あるがままに生きる

ようこそ、お越し下さいました。




今回の震災は、世界中に強烈なインパクトをもって

私達に人類の在るべき姿を問いただされています。

何をと言えば、もちろん私達一人一人の意識ですね。


集合意識、集合的波動

とでも言いましょうか。




「恥を知る」こともなく、

母なる地球を汚し続けてきた私達。

自我をむき出しにしてね。

もっと欲しい、

もっともっとと際限なく

物や金、利便性を追い求めてきた。

それが、豊かさなのだという風に

当たり前の行為とされてきた。




今回の震災は、「気づいてくれよ」という

天からの警告に思えてなりません。



もう、我々人類は

物質的豊かさを追求する段階は

卒業する時期に差し掛かっています。


利便性よりも、

心の充足を第一に

考えていく段階です。




復興復旧って、３月１１日以前に戻ることなのか。

それすら考えなくてはならないと思います。




今、問題になっている

原子力発電についても

このことが言えます。

原発は不要だとする意見がありますが、

そうする為には、今までの電力消費を

半分で生活する覚悟が必要です。


車の生産台数も半分、

お店の数も半分、生活費も半分で

賄っていかなくてはならないかもしれません。

多くの失業者も出る事でしょう。

大変な経済の停滞であっても、

それを乗り越えていく勇気があるのか、

私達は問われます。




しかし、具体的な方策を打ち立てて

行う事も大切かもしれませんが、

本当の意味での復興は

私たち一人ひとりの意識にあると思う。



これからのアクエリアスの時代、

「所有よりも共有」

が大切と思われます。




小中学校の社会科かな、

過去の偉業を残した先人のお話が、

よく教科書に載っていましたね。

あんなことをした、こんなのを残した、○○を発見したと。



表題に書きました

「何のためにそれをしたか」ということ。


「人は、何をしたかではなく、

何の為にそれをしたか」

という事が大切だと思います。



人の行為の美しさは、

その動機にあります。

純粋に自我を捨て去った動機からの発露は、

高次元的波動を有し

集合意識を高めることになるでしょう。




敢えて計算せず結果は求めず、

素直に自身の直観に従った行動は

まさに「ひかり」を放つこととなるでしょう。



３次元という制約の多い地球で

生きて行くという事は、

中々純粋に生きることを

阻まれる環境にあります。

衣食住を充実させ、

その上で「美しい動機」を

選択するのですからね。

だから、この地球が学びの場で

あるという事が良く解ります。




「警告」は学びです。

この震災から、何を学べるのか

という事でしょう。



行為の動機が、

他者への純粋の「愛」

であれば、この学びは

成就されることでしょう。



相も変わらず、

自分さえ良ければという人が多ければ、

この次はどうなるのでしょうか。

あまり考えたくないですね。




日本は、世界に先駆けて

警告を受けました。

それは、世界に範を示せ

というメッセージなのでしょう。



被災した東日本のみならず、

日本中の人達が自身の問題として捉えて欲しい。

それで以って、日本の総意である集合意識として

「日出ずる国」に相応しい

統合意識に立てるのだと思います。