10日はもう終わったと思っていた、ヒヨドリとハヤブサを見た。
天気の変化が早い。9,10日と晴れたのに、11日はもう午前中から曇って下り坂になった。日の出頃には水槽の水換えように姪浜へ潮汲みに行って、午後のアマチュア吹奏楽団のコンサートに出掛けるまで時間潰しをしている。 9日は西浦でコッパグレ釣りをし、10日は色々採取を兼ねてブラブラ出掛けた。9日 晴れてはいたが朝から北風が強かった。道草をしながら行ったので、釣り始めたのはかなり潮が満ちてからだった。何時ものコッパグレ釣りは釣れないということも無く、その分モチベーションも揚がらない。海は8日からの強い北風の影響で波があった。小田が浜から見た柑子岳。帰りに立ち寄った溜池でクサガメを見た。クロスジギンヤンマカメのまばたき。8日は新月の大潮で、午後に今津の海岸へテングサ拾いに行って見た。この時期の大潮の干潮は午後に相当潮が引く。かつてはアサリの潮干狩りで賑わった海岸は禁漁になって人影は無い。ヒジキは今でも多く生えていても、処理が面倒だし需要も無いのか採る人も無い。リボンアオサ主体でアオサ類も多い。今では稀なテングサマクサの大株。オゴノリかフクロフノリ、食用になる。10日朝には咲いているヒルザキツキミソウ午後の干潮時と大違いの満ち具合。もう終わったと思っていたヒヨドリの群れが海岸で見られた。海面近くへ降下する群れ。海上遠くに出られないのは、ハヤブサがいることを知っているからだろう。能古島を背景に陸へ戻る群れ海面すれすれに陸へ引き返す1羽のヒヨドリがハヤブサに捕まった。宝島の松の手前を悠々と飛ぶハヤブサ。足には獲物を掴んでいる。スイカズラの蜜を吸うカラスアゲハ木の枝を掴んで飛ぶミサゴ。巣材にするのだろう。例年は宝島で営巣するが、今年は山の木で営巣している模様。飛行機雲と群。ハヤブサ襲撃の後で再度群れは海と陸を出入りした。飛行機雲が出来るのは下り坂の予兆。ヒヨドリを襲うハヤブサ。今回はしくじった。山へ引き返すハヤブサ珍しい軽飛行機陸近くでヒヨドリを襲撃し、ヒヨドリ1羽が堤防の下へ落ちて、それを狙うハヤブサ。波消しコンクリートにに入り込んだのか、止まって出てくるのを待つ。ヒヨドリを掴んだ。生きていたのかヒヨドリのとどめを刺す。何度もハヤブサに襲われてもヒヨドリは戻って来て陸と海を出入りした。それはまるでサバイバルゲームを楽しんでいるようで、能古島へ渡るのが目的のようには見えなかった。ハイタカの渡は既に終わり、脅威はハヤブサのみになっている。この日4度目のハヤブサ出現。このうち同じ個体が何度かは分からないが、ヒヨドリがもたもたしている内に獲物を巣へ届けて再び狩場へ戻ることは有り得る。しかし狩りは失敗に終わった。ヒヨドリを2時間以上も見てから桜井神社方面へブラブラ行った。何というランか。民家で咲いていた。エゴノキクサイチゴをあちこち探したが、激減していてそこには必ずツルソバがはびこっていた。このツルソバは10年程前から急速に勢力範囲を広げ、その繁茂には他の植物を排除する物質を生成しているように見える。山の農道から脱輪転覆した車があった。運転手は既にいなかったが、それほど何日も経っているようには見えない。老人が運転していたのか、老人ステッカーが貼ってあった。