連日の北東風が秋を季節の進みを阻む
11月ももう9日どんどん日にちは進むのに気象の季節の進みは進まない。植物は遅れながらも季節を刻んでいる。 6日にはこの秋初めて冬型気圧配置になって、本格的に北西の風が吹いた。しかし高気圧が列島の北を東進するとともに、風は北から北東に変わって7日も8日も北東の風が強い。 9日になって与論島や沖縄北部で大雨になっているとニュースで報じていた。北の大気と南の大気の綱引きがこの辺りで続いているのだ。この南西海域の気圧の低い海域に向けて列島の北の高気圧部から風が吹き込んでいる為に、北東の風ばかりが吹くのだろう。 大気は流体だから圧が高い所から低い所へ移動する。この移動が風になるので、強さと向きである程度の気圧配置が分かる。その風の流れが空に雲を作る。 風は釣の大敵で、雨より具合が悪い。風は波も作り、強い風が続くとうねりになって海底を攪拌して濁らせる。こんな悪条件下でも相変わらず釣りには出掛けている。日常生活の一環だから少々のことでは止めるわけにはいかないのだ。6日北西の強風が吹いた。初め唐泊でジグを振り、サゴシは釣れず、風で餌釣りは叶わず西浦でバンチャゴを釣った。意外にもボラが食い付いて、皆無だったカラスミボラを意外にも西浦港内で1匹得た。二見ガ浦でオシドリの群れを1時間待ったがやって来なかった。チョウゲンボウミサゴがボラではない魚を掴んでいる。ボラとバンチャゴ。全て西浦港内での漁獲。小ぶりなカラスミ塩を振って数日寝かせる。7日 朝は今津近辺を徘徊した後、山に登ってみたが東風が強くタカは見ることが出来なかった。もう渡りは終わった可能性もある。潮が引いた今津干潟でダイサギが何やら騒いでいた。カモ類がどんどん増えている。カルガモが圧倒的に数が多い。ダイアモンド毘沙門を写せる位置で待機した。中田のコスモスを北東側から見たら、花は裏ばかりだった。どうやらコスモスは日が昇る方向へ向けて一斉に咲くようだ。ツワブキも堰を切ったように咲き始めた。花弁が広いタイプ。ヤクシソウモズが鳴いている今津干潟に戻るとクロツラヘラサギが餌を探していた。オオカマキリが弱って山道に佇んでいた。シマカンギクも咲きだした。柱島の沖を博多に向けて通過する中国からの大型客船。玄界島の北を通過壱岐対馬航路のフェリーとすれ違う。ジェットホイールヴィーナスとすれ違う。北東風強く海は時化る。3時間山にいて成果なく下山。タテハモドキがいた。翅の裏は枯葉に擬態している表は目の模様が鮮やか。ツツジが一輪咲いていた。海岸近くの藪にエンジェルストランペットが花を咲かせていた。ピンク系統の花ジョウビタキの雌8日 唐泊で釣りをした。東風が強く、丁度目の前の海面に太陽光線が反射して散乱し、浮きが見えず苦労する。コッパグレの食いは悪くなかった。 この日は上空の空気が湿っていて、様々な雲と驚く数の飛行機雲を作った。幻日が現れた釣りの初めと最後はジグを投げてみる。最初は一度ヒットしたが糸が切られてばらしたが、最後で何とか1匹釣った。こんなにジェット機が飛んでいたのかを驚きながら、何本もの飛行機雲を見た。真昼の幻日は珍しい。東側からコスモスを見ると、花は東向きに咲いていた。チョウゲンボウの雌