あるがままに生きる

ようこそ、お越し下さいました。




２月下旬から震災の時まで、

奈良、高野山、吉野、熊野、那智と

旅をさせていただきました。

多くの仏教美術に接し、

先人達の歴史の足跡をたどる旅でもあり、

聖地と言われる場所を歩き、

いろいろなことを感じた旅でもありました。

そして、いろいろな場所で

高次元と思われる存在だと思うのですけど、

メッセージも受け取らさせていただきました。





私達人間は、この地球という

３次元での学習の場を借りて、

「思いっきり楽しみなさい」

と創造主から放たれました。


その結果として、何度転生しても

物質的豊かさや金や力を追い求め、

自我を追及するだけ追求し続けてきた人類。

「さあ、３次元でのやる事はやりましたね。

これからどうしますか？」

と、問いかけられている現在です。



そして、その問い掛けに対する答えを

近々に出さなければならない時に

差し掛かっているようです。

人類が、どういう選択をするのかを今、

まさに天は見ています。


すっごく重要な時を迎えましたね。

お一人お一人の選択に委ねられている。




人間の進むべき道とは、

植物が太陽に光を求めて

成長するのと同じように、

私たち人間も「ひかり」（神性）

に向かって成長するのが

自然で「調和」なのですね。





西国巡礼の旅で気付いたこと、

それは神性に目覚めた人たちが

先人の中にもたくさんいたという事です。

その一面は当時の仏師であり

木造建造物の宮大工であった気がします。

天の意志を形に表したのが、

仏像であり伽藍であった。




仏師は、一本の立ち木に神を見出し、

余分な所を削り取ったのが

仏像だと言われています。


天の声が聞こえたのでしょうね。



そして、自分はどうすべきか

どう在るべきかも直感で感じ取れたのでしょう。



前回も書きましたが、

直観は天からの直通電話みたいなもの。

感じたままに形に表す。

言わば、天の媒体なのですね。

人の営みの中で、

職人の匠の技、歌舞音曲、

どんな技でも、突き詰めれば

天の媒体なのだと思います。




天から託されたメッセンジャーなのですね。

そのことに気付くか気付かざるかは別ですが。



天からの直通電話は、

精妙な波動で伝えられます。

だから、自身に荒く粗雑な波動を

有していた場合は、受け取れませんね。

天との会話ができないという事になります。




だんだんと自我が少なくなり、

天の声に心を傾けられるようになってくると、

「自分も天からの媒体なんだ。」

という事に気付くのですね。



１億の人間には、

１億人分の天命があります。


それぞれの人達には、

大いなる意味を持ってこの世に

生まれてきていますからね。



そのことに気付き、

その事を受け入れるのに

普通は時間がかるようです。

（気付かない人も、多くいるのも事実）



いい仕事をしたいとか、

褒められたいとかを捨てた時、

天と一体になれるのでしょう。




それは、自意識や力みを

ある程度脇に押しやった時

とでも言いましょうか。




自意識＝自我も、

ある程度は必要です。

こんな自分になりたい、

と思うことも自我の一つ。



統合意識に沿った我は、

「真我」と呼ばれ

「自我」ではないようです。



「自分も天からの媒体なんだ。」

と思う事は「真我」です。



天は、何を自分に求めているのかを、

絶えず確認しなくてはなりません。

その為にも、荒い波動は出さないようにしなくてはね。



荒い波動の典型は、

当ブログでもたくさん書いては来ましたが、

もう一度大雑把に書いてみますね。

怒り、文句、不平、

恐怖、愚痴、批判、

自己中心的考えや行動、・・・


否定的想念はすべてという事か。


震災のあったこんな時、

厳しいと言われる環境で

これらを排除した生き方を

天は求めていらっしゃる。



でも、天は完璧は求めてはいないようですよ。

なるべく、という所かな。

完璧を求められたら、

覚者と言われる人であっても難しい。

まず、５０点くらいを目指しましょうね。