やっとハチクマをやや多く見ることが出来た
毎日雲が出て東風が強く吹く天気が続いている。太平洋高気圧の勢力が衰えて、北と南の高気圧の狭間で秋雨前線が南海上に停滞しているせいだろう。 9月ももう終わり、季節は秋本番の時期なら夏鳥も南へ帰る。いつまでも暑さが続いても、長く渡りを遅らせるわけにもいかないだろう。28日、29日と何時もハチクマ渡りを見る、飯盛山中腹から場所を変えて見てみた。 28日は脊振山系の北側の別荘地雷山の森あたりで、29日は飯盛山の北側にある西部霊園の上の方で見た。雷山の森ではハチクマは見られなかったが、ヒガンバナを見ることが出来た。西部霊園では11時頃に30羽ほどが小規模なタカ柱を形成した。27日 唐泊で釣りをした。カマスの小さいのでクエ子を釣った。25cmしかなかったので逃がしたが、背中に海産のイカリムシが5か所も寄生していたので除去した。このため痩せていた。20cmのコッパグレとカマスは17匹づつ釣れた。北崎海岸で北崎小学校と朝倉市の秋月小学校の生徒の交流とのこと。渚に何故か生きたカマキリがいた。ドクカラカサタケか28日初夏には華やかな花を咲かせていたネムの木通常のツユクサすぐ近くに花がちょっと違うツユクサが咲いていた。花はマルバツユクサだが葉の形が違う。ハイブリッドだろうか。ヒガンバナとニラヤマトシジミかシルビアシジミか遅れているヒガンバナ手前は今から、奥はもう終わりが近いヒガンバナ。同じ場所でも今秋はばらつきが有る。ヒガンバナの蕾の後ろにハネナガイナゴが隠れている。イナゴの全身を見ようと回り込むと、イナゴも回って見せなかった。小川を覗いてみると、カワムツが泳いでいた。カワムツはオイカワより上流部に多い。ツユクサマルバツユクサ。この頃各地で繁殖している。キツネノマゴという1cmにも満たない小さな花。ヤマウドの花ゴンズイと言い魚のゴンズイと同じ。季節外れのアザミオオマルハナバチがキツネノマゴの蜜を吸う。大きい花粉団子を付けている。カラスアゲハ。この秋はアゲハチョウ類が非常に少ない。高祖山を南から見る。10時半から12時まで曇り空を見ていたが、トビを見ただけ。フヨウモミジフヨウ 下山後は北へ一直線に向かい、何時もの北崎へ行った。溜池にはギンヤンマがいた。この時期に写したことは無い。タマムシの翅が落ちていた。海は北東の風で波立っていた。29日姪浜を歩いてみると魚の死骸がいろいろイシモチの幼魚大型のスズキヒイラギの幼魚ボラ海から一気に南下して西部霊園へ行く。標高100m以上ありそう。10時から3時間いた。営業を終えた観覧車10時台に現れたサシバ。ミサゴ自衛隊機11時頃に待望のハチクマが東からやって来た。次から次に飛んで来て上昇気流を捉え、旋回しながら高度を上げるミサゴハチクマ渡りは11時台でほぼ終わった。ドクターヘリ今年はもう終わりにしようと思いつつ下山した。後2週間ほどするとハイタカが大陸からやって来る。