2006年度H1ビザ枠、早くも埋まる。
米国移民弁護士協会が把握している情報によると、移民局公式サイトにはまだ公示されていないものの、就労ビザ(H1B)の2006年度のキャップ58,000件は早くも現段階で到達した模様と伝えられました。通常ならば毎年度10月1日が公の申請開始日となっているのですが、6ヶ月前から申請も可能という事実から、実際には4月1日から書類を移民局に提出することができるんです。そうしたことから、実際の申請開始日10月1日には58,000件枠の大部分が埋まり、認可、却下を受けているという、前倒し傾向に年々なっているんです。ちなみに去年2005年度は10月に58,000件が埋まり、その時点で異様なスピードで枠が満たされてしまったと話題にもなりましたが、今年2006年度枠は8月の段階でその数に到達してしまったのですから、年々前倒しになっているようですね。おそらく、昨年度で申請漏れをしてしまった人が、今年の早い段階で一気に申請願いを提出したことから生じている状況だと思う。ビザ取得に関してはスポンサーの協力のほかにも、こういった時間との戦いも大きく影響してくるので、運があるかないかにかかっている部分も多い狭き門なのかもしれません。今年度これほどまでに申請が沸騰したことによって、来年度の申請には今まで以上の拍車がかかるような気がします。来年度ビザを取得しようと考え中の方々、申請準備はくれぐれもお早めに!!