毎日ぐずつく天気がやっと晴れた
北と南は性質、特に気温が異なる空気があって、その境界には前線が出来る。その前線は低気圧が発生して通り道になる。低気圧が通る時に前線が北上して雨が降る。前線が停滞して南北に振動するので長くぐずつくことになる。 大陸で発生した高気圧が西から移動して列島の上を通過する時天気が良くなる。24日はやっとそうなりつつあって午後には天気が回復した。天気がぐずついていても港内なら釣りは出来るので、21,23は西浦で釣りをした。しかし天気が悪ければ釣りしか出来ないので、道草をする楽しみが無い。 そんな日々が多いこの頃なので、晴れれば午後でも出掛けてしまう。何時もの今津周辺の海辺と山へ行って見た。24日午後23日は時化たのか今津の海岸には海藻が多く打ち上っていた。アナアオサを主体の緑藻類、ワカメを中心の褐藻類、赤っぽい紅藻類が入り混じっている。この時期は藻類は成熟して生殖細胞を放出するので切れやすくはなっている。目当てはテングサ。年々減少して去年は皆無だったので、どんな具合かテングサを探してみたら、わずか2握りだけ見つかった。やはりほぼ絶滅状態と推測できる。希少なテングサ。ワカメはそれなりに多く、これは茎が6cm幅もあった。西から次々に流れて来る積雲の上にベール雲がかかる。海岸近くではハリエンジュ(ニセアカシア)が咲いている。かつてはトンボが多かった溜池へ行って見た。この時期からクロスジギンヤンマが羽化してくる。たった1匹だけいたがすぐに消えた。この時期にまだツバキが少しだけ咲いていた。奇妙な実がなったツバキ。ツバキの実が異常をきたしている。割ってみればスカスカの空洞だった。高台から見た小田の集落。遠くに能古島がある。若葉を出した木の中で、無残に枯れたままのマテバシイ。去年の夏のナラ枯れによるもの。天が岳。キリの花、オヘビイチゴハナバチツマグロヒョウモンの雄フモトスミレはまだ咲いていたいつの間にか麦秋に21日の漁獲23日の漁獲