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カテゴリ:島の生活
私が住んでいるこの島は、人口500人。 島には、網地浜(あじはま)と 長渡浜(ふたわたしはま)の二つの集落があります。 私は網地に住んでいて、人口100人です。 この100人に何かを伝える方法として、部落放送があります。 集落の数ヶ所にスピーカーが設置され、どんな事でも放送されます。 行政区からのお願い。 お寺からのお知らせ。 宅急便が着いたお知らせ・・・ 昨日は、こんな放送がありました。 ピンポンパンポン! 「魚をあげますので、入れ物持参で浜に下がってください。」 行ってみると、30cmくらいのサバを 一軒あたり10本以上いただきました。 (もちろん、タダで) 捕れたばかりのサバです。 島の近くの漁場で、定置網を設置している会社からのプレゼントです。 ここで捕れるサバは金華鯖というブランドで、けっこう美味しいんです。 さっそく、しめ鯖や塩焼きでいただきました。 こういう配給は、年に数回あります。 その時その時の旬の魚が配られますよ。 ありがたいですね。 島内放送も珍しいけど、魚の配給も珍しいでしょうね。 豊漁を分かち合うんですね。 豊漁=喜びです。 足が弱っているお年よりのために、 元気な人はその人の分まで貰って来て配ります。 こういうコミュニティーが、まだ日本に残っているんですよ。 古き、良き時代の名残ですな。 こんな未舗装の林道も、島にはあります。 落ち葉を踏みながら、こんな道を走るのは、 爽快そのものです。 早朝だから、画像が暗いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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