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2011.05.07
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カテゴリ:島の生活


ようこそ、お越し下さいました。





被災してから、早いもので

2か月になろうとしております。

毎日、今やれることをという思いで日々過ごしているので、

本土の情報なんかが聞こえてこない環境にいます。

テレビもほとんど見ていないしね。



たまたま外部から、取材やらで来島された人から

本土の復旧の様子を知ることができます。

そうそう、整体師の仙台の友人が

被災地を整体のボランティアで回っていて、

島にも来てくださいました。

施術してもらったお年寄りたちは、全員が大喜びでした。

「有料でいいから、また来て欲しいね。」

と、口を揃えて言っていました。

Hさん、どうもありがとうございました。




その折に、Hさんからも他の被災地の

状況に触れることができました。

やはり、島は復旧が遅いと言っていましたね。




いまだ水は断水で、配給の飲料水は

3日で5リットルというのは変わりありません。

電気は、海底ケーブルの損傷で

いつ復旧できるか全く示されていず、

電源車による6:00~11:00、

16:00~21:00の

5時間ずつ2回の通電も変わりはありません。




周りの人は、被災地なのに

計画停電はあり得ないとも言っています。




私個人の見解としては、

この不便さが何とも言えずに楽しいというか、

島民のみんなが協力して事に当たる

今の環境が好きです。


しかし、島全体として考えた時、

やはりみんなが穏やかに過ごせる事が

復興復旧と考えなくてはなりません。

そういう意味で、今後の復旧のキーは

電力の復旧にかかって来るようです。




固定電話の基地局も、

電気が通じなければ機能せず、

今は自前で発電機を2台持ち込んで

発電している状況です。

今後、水道の復旧も急がれます。

本土から海底パイプで水が送られ、

海辺のポンプ小屋から送水ポンプで

島の一番高い所にある水道タンクに送られます。


水道タンクには、吸い上げポンプで

吸い上げてタンクに水を満たすと聞いております。

どちらも、電気がなければポンプは作動いたしません。



水の消費が少ない夜間に

タンクに水を満たさなければならないのに、

夜間は朝の5時まで停電です。




復旧工事も、停電では電動工具が使えない。

島の網小医院という病院も、

停電中は診療はできず、

医療器具も使えず、

緊急の時はいったいどうするのだろうと思ってしまう。




我が家のペンションも、

水が出るようになったら

少しずつでも再開しようかなとも思っていても、

地震で傷んだところの修繕も

停電だとかなり遅れてしまいます。


冷蔵庫や冷凍庫は、

スイッチが入ったり切れたりという状況では、

食品の安全上よろしくありません。

製氷機で氷もできません。

こう考えると、復旧復興の大きな妨げになるのは

電力の回復にかかっているといえましょう。



現在、東北電力に話し合いを求めているようですが、

「こういう理由だから、計画停電は譲れません。」

という島民に対して明確な説明はありません。

対応して下さるのは、権限の全くない下っ端社員のみ。

島民も、我慢すべきは我慢する姿勢に変わりはありませんが、

東北電力側の「誠」を見せて欲しいですね。




そうそう、瓦礫の撤去について、

陸海空の自衛隊や役所、

更には県から委託された民間業者が、

調査という名目でたくさんの人達が島に来ました。

その都度私は車で出迎え、

案内、説明をし、年寄りの多い島なので

「よろしくお願いいたします」と頭を下げてきました。

そして震災から50日を過ぎ、

自衛隊も何もかにも、

一切おとぼけを決め込んでいます。

これって、何なのでしょうかね。




結局は、これらの瓦礫の撤去は、

島民有志で取り除きました。

しかも、手作業で。

(海水浴場の方は、現在取り掛かり中)


IMG_0794.jpg

船の待合所辺りの瓦礫も、今は片付きました。



自衛隊のホバークラフトが浜に乗り上げて、

多くの隊員が下りてきて

「我々が大型重機を持ってくれば、すぐに片づけられます。」

なんて言ってて、全く無視。

やはり、島は見捨てられる運命なのでしょうか。

誇り高き大和民族の「誠」を

見せてほしいと思うのは欲張りということか。


この事も、天からの学びのチャンスをいただいているのですね。








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Last updated  2011.05.07 07:39:17
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