閏年の2月29日の氷雨の中でアジゴを雨釣する。
4年に一度の日は夜中から雨が降り出して、早朝は小雨が降っていた。9時頃からは本格的な雨になる予報ながら風は弱く、朝だけの釣りなら何とかなると、アジゴだけを釣る為わざわざ西浦へ出掛けた。 帰りは本降りになるのでバイクは漁協の屋根の下に止め、トーチランプも用心に持参し着いたのは6時過ぎ。意外にも雨の中一人だけサビキでアジゴを釣っている人がいた。聞けば4時から釣っているとのこと。 少し離れて延べ竿で浮き釣りを始めた。始めて20分はほとんど釣れなかかったが、やがて順調に釣れた。今日の雨は春の雨にしては冷たく、氷雨といっても良い雨だった。 やがて先客は帰り、一人での雨釣になった。20cmに満たないアジゴ相手なら機械的に釣るだけで、雨の冷たさが身に染みる。それでも9時半まで続けて止めた。幸いバイクは一発で始動し、本降りの中を道草も出来ずに帰った。大中小に分けて,大は味醂干しに中は塩干に、小は南蛮漬けに加工する。 26~28日。室見川下流から南を望む。寒気の影響で脊振山系は時雨ている。室見川ではシロウオが捕れなくなり簗も設置されない。27日の強風下での漁獲。28日は天気が回復した。波が作った泡が渚に線引きする。泡に朝日が当たり、ジュエリーバブルを見せる。北海道のジュエリーアイスは良く知られている。開花したモモノハナ。節句前に咲くことはこれまで無かったのに。イノシシに喰われた孟宗の筍。イノシシにとっては最良の季節になって来た。3月初めには開花しそうなハクモクレン。チョウゲンボウが見られるのはあと少し。今度気象条件が良くなればハイタカ渡見物に出掛けたい。