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カテゴリ:島の生活
早いですね~~。間もなく師走、冬ですね。 でも、島では昼間の作業中は、 Tシャツ1枚で汗かいています。 この時期にTシャツですから。 笑われています、ハイ。 もちろん、その作業は薪作りです。 冬の暖房用の薪を、毎年この時期に作ります。 島に移り住んで15年、薪ストーブに切り替えてから10年以上は経ちますね。 もう、冬の暖房は薪ストーブ以外は考えられない生活になっています。 (もちろん、薪で沸かす風呂もね) 薪ストーブは、3回体が暖まると言われています。 先ずは、木の伐採で汗を流す。 次ぎに、その木の薪割りで更に汗をかく。 そして、薪ストーブに火を入れて暖まる。 でも、これだけの量の薪作りとなると、3回では済みません。 ・先ずは、木材の伐採。 ・人力でかつげる長さにカットする。 ・伐採現場から、軽トラまで木を搬出する。 ・軽トラに積み込む。 ・自宅まで運んで、手降しする。 ・薪ストーブに入る寸法にカットする。 (大体、40cmくらいかな) ・いよいよ、薪割り。 ・割った薪を積み上げる。 ・そして、ストーブで暖まる これを、何回も何回も繰り返します。 一冬分の薪の量たるや、軽トラ満載で10台分位か、それ以上か。 こういう段取りですから、3回の汗どころではありませんね。 今年から導入したこのチェンソー。 大変な優れものです。 軽くてハイパワー、もちろんプロ用です。 自給自足率を、少しでも上げたいのは正直なところ。 自給自足って、何も食料だけではありません。 衣食住、生活のすべてに関係してきますね。 出来る所から、自分で生産、製作したいと考えています。 だから、このところ私は毎日が山の中です。 木を伐採するという行為は、 一見すると地球環境にマイナスと思われがちです。 アマゾンの無計画な森林伐採をイメージしてしまう。 しかし、そうではないやり方がちゃんとある。 森と人間の共存です。 ご承知のように、植物は光合成によって、 光エネルギーの力を借りて空気中の二酸化炭素を吸収して 酸素を合成する働きを行いますね。 その光合成する能力?は、 古い木になると衰えてくると言われています。 樹齢が50年くらいまでらしいです。 だから、森林をリフレッシュさせないと、光合成の力は衰えてくる。 古木を伐採し、若い木を増やす。 幸い、島で私が伐採している木は、 タブの木と言って亜熱帯植物です。 島にはこのタブの木が多く自生しています。 この木は、他の雑木類と同じく 切った切り株から 多くのひこばえが芽吹きます。 だから、伐採した切り株から 新たな子供みたいな木が複数育つわけです。 こういう事も神の業、自然の摂理なのですね。 木を利用し、人間の生活に役立てることが木の喜び、 そして、地球環境に良い影響を与える仕組みです。 一人山の中で木と遊んでいると、 自分と木と野鳥と海と空と大地、 そして地球、宇宙と一体となっている 自分を見つけられます。 自分は、いつも神に見守られているという深い安心感。 すべてをこの大いなる存在に身を委ね、 在るがまままに生きようと思えます。 グラウンディングの中の飛びっきり 中身の濃いグラウンディングですね。 この島のすべてが 私のオモチャです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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