていると感じることが実感で、その全てを地球温暖化のせいには出来ないと思われる。27日。今年最後の満月は雲に邪魔されて、最後まで見届けることは出来なかった。ボラの未成熟の卵巣の一つに線虫が寄生していた。長さ20cmにもなる。この線虫はメジナにも居ることがあって、魚食魚に限定されず中間宿主が何か分からない。28日。朝は冷えて日の出頃には博多湾ではけあらしが見られた。唐泊後ろ浜。北崎海岸。潮が満ちて来て貝の船になったバカガイ。この後波が来てあえなく沈没した。海岸をさまよった後釣りをした。少ない釣果で、これが今年の釣り納めになりそう。モズ。ノスリ。今津干潟のタゲリ。アオアシシギ。29日。釣りはせず野北から今津を徘徊した。砂に残した波の記憶。チョウゲンボウ。ノスリ。ミサゴ。