あるがままに生きる

今日は大晦日。

いろいろな事があった２００８年最後の日。

島の自然や島の暮らし等を紹介し､

都会を離れた生活に､実は本当の豊かさがあるというブログの内容が､

３月半ばからアセンション一辺倒になったこの一年。

楽しい一年を過ごさせていただきました。



島に移り住んで１５年。

当時としては珍しい､４０代半ばの冒険でした。

大量生産､大量消費､大量廃棄という社会構造に嫌気がさし､

自分が本当にやりたい事は組織の中から一歩出た所にあることに気付き､

仕事､人間関係､財産､常識､社会的欲望を捨てた生活に飛び込みました。

当時は､世紀末を迎えられるかという事で､

ノストラダムスの予言を代表する、いろいろな預言書が出版されましたね。

（１９００年の世紀末も､大変な騒ぎだったようです。）

世紀末予言は､一般的には破滅､滅亡を表現していたように思います。

そしてアセンションという､耳慣れない言葉が出始めたのが１９９４年頃と記憶しています。

アセンションは､人類の滅亡ではなく､

光の国に次元上昇する事で人類の進化だと説かれました。

どうせ､物質社会から抜け出した､

精神性の高い生き方を選択した私です｡

アセンションが本物だったなら､

これに賭ける価値は充分あると考えました。



当時は､この話が出来る人は皆無です｡

家族でさえ､そう成るかもしれないし､成らないかも知れないという考え。

どっちに転んでもいいように・・・と言われていた。

人に喋ったりしないように！とも。

確かにその通りですね。

頭ではそうと解っていても､そう上手く立ち回れないアホな私｡

変化球が投げられるような器用な人間なら､

みんな捨てて島暮らしはしないですね。

悲しいかな､いつもながらの直球勝負の島ペンです｡

やる事は､縄文人さながらの野人のような生活。



人から良く思われたいと言う欲を捨てた生活は､

肩の荷が下りて誠に以って素晴らしい生活になった。

お金を追いかける生活を捨て去ると､見えないものが見えて来る。

「まっとうな暮らしをすれば､

お天道様と銀シャリは付いて来る。」

正直に暮らせば､体の健康と食べる位は､必ず付いて廻るもの・・・

と、昔の人は､言いました。

私は､これは真実だと実感しましたね。



お金を得る事は目的であってはならない。

何かの行動の結果として､得られるのがお金。

目的にしてしまうと､遠ざかってしまうお金。

ふふ～～ん。。

ここで言うところの“まっとうな暮らし”とは・・・

それは､ズバリ！

宇宙の真理に即した生き方だと思います。




１１月２１日に書いた私のブログに

今､最もアセンションの妨げになるもの

（ディセンションすると思われるもの）

を３つ挙げなさいと言われたら､


怒り

必要以上の欲

批判（人を裁く）

この３つを、私はあげるでしょう。


この３つの想念は､相手を打ちのめし､

まるで取って返すブーメランのように

自分自身に深いダメージを与えるでしょう。

皆さんは､何をあげますか？



とあります。


これは､宇宙の真理に反する物でしょう。

そして､真理はやはり“愛”ですね。

“愛”の行き着く先は“許す”こと。

相手のミスを許し､自分の欠点も許します。

他人の生き方や考え方を否定せずに認め､受け入れ､許す事。

それぞれの選択を尊重する事。

その結果は､それぞれがその選択なりの結果を受け取る事ですから。

今年の一番の成果は､この“許す”ことを学べるきっかけが出来た事。

あらためて､黎明さん初め､このブログに訪れて下さる人達に大感謝の一年でした。








来年は､誰もが感じていると思いますが､

まだまだ大きな変化が訪れる年と言えましょう。

国も会社も個人も､経済の破綻を帰すかもしれない年。

物質社会､貨幣経済の崩壊元年になる様相を呈している。

あらゆる面で､今まで通りに行かなくなる年。

今騒がれている失業の問題､まだまだ序の口なのでは・・・と思えるかもしれません。

国の責任だから､国に何とかして欲しいと思っていたら､もっと泥沼に嵌まるかも。

被害者意識は捨てる事。

誰も､被害を与えた存在はありはしない。

自分の波動や想念が､その人の現実を作ると言う事実を考えれば､

そうなった原因を､他に求める事は霊的成長から見れば大きなマイナスでしょう。


職を選ばず､場所も選ばず､報酬すらも選ばず。

不足を言わず､与えられた場所で精一杯想いを形に表せば､

その行いは必ず人は見ています。

もちろん､神も見ています。




何と言われようと、周りに振りまわされるな！

自分の考え､選択に自信を持て！

堂々と､胸を張って乞食になれ！


ちょっと前までの僧侶といえば､その半数は乞食のような者。

珍しくもない存在でしたね。

腹さえくくれば､なんていう事はないはずです｡



今年最後の記事､またもやちょっと辛口になってしまいましたね。

一時は､アセンション意図者の方々が大きく成長され､

もう私のブログからの発信する事は無くなったのかなーと思い､

このブログを休眠しようかとも思っていました。

でも､島に来て下さるお客様から､いろいろと声を聞かされます。


「いつかはペンション屋さんのような生き方をしたいけど､

今は無理。ブログで励まされる。」


「やってみたい島暮らし。都会を離れる踏ん切りが掴める。」etc




まあ､来年ものんびりしたペースで続けさせていただきます。

パソコンが使える状況がずっと続く保証もないしね。


最後になりました。

今年一年､ご訪問してくださった方々に､心から感謝申し上げます。

そして、訪れた方々に､幸多からんことを祈ります。